【城東テクノ】防火天井点検口に「60分準耐火構造・強化天井対応品」が新登場!
木造三階建共同住宅や強化天井を採用する建物でも、ボックス状の防火被覆を現場製作せずに防火被覆の連続性を確保。
城東テクノ株式会社(本社:大阪府大阪市中央区 代表取締役社長:末久 泰朗)は、60分準耐火性能を発揮し、強化天井にも対応できる(※)『防火・気密型天井点検口(60分準耐火構造・強化天井対応品)』を2025年3月3日より発売いたしました。
※当社試験による。本製品は認定品ではございません。

■開発背景
準耐火構造は、せっこうボードなどの防火被覆を連続させることで木造躯体の燃焼を抑制していることから、天井点検口においても防火被覆の連続性を保つための納まりが必要になります。
城東テクノでは、2021年に『45分準耐火構造対応品』の発売を開始しておりますが、木造三階建共同住宅などの60分準耐火建築物や強化天井を採用する建物でも、防火被覆の連続性を確保できる天井点検口を求める声を多く頂き開発に着手しました。
■製品特徴
各種告示仕様で防火試験を実施し、防火被覆ラインに取り付けても防火上の欠点にならない60分準耐火構造・強化天井対応の天井点検口です。
①防火被覆の連続性の確保
素材をアルミから鉄に変更し、熱膨張性シートを付けることで防火性能を発揮。防火被覆の連続性を確保できます。

②施工の簡略化
現場製作のボックス状の防火被覆を設ける方法に比べ、本製品を取り付けるだけで防火被覆の連続性を確保できるため省施工に繋がります。

③点検後も安心
ボックス状の防火被覆の場合、点検後にせっこうボードのフタが元の位置に戻されるか不安がありますが、本製品はボックス状の防火被覆が不要なため、点検後も確実に防火被覆の連続性を確保でき管理上安心です。
■監修者のコメント
同製品は、桜設計集団一級建築士事務所 代表 安井 昇 氏に監修していただいています。

木造の準耐火建築物では、せっこうボード等の防火被覆の連続性を確保することで、木造躯体が燃焼することや、隣室や隣家に延焼することを抑制しています。
実建物では、コンセントやスイッチ、照明などの設備機器や天井点検口を設けますが、その際には、防火被覆の切欠き部分が弱点とならないような工夫が必要です。日本建築センター発刊の「木造建築物の防・耐火設計マニュアル」には、それらの工夫の一例とせっこうボード切欠き部の防火補強時に確保すべき目標性能が記載されています。
本製品はその性能を確保した天井点検口であり、建物の維持管理と防耐火性能を両立できる製品です。
■製品仕様

※一部ご使用いただけない告示仕様がございますので、当社WEBサイトやカタログに掲載している対応する告示仕様をご確認いただき、本製品をご使用ください。
■会社概要
社名:城東テクノ株式会社
代表:代表取締役社長 末久 泰朗
創業:1961年10月
資本金:1億円
本社所在地:大阪府大阪市中央区今橋3丁目3番13号 ニッセイ淀屋橋イースト14階
WEB: https://www.joto.com
本製品に関するお問い合わせは下記フリーダイヤルまで
0120-106011
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