百貨店業界が垣根を越えてDEI推進「11月22日は、いいふうふの日」いろんなふうふにイイね!を贈ろう。同性婚(結婚の平等)について知る・見る・考える展示イベント日本百貨店協会とコラボ、新宿髙島屋で開催
~日本百貨店協会加盟の他百貨店でも告知~パネル展示:2024年11月13日(水)~11月22日(金)◆トークイベント:2024年11月16日(土)13時-13時半/15時-15時半 於:髙島屋新宿店
結婚の平等(同性婚の法制化)実現を目指す、公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に(以下、マリフォー)は、一般社団法人日本百貨店協会とコラボした多様性応援キャンペーン「11月22日は、いいふうふの日~いろんなふうふにイイね!を贈ろう~」を2024年10月1日(火)~11月22日(金)に開催します。期間中、全国の百貨店にてLGBTQ+など性的マイノリティへの理解促進・啓発のため共通ロゴ・コピーを使用したサイネージ等のビジュアル展開の他、新宿髙島屋にて11月13日(水)~11月22日(金)にいいふうふの日をテーマにしたパネル展示、11月16日(土)にトークイベントを実施します。
◆「いいふうふの日」に百貨店業界が賛同
11月22日は「いいふうふの日」。従来、”いい夫婦の日”として親しまれてきましたが、男女に限らず愛し合う全てのふうふを祝福するために「いいふうふの日」とひらがなで表記し、マリフォーをはじめ全国のLGBTQ+の支援団体が11月22日に様々な企画をしてきました。
近年、賛同の輪と取り組みが拡大しており、この度初めて企業の業界団体とのコラボが実現。日本百貨店協会が結婚の平等に賛同したことをきっかけに本企画「11月22日は、いいふうふの日~いろんなふうふにイイね!を贈ろう~」を実施するに至りました。
◆「11月22日は、いいふうふの日~いろんなふうふにイイね!を贈ろう~」
本企画では、いいふうふの日をきっかけに日本百貨店協会が、誰も取り残されない社会、すべての人が平等で公平な社会を目指して、LGBTQ+への理解促進のため様々な取り組みを実施。新宿髙島屋で同性婚を啓発するパネル展示「11月22日は、いいふうふの日~いろんなふうふにイイね!を贈ろう~」を2024年11月13日(水)~11月22日(金)に実施する他、11月16日(土)にタレント・エッセイストで東京大学大学院情報学環客員研究員の小島慶子さんなど様々なゲストをお呼びしたトークイベントを実施します。
また、日本百貨店協会に加盟している全国の百貨店が企業の枠を越えて、いいふうふの日を啓発する下記のビジュアルポスターを告知していく予定です。その他、協会では会員店に対する「LGBTQ+と性の多様性」セミナーの開催や百貨店スタッフ向けた「LGBTQ+勉強会」(オンデマンドWebセミナー)を公開も実施。業界全体でLGBTQ+に関する理解促進・啓発活動を盛り上げていきます。
ポスタービジュアル
百貨店は、昔から人に寄り添い、
一人ひとりの生き方、個性を大切にしてきました。
時代に合わせて進化・挑戦してきた百貨店ですが、
お客さまの価値観や家族のあり方にも変化が生まれてきました。
いま、幸せな人生を送りたい!と願うカップルは、
女性と男性の異性カップルだけではありません。
同性同士も含めた多様なカップルが、ともに社会に暮らしています。
「いいふうふの日」
より多くの生き方を応援するために。
さあ、いっしょに、いろんなふうふにイイね!を贈ろう。
◆開催概要
■日 時:
【パネル展示】 2024年11月13日(水)~11月22日(金)
【トークイベント】2024年11月16日(土)13:00-13:30/15:00-15:30の2回開催
■場 所:髙島屋新宿店2階 ウェルカムゾーン
■主 催:公益社団法人 Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
特定非営利活動法人カラフルブランケッツ(パネル展示)
■協 力:一般社団法人日本百貨店協会
■制作協力:電通+電通ライブ(パネル展示)
「11月22日は、いいふうふの日 ~いろんなふうふにイイね!を贈ろう~スペシャル・トークイベント」
