地上波タブーのニューメディア『NoBorder』最新回公開 #71
犬猫は家族か商品か?悪徳業者がはびこるペット業界の闇

地上波タブーのニューメディア『NoBorder』を展開する株式会社NoBorder(本社:東京都港区、代表取締役:溝口勇児)は、「#71 【犬猫を燃やして山へ…】“かわいい”を金に変える2兆円市場─人間のエゴが生んだペット業界の闇」を10月31日21:00に公開したことをお知らせいたします。
NoBorderではこれまで、政治、経済、安全保障、社会制度など、日本社会が抱える構造的な課題に切り込み、「真実の輪郭」に迫ってきました。今回の#71では、犬や猫の生体販売、繁殖、血統書、悪質な事業者への規制、飼い主の責任などを通じて、ペット産業と動物の命をめぐる問題を多角的に議論しました。
犬や猫を「家族」と考える人が増える一方、ペットは繁殖され、価格を付けられ、商品として販売されています。その過程で、健康よりも見た目を優先した繁殖や、不適切な飼育環境、売れ残った動物の行方など、さまざまな問題が指摘されています。
ペットショップでの生体販売を禁止すれば、動物の命は守られるのか。それとも、適正に運営されている店舗やブリーダーまで排除することになるのか。犬や猫を商品として流通させる現在の仕組みをどこまで許容するのか。NoBorder#71では、身近でありながら見えにくい、ペット業界をめぐる問題に切り込みました。
#71: 【犬猫を燃やして山へ…】“かわいい”を金に変える2兆円市場─人間のエゴが生んだペット業界の闇
血統書は健康を保証するものなのか
番組ではまず、血統書と純血種の繁殖をめぐる問題が取り上げられました。
獣医師で、ぎふ動物行動クリニック院長の奥田順之氏は、血統書は犬や猫の血統を示すものであり、その個体の健康や適切な繁殖環境まで保証するものではないと説明しました。
また、特定の外見的特徴を求めた繁殖によって、犬や猫が遺伝性疾患や身体的な負担を抱える可能性があると指摘。スコティッシュフォールドの骨軟骨異形成、パグなど短頭種の呼吸器疾患、ダックスフンドの椎間板疾患などを例に、見た目のかわいらしさを優先する繁殖のあり方に疑問を投げかけました。
PETAアジア活動家の今井レイラ氏は、人間の好みに合わせて動物を繁殖させ、商品として販売する行為そのものを見直す必要があると主張しました。
一方、体感型動物園iZoo園長の白輪剛史氏は、すべてのブリーダーやペットショップに問題があるわけではなく、法令や飼育基準を守り、動物の健康管理に努めている事業者もいると説明しました。問題のある業者と適正な事業者を区別し、悪質な行為を厳しく取り締まるべきだとの考えを示しました。
ペットショップでの生体販売は禁止すべきか
ペットショップで犬や猫を販売する現在の仕組みについても、出演者の意見は分かれました。
今井氏は、命を商品として陳列し、衝動的な購入を促す生体販売のあり方に反対しました。動物を人間が所有する「物」ではなく、ともに暮らす存在として捉え直す必要があると訴えました。
港区議会議員の斎木陽平氏は、店舗で動物を見た消費者がその場で購入する現在の販売方法が、安易な飼育開始や飼育放棄につながる可能性を指摘。生体販売を段階的に縮小することも検討すべきではないかと問題提起しました。
ノンフィクションライターの窪田順生氏は、店頭で動物を陳列する販売方法から、飼育希望者の適性や生活環境を確認したうえで引き渡す仕組みへ移行すべきだとの見方を示しました。
一方で白輪氏は、ペットショップには、動物の飼育方法を説明し、購入後の相談に応じる役割もあると反論しました。登録や施設基準など既存の規制があることにも触れ、生体販売そのものを一律に禁止するのではなく、違反する事業者への監督と処分を徹底すべきだと主張しました。
悪質なブリーダーを取り締まることはできるのか
番組では、劣悪な環境で犬や猫を繁殖させる、いわゆる「悪質ブリーダー」の問題も議論されました。
奥田氏は、動物愛護管理法に基づく規制が存在していても、不適切な繁殖や飼育が疑われる事業者を把握し、実際の処分や刑事責任につなげることには難しさがあると説明しました。そのうえで、明確な違法行為が確認された場合には、行政指導にとどまらず、刑事告発を含む厳しい対応が必要だとの考えを示しました。
