大和総研、AIマイグレーションツール「Smartrans」の品質統制機能を強化し、大規模システムへの適用を本格化
~変換後資産の保守性・可読性を高め、移行後の運用・保守の効率化を支援~
株式会社大和総研(以下「当社」)は、生成AIを活用したレガシー資産のAIマイグレーションツール「Smartrans(*1)」の機能を拡充しました。今回、変換後のコードが移行先の言語やアーキテクチャに適したアプリケーション構成・記法となるよう最適化する機能を拡充するとともに、品質チェック機能を強化し、変換後資産の保守性・可読性を高めました。あわせて、モダン化した資産の仕様・構成情報を生成AIが参照しやすい形式で整備する機能を拡充し、移行後の保守・改善における生成AIの活用を支援します。また、これらの機能強化を踏まえ、大規模システムのマイグレーションプロジェクトへのSmartransの本格適用を開始しました。
■Smartransの主な機能強化
今回の機能拡充では、主に以下の2点を強化しました。
① 品質統制機能の強化
レガシー資産をモダンなアーキテクチャ上で動作するコードへ変換する際に、移行先の言語特性やアプリケーション構成に適した記述・コーディングとなるよう最適化する機能を拡充しました。これを品質チェック機能と組み合わせることで、品質統制を強化しました。また、既存の現新一致検証機能(*2)と併用することで、出力コードの可読性やソース構造の均質性を高め、変換後資産の保守性向上が期待できます。
② 移行後の保守・改善における生成AIの活用
モダン化した資産の仕様・構成情報を生成AIが参照・解析しやすい形式で整備する機能を拡充し、移行後の保守・影響調査・継続的な改善における生成AIの活用を支援します。
■大規模マイグレーションプロジェクトへの本格適用
当社はこれらの機能強化を踏まえ、長年にわたり運用されてきた大規模システムのマイグレーションプロジェクトにおいて、Smartransの適用を本格的に開始しました。当社では、Smartransを前提としたマイグレーション案件を効率的に進めるため、マイグレーションプロジェクトの計画、開発、運用・保守に至る全工程で再利用可能な標準アセットの整備を進めています。今回の大規模プロジェクトでは、これらの標準アセットを活用し、コード変換を中心とした作業の効率化と品質向上を図ります。
今後は、今回強化したSmartransの品質統制機能と、当社が整備を進める標準的なマイグレーションプロセスを組み合わせることで、案件ごとの業務特性やシステム環境に応じた効率的な移行を支援していきます。これにより、レガシーマイグレーションの高速化・高品質化を継続的に推進し、お客様のビジネスならびに企業価値向上に貢献してまいります。
(*1)Smartrans(スマートランス)とは…
https://itsolution.dir.co.jp/itsolution/s/list/system-renewal/smartrans-MCI7CP7OEPHFG77BL6MTYB3OXZ7M
(*2)現新一致検証機能とは…
AIエージェントがコードコンバートと現新一致検証を自律的に繰り返すマイグレーションプロセスに関する技術で、特許第7829785号を取得済。
以 上

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