■登 壇 者 :
エッセイスト/東京大学大学院情報学環客員研究員 小島 慶子
女装パフォーマー/ライター ブルボンヌ
KANE and KOTFE(カネコフェ) (※15時の部のみ)
特定非営利活動法人カラフルブランケッツ 理事長 井上ひとみ/副理事長 瓜本 淳子(ひとじゅん)
(※13時の部のみ)
寺原 真希子 公益社団法人Marriage For All Japan –結婚の自由をすべての人に 代表理事
◎ 私たちだって“いいふうふ”になりたい展 in 新宿髙島屋2024
日本では、戸籍上の性別が同じ2人は結婚できません。結婚という法的な保障がないために、暮らしていくうえで様々な問題があり、今現在困っている同性カップルがたくさんいます。例えば、遺産を相続できない、一緒に育てている子どもが法律上は赤の他人になる、パートナーやその子どもの命にかかわるときにそばにいられない、など…。
この展示会では、結婚できない同性カップルの困りごとや結婚できない今をより安心して生きるための方法、そして、同性カップルの想いを紹介します。また、「同性婚(結婚の平等)はなぜ必要?」「同性パートナーシップ制度との違いは?」「同性カップルは何に困っている?」など同性婚に関する様々な疑問に答えるパネルも展示。全国にいる愛し合っているにも関わらず”ふうふ”になれない、当事者カップルの生の声を届けします。
登壇者プロフィール
小島 慶子
エッセイスト/東京大学大学院情報学環客員研究員
1972年、オーストラリア生まれ。幼少期は日本のほか、シンガポールや香港で育つ。
学習院大学法学部政治学科卒業後、1995年にTBSに入社。アナウンサーとしてテレビ、ラジオに出演する。1999年 第36回ギャラクシーDJパーソナリティー賞を受賞。ワークライフバランスに関する社内の制度づくりなどにも⻑く携わる。2010年に独立後は各種メディア出演のほか、執筆・講演活動を精力的に行っている。
『AERA』『VERY』『日経ARIA』 など連載多数。著書に『解縛(げばく)』『るるらいらい』、新刊対談集『おっさん社会が生きづらい』(PHP出版) ほか多数。
東京大学大学院情報学環客員研究員としてメディアやジャーナリズムに関するシンポジウムの開催なども行っている。
ブルボンヌ
女装パフォーマー/ライター
1971年生まれ、岐阜県出身。早稲田大学在学中の1990年、ゲイのためのパソコン通信ネットを開設。ゲイ雑誌『Badi』の主幹編集時には、誌面でゲイ当事者の顔出しや神前ウェディング、国会議員へのインタビューなどを企画。同時に女装パフォーマー集団を主宰し、現在は新宿2丁目と渋谷PARCOでセクシュアリティフリーMIXバー「Campy!bar」グループをプロデュース。
NHK EテレのLGBTQ・ジェンダー問題を扱う番組や、バラエティ・情報番組、ラジオパーソナリティなどのメディア出演。雑誌・Webメディアへの連載。企業内セミナー、全国自治体や大学・高校でのLGBTや性の問題に関する講演活動、東京・金沢・沖縄など全国のLGBTQプライドイベントでのMCも務める。
多様性をテーマにしたInterFM『Find Your Colors』MC、『阿佐ヶ谷アパートメント』(NHK)住人役、福祉を身近に感じるNHK Eテレ『フクチッチ』秘書役などのテレビ番組にレギュラー出演中。『オレンジページ』『岐阜新聞』連載中。共著作『別冊NHK 100分de名著 わたしたちの手塚治虫』では「愛と性の章」を担当。『ラジオ保健室 10代の性 悩み相談BOOK』(リトルモア社)では進行役として登場。LGBT問題を扱った連続ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)キャラクター監修。
『探検バクモン』(NHK総合)新宿2丁目文化ガイド役(ギャラクシー賞受賞)
『夏休み!ラジオ保健室〜10代の性 悩み相談〜』(NHKラジオ第1)総合司会(NHK放送総局長特賞受賞)
日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門中央審査員(2022,23,24年)
KANE and KOTFE(カネコフェ)