白輪氏も、適正な事業者が存在する一方、ルールを守らない業者が業界全体への不信を招いていると指摘しました。
規制を新たに設けるだけで問題は解決するのか。それとも、現在の制度を実効性のある形で運用し、悪質な業者を市場から排除することが先なのか。番組では、法制度と現場の運用の間にある課題が浮き彫りになりました。
売れ残った動物はどこへ行くのか
売れ残った犬や猫などを事業者から引き取る、いわゆる「引き取り屋」の存在についても問題提起がありました。
窪田氏は、自身の取材に基づく見方として、ペットショップやブリーダーから動物を有償で引き取りながら、十分な飼育を行わない悪質な業者が存在する可能性を指摘しました。さらに、動物の処分をめぐって外部から実態が見えにくい仕組みが生まれているのではないかと問題提起しました。
一方、白輪氏は、保護活動を行う団体の中にも、適正な飼育や収容能力について確認が必要なケースがあるとの見方を示しました。
なお、番組内で示された「引き取り屋」をめぐる重大な主張は、出演者の取材や見解に基づく問題提起です。番組内では、特定の団体や個人による違法行為が確定した事実として示されたものではありません。
生体販売の出口で、売れ残った動物がどのように扱われているのか。繁殖から販売、引き取り、保護に至るまで、命の行方を追跡できる透明な仕組みが必要ではないかという問いが投げかけられました。
飼い主にも資格や教育が必要か
業者への規制だけでなく、動物を迎える飼い主側の責任も大きな論点となりました。
元TBS最年少プロデューサーの和田悟氏は、犬や猫を飼う前に、必要な知識や飼育環境を確認する資格制度や講習制度を設けるべきではないかと提案しました。
番組では、海外で導入されている飼育前の講習なども参考にしながら、衝動的な購入や飼育放棄を防ぐ仕組みについて議論しました。
NoBorder CEOの溝口勇児は、ペットが人に与える喜びや支えの大きさにも触れ、生体販売を全面的に禁止することには慎重な姿勢を示しました。その一方で、動物を虐待する事業者や飼い主については、厳しい処罰が必要だと述べました。
動物を守る責任を、事業者だけに求めるのか。飼い主にも一定の知識や覚悟を求めるべきなのか。ペットを家族として迎えることの責任が問われました。
ペットのクローンは「家族を取り戻す」ことなのか
終盤では、亡くなったペットと同じ遺伝情報を持つクローン動物についても議論しました。
和田氏は、大切なペットを失った飼い主の中には、高額な費用を払ってでも同じ遺伝情報を持つ動物を求めたい人がいるのではないかと指摘しました。
一方、今井氏は、クローン動物は元のペットと同じ遺伝情報を持っていても、記憶や経験、性格まで同じ存在になるわけではないと説明。新たな動物を人間の希望のために生み出すことの倫理的な問題を指摘しました。
命は複製できる商品なのか。それとも、一頭一頭が代替できない存在なのか。ペット産業と科学技術の発展が突きつける新たな問いについても意見が交わされました。
今回の議論が問いかけるもの
今回の#71が問いかけたのは、ペットショップやブリーダーを一方的に否定することでも、現在のペット産業を無条件に肯定することでもありません。
血統や見た目を優先する繁殖は、どこまで許されるのか。
ペットショップでの生体販売は禁止すべきなのか。
悪質な事業者を、どのように見分け、取り締まるべきなのか。
売れ残った動物の行方を、誰が確認するのか。
動物を迎える飼い主にも、資格や教育が必要なのか。
犬や猫を「家族」と呼びながら、商品として生産し、流通させる社会。その矛盾とどう向き合うべきなのか。NoBorder#71では、動物の命を守るための規制と、適正な事業者や飼い主の自由をどう両立させるのか、ペット業界のあり方を根本から問い直しました。
出演者情報
本エピソードには、動物医療の現場を知る獣医師、ペット業界や動物福祉をめぐる問題に取り組む活動家、動物園経営者、ジャーナリスト、地方議員、メディア制作者が集結しました。
PETAアジア活動家の今井レイラ氏は、動物を商品として繁殖・販売する仕組みや、動物を人間の所有物として扱う考え方について問題提起しました。
