クオンタムソリューションズ、約4.94億円の払込が完了、国内AIDC事業の立ち上げを前進
―Blackwell関連で最大約14.79億円、NVIDIA B300 GPUサーバー32台分の製造枠・供給確保に向けた資金基盤を強化―

クオンタムソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大澤梅嘉、東証スタンダード:2338、以下「クオンタムソリューションズ」または「当社」)は、2026年8月24日、Blackwell Cloud Co., Limited(以下「Blackwell」)を割当先とする第三者割当による新株式及び第16回新株予約権について、合計493,651,860円(約4.94億円)の払込みが完了したことをお知らせします。
今回の払込完了により、新株式4,046,000株の発行による485,520,000円及び第16回新株予約権の発行による8,131,860円が当社に払い込まれました。
さらに、第16回新株予約権がすべて行使された場合には985,680,000円の追加資金を調達することとなり、Blackwellを割当先とする新株式及び第16回新株予約権による資金調達規模は、最大約14.79億円となります。
払込完了により、AIDC事業の初期投資を具体化
当社は、日本国内においてNVIDIA B300 GPUサーバーを活用したGPUコンピューティングサービス、AIインフラサービス及びデータセンターサービスの提供を計画しています。
新株式発行により調達した資金については、AIDC事業の初期立ち上げに必要となるGPUサーバーの調達を進めるため、NVIDIA B300 GPUサーバー32台分の製造枠及び供給を確保するための前払金の一部に充当する予定です。
また、第16回新株予約権がすべて行使された場合には985,680,000円の追加資金を調達することとなり、当該資金については、内装・設備工事、ネットワーク機器、ストレージ機器、ソフトウェア、設置費用及び運転資金等に順次充当し、GPUコンピューティングサービス及びAIインフラサービスの提供に必要となる設備・運営体制の構築を進める予定です。
なお、第16回新株予約権の行使時期及び行使数量には不確実性があることから、当社はAIDC事業の開始自体を同新株予約権の行使に依存しない計画としており、新株式発行による調達資金及び借入資金等を活用して事業の立ち上げを進める方針です。
日本市場で高性能GPUを活用する事業機会
生成AIの開発・社会実装が広がる中、高性能な計算資源は、AIモデルの開発・推論、研究開発、製造業におけるシミュレーション、コンテンツ制作など、幅広い用途を支える重要な基盤となっています。
日本国内においても、経済産業省及びNEDOがGENIACを通じ、国内の基盤モデル開発に必要な計算資源の提供を支援するなど、AI開発及び社会実装を支える計算基盤の整備が進められています。当社は、こうした市場環境を踏まえ、日本国内におけるAIDC事業の事業基盤構築を段階的に進めてまいります。
AIDC成長投資と既存資金調達スキームの見直しを並行して実施
Blackwellを割当先とする新株式及び第16回新株予約権によるAIDC関連の資金調達規模は、第16回新株予約権がすべて行使された場合、最大約14.79億円となります。
これとは別に、当社はCVI Investments, Inc.(以下「CVI」)を割当先として第17回新株予約権60,000個を発行しており、同新株予約権がすべて行使された場合の資金調達額は約18.01億円です。
第17回新株予約権による調達資金は、第13回新株予約権において既に公表していたデジタルアセット事業における暗号資産(イーサリアム)の取得資金を承継するものであり、AIDC事業向けの資金とは区分されます。
新株式、第16回新株予約権及び第17回新株予約権による資金調達規模は、第16回及び第17回新株予約権がすべて行使された場合、最大約32.8億円となります。
これにより当社は、AIDC事業への成長投資を進めるための資金基盤を強化するとともに、既存の資金調達スキームの見直しを並行して進めています。
潜在株式数の削減を伴うリファイナンス
当社は、CVIが保有する第13回新株予約権の残存する全部108,900個を2026年8月27日付で取得し、同月28日付で全数を消却する予定です。これに代えて、CVIを割当先とする第17回新株予約権60,000個を発行しました。
第13回新株予約権の残存分に係る潜在株式数は10,890,000株である一方、第17回新株予約権の潜在株式数は6,000,000株です。このため、予定どおり第13回新株予約権の取得・消却が完了した場合、本リファイナンスにより潜在株式数は4,890,000株減少することとなります。
また、当社は既存の第4回無担保転換社債型新株予約権付社債について、第6回無担保転換社債型新株予約権付社債へのリファイナンスを実施しました。
第4回新株予約権付社債の繰上償還金額及び第6回新株予約権付社債の発行総額はいずれも2,067,200,000円であり、両債務を相殺する方法により決済しています。このため、本リファイナンスに伴う新たな現金の流入・流出はありません。
今回の一連の資本政策を通じ、当社は成長に必要な資金調達を進めるとともに、既存資本性証券の整理、潜在株式数の削減及び資本・財務基盤の適正化を進めています。
なお、本件の詳細については、当社が2026年8月7日以降公表している第三者割当及び既存資本性証券のリファイナンスに関する各適時開示資料をご参照ください。
※参考:経済産業省・NEDO「GENIAC」における計算資源提供支援に関する公表資料
■ クオンタムソリューションズ株式会社について
クオンタムソリューションズ株式会社(東証スタンダード:2338)は、AIインフラストラクチャ(AIDC)、デジタルアセット及び次世代テクノロジー関連事業に取り組む上場企業です。
AIインフラをはじめとする成長領域における事業基盤の構築を進めながら、中長期的な収益基盤の強化及び企業価値の向上を目指しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
クオンタムソリューションズ株式会社
経営企画部 IR担当 寺田キャサリン
TEL: 03-4579-4059
Email:pr_teams@quantum-s.co.jp
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