ラクス、インドネシアSaaS企業CPSへ出資

株式会社ラクス

2024年12月13日 10時00分

株式会社ラクス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：中村崇則、以下「当社」）は、会計を中心とするERP SaaS「Accurate」を提供するインドネシアの企業、PT. Cipta Piranti Sejahtera社（本社：インドネシアタンゲラン、代表取締役Yosep Stephen Sugianto、以下「CPS」）に出資することを決定しました。なお、持分比率は14.9％となります。

CPS出資の背景

インドネシアの人口は約2.7億人と世界第四位の規模を誇り、平均年齢も30歳前後と活力があり、今後の経済成長が期待される市場の一つです。直近の一人当たりGDPでも毎年約4％前後の成長を見せており、2023年のクラウド市場規模は9億3,363万米ドルに達し、さらなる発展が期待されています。
CPSはインドネシア国内でも有数のSaaS企業であり、特に主力の提供サービスであるERP SaaS「Accurate」は著しい成長を実現しています。

ラクスは「ITサービスで企業の成長を継続的に支援する」というミッションのもと、ITサービスの提供による日本国内のお客様の業務効率化に貢献しており、CPSへの出資を通じて、得意分野であるバックオフィスのクラウドサービスの企画・開発・提供のノウハウを活かしインドネシア国内のユーザーの業務効率化についても貢献していけると考えています。

参考資料

World Bank GROUP GDP growth (annual %) - Indonesia

インドネシア中央統計局(BPS)

外務省　インドネシア共和国（Republic of Indonesia）

アジア大洋州局地域政策参事官室　目で見るASEAN－ASEAN経済統計基礎資料－

代表取締役　Yosep Stephen Sugianto氏より

このたび、CPSとラクスが戦略的パートナーシップを締結したことを嬉しく思います。この提携により、両社はインドネシアのより多くの中小企業の成長を支援し、SaaS業界の進化を加速させていくでしょう。

ラクスのSaaSビジネス全般に関する経験・知識と、インドネシアのダイナミックな中小企業市場について深い理解のあるCPSの強みを融合させ、信頼の高い技術と価値の提供により今までにない規模での市場開拓を目指していきます。インドネシア市場のDX化の未来をともに描き、両社の成長と技術革新をもって実現できることを楽しみにしています。