NoBorderオブザーバーの上杉隆は、ペット産業をめぐる政治や行政、メディアとの関係について自身の見方を示しました。
獣医師・ぎふ動物行動クリニック院長の奥田順之氏は、純血種の繁殖に伴う健康上のリスクや、悪質なブリーダーへの対応、飼育放棄をめぐる現場の課題について説明しました。
ノンフィクションライターの窪田順生氏は、ペットショップでの生体販売や、売れ残った動物を引き取る業者をめぐる問題について、取材に基づく見方を示しました。
港区議会議員の斎木陽平氏は、生体販売の段階的な縮小や、動物を迎える際の責任を担保する制度について意見を述べました。
体感型動物園iZoo園長の白輪剛史氏は、適正に運営されているペットショップやブリーダーの役割を説明し、生体販売の一律禁止ではなく、悪質な事業者への取締りを強化すべきだと主張しました。
元TBS最年少プロデューサーの和田悟氏は、動物を迎える飼い主に対する資格・講習制度や、ペットのクローンを求める人々の需要について問題提起しました。
【出演者情報】
司会:
溝口勇児(NoBorder CEO)
上杉隆(NoBorderオブザーバー)
小島みゆ(NoBorder広報)
出演者:
今井レイラ 氏(PETAアジア活動家)
奥田順之 氏(獣医師・ぎふ動物行動クリニック院長)
窪田順生 氏(ノンフィクションライター)
斎木陽平 氏(港区議会議員)
白輪剛史 氏(体感型動物園iZoo園長)
和田悟 氏(元TBS最年少プロデューサー)
視聴者参加型企画(アンケート)
番組公開後、NoBorder公式Xでは視聴者アンケートを実施しています。番組を通じて、視聴者自身が考え、表明する場を提供していますので、ぜひご参加ください。
NoBorder公式X :https://x.com/NoBorder_info
NoBorder公式アプリのご案内
NoBorderでは公式アプリの運用を開始しています。公式アプリでは、以下のような番組の裏側や深掘りコンテンツをお楽しみいただけます。
● 出演者のオフショット
● 未公開カット・限定映像
● 動画公開後のアフタートーク
● 削除された過去回の特別公開
番組本編とあわせて、NoBorderの世界観をより立体的に体験できる場として展開してまいります。
■アプリへのアクセス方法
NoBorder公式アプリは、公式LINEからアクセス可能です。まずは NoBorder公式LINEを友だち追加いただき、LINE内の案内より公式アプリへお進みください。
▼ NoBorder公式LINE
https://lin.ee/rUR8U3T?openExternalBrowser=1
地上波タブーのニューメディア『NoBorder』とは
「NoBorder」は、連続起業家・溝口勇児が命をかけて“真実の輪郭”に迫る、地上波タブーのニューメディアです。既存メディアでは扱いづらいテーマに対し、多様な立場・専門性を持つ論客を迎え、結論ありきではない、多面的な議論を展開しています。
フェイク OR ファクト——
そのBORDERは、あなた自身がひいてください。
◾️配信情報
番組名 :NoBorder
エピソード:#71
タイトル :【犬猫を燃やして山へ…】“かわいい”を金に変える2兆円市場─人間のエゴが生んだペット業界の闇
公開日時 :10月31日 21:00
配信媒体 :YouTube
視聴方法 :無料視聴
視聴URL :https://youtu.be/AZSQYnZP60Y
■ホームページ/公式SNS
公式X :https://x.com/NoBorder_info
公式Instagram :https://www.instagram.com/noborder_jp/
公式YouTube :https://www.youtube.com/@NoBorder_jp
公式TikTok :https://tiktok.com/@noborder_jp?_t=ZS-8xr4GPnWz0Z&_r=1
【株式会社NoBorder 概要】
会社名:株式会社NoBorder
代表取締役:溝口勇児
事業内容: ジャーナリズムメディアの企画・制作・配信
お問い合わせ先:info@no-border.jp
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