交際13年目の元消防士と元警察官の同性カップル。LGBTQ+がどんな場所にもいることを伝えるため、YouTubeやSNSでの発信、企業や自治体、教育機関等での講演活動を行っている。また、メディア・イベントへの出演や、二人の専門スキルを活かした防犯や防災を取り入れた護身術講座の開催など、多岐にわたる分野で精力的に活動中。
2024年2月、関西テレビ制作ドキュメンタリー『元警察官と元消防士のゲイカップルが伝える理由』がアジアテレビ賞(ニュースリポート部門)で最優秀賞を受賞。
井上ひとみ・瓜本淳子(ひとじゅん)
特定非営利活動法人カラフルブランケッツ理事長・副理事長
1979年生まれ、交際14年目のレズビアンカップル。本業は獣医師と動物看護師。2015年にレインボーフェスタ!で公開結婚式を挙げたのを機にカミングアウトし、同性愛に偏見をもつ人も当事者が身近にいることを知ると変わってくれた経験から全国で講演活動を開始する。2019年にNPOを立ち上げ、同性婚について知ってもらうための展示会「私たちだって“いいふうふ”になりたい展」を全国で開催。NHK「超多様性トークショー!なれそめ」、読売テレビ「かんさい情報ネットten」「ウェークアップ」、関西テレビ「報道ランナー」などに出演
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、大阪日日新聞、京都新聞、神戸新聞、ハフポストなど記事掲載多数
寺原 真希子
公益社団法人Marriage For All Japan –結婚の自由をすべての人に 代表理事
弁護士(弁護士法人東京表参道法律会計事務所)。東京大学法学部卒業後、長島・大野・常松法律事務所・メリルリンチ日本証券株式会社のインハウスローヤーなどを経て、2010年、弁護士法人東京表参道法律会計事務所共同代表。11年より選択的夫婦別姓訴訟弁護団(22年より弁護団長)。2019年より「結婚の自由をすべての人に」訴訟東京弁護団共同代表。結婚の平等(同性婚の法制化)の実現に向け、全国5か所で進行中の法律上同性同士の結婚を求める「結婚の自由をすべての人に」訴訟のPR支援、国会議員への働きかけ、世論喚起を活動の柱とする。
第4回チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞入賞。
◆Marriage For All Japan(マリフォー)について
性のあり方に関わらず、誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動しています。2019年2月提起の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団に所属する弁護士の一部と、社会課題の解決に取り組む様々な専門家等のプロフェッショナルによって、結婚の平等(同性婚の法制化)を実現させるために設立されました。
「2人で一生を共に生きていきたい」と考えたとき、カップル双方が結婚したいと望めば結婚することができ、また、結婚という形をとらないことを望むならば結婚を強制されないということ。それが「結婚の自由」です。
「Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」という法人名は、そのような結婚の自由(結婚という選択肢)が、異性カップルであるか同性カップルであるかにかかわらず、平等に用意されるべきであるという思いを表したものです。私達は、この「結婚の自由をすべての人に」訴訟をPRという形でサポートするほか、イベントやセミナー、メディア出演、調査研究、ロビイングなどを通じて、結婚の平等(同性婚の法制化)の実現を目指します。
・名称:公益社団法人 Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
・設立:2019年1月
・代表理事:寺原真希子・三輪晃義
・理事:上杉崇子・加藤丈晴・前田信・松中権・柳沢正和
・公式ホームページ:https://www.marriageforall.jp/
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