地域で子どもたちを包括的に支援する居場所“輪島市内初” の「子ども第三の居場所」「わじまティーンラボ」が開所!
当団体代表の小浦は、小児科医として勤務するかたわら、輪島市内の中学校で学校医を務めてきました。子どもたちと接する中で、少子高齢化に伴い子どもを取り巻く様々なものが縮小しており、十代の子どもたちが気軽に過ごせる場や、悩みを大人に相談できる環境がないことに課題感を感じ、2022年7月に団体を設立しました。設立以来、輪島市において、子どもたちが安心安全に過ごせる居場所づくりの運営、学校で子どもたちに向けた授業や相談事業を行っています。日本財団「子ども第三の居場所」のコンセプトに共感し、建物の改修を行い、この度「わじまティーンラボ」として開設する運びとなりました。
式典では、理事長の小浦が、開所に際して協力いただいた輪島市をはじめとした関係各所の皆様への謝辞と多世代を巻き込んだ新たなつながりづくりへの展望を話しました。日本財団より「子ども第三の居場所」についてご説明させていただいた後、輪島市 坂口茂市長など来賓の皆様から祝辞を賜りました。その後、シンボルモニュメントのお披露目、くす玉割のセレモ二ーを行いました。
「子ども第三の居場所」わじまティーンラボは医療・学校・自治体とのつながりにより、子どもたちの成長に寄与し、包括にケアできることが強みとなっています。改装前に中高生にワークショップを実施し、新しい施設で実現してほしい意見やアイデアを出し合ったことで、子どもたちの希望を形にした施設となっています。子どもたちが自己肯定感を高めながら自分らしくいられる居場所、保護者が子育てに対する不安や悩みを相談できるような居場所を目指しています。
今後は、常勤職員2名、非常勤3名※代表は小児科医、高校生ボランティア2名で運営し、平日の月曜日から金曜日(10:00~20:00)、土日祝(12:00~17:00)に開所します。
施設概要
施設名:わじまティーンラボ
所在地:石川県輪島市河井町23-1-150 2階
対象者:小学校高学年から高校生
開所日時:月~金(10:00~20:00)、土日祝(12:00~17:00)
スタッフ:常勤職員2名、非常勤3名※代表は小児科医
高校生ボランティア2名程度
SNS:https://www.facebook.com/wajima.teen.lab/
https://www.instagram.com/wajima.teen.lab/
https://twitter.com/wajima_teen_lab
わじまティーンラボ シンボルモニュメント ”DREAM TREE”
子どもたち、地域の方々の未来に向けた夢と希望をブロックに記入し
モニュメントにディスプレイします。夢や希望を積み重ねることが
それぞれの未来を彩ることを表しています。
運営主体:特定非営利活動法人 じっくらあと
一人一人が安心して過ごせる居場所づくり、多様な学びや生き方に触れる経験を子どもに関わる各機関、専門職、地域住民を巻き込んで取り組んでいくために、2022年7月に設立。わじまティーンラボの運営、クリニックと連携した”子ども相談窓口”、高校卒業後も含めた輪島の人的資源をつなげる”わじま先輩バンク”、学校と協働した”生きる力を育む授業の実現”、子どもに関わるみなさんとの連携をミッションとして活動しています。
・こども家庭庁「こどもまんなかアクション」のモデル事例として掲載されています
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-mannaka/case/ibasyo/
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-mannaka/case/wakamono/
「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に195ヶ所設置されています。(2023年11月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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