暗号資産投資家の46.2%が手数料を理由に取引所の乗り換えを検討・実施、手数料が高いと感じる最大の理由は「出金手数料」26.4%
国内在住で暗号資産に投資中・投資経験ありの515名を対象に、取引所の手数料に対する不満と乗り換え行動の実態を調査

株式会社Clabo(本社:東京都港区、代表取締役:上野 育真)は、国内在住で暗号資産に投資している、または投資経験のある男女515名を対象に、暗号資産取引所の手数料に対する不満と乗り換え行動に関する独自調査を実施しました。
調査の結果、46.2%の投資家が「手数料が理由で取引所の乗り換えを検討したか、実際に乗り換えた」と回答し、うち115名(全体の22.3%)はすでに乗り換えを実行していたことがわかりました。手数料の何が問題かを尋ねると「出金手数料が高い」が26.4%で最多、「手数料体系がわかりにくい」が22.7%と続き、金額そのものだけでなく体系のわかりにくさが不満につながっている実態が明らかになりました。さらに手数料に関する不安として最も多く挙がったのは「税金との関係が不安」(30.7%)で、手数料が取引コストだけでなく税務処理の負担としても意識されていることが示されました。
手数料が理由の乗り換え検討・実施は46.2%、うち115名はすでに乗り換え済み

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乗り換え状況 |
回答数 |
構成比 |
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実際に乗り換えた |
115名 |
22.3% |
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検討したが乗り換えていない |
123名 |
23.9% |
|
検討したことはない |
57名 |
11.1% |
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検討・実施計 |
238名 |
46.2% |
「検討したが乗り換えていない」層が「実際に乗り換えた」層をわずかに上回っており、不満を感じながらも移行の手間から現状にとどまっている層が一定数存在することがうかがえます。手数料は取引所選びの重要な比較軸になっている一方で、乗り換えの実行までには別のハードルがあることが示されました。
「手数料が高い」と感じる理由は「出金手数料」が26.4%で最多

手数料が高いと感じる理由を尋ねると、「出金手数料が高い」が26.4%で最も多く、「手数料体系がわかりにくい」が22.7%、「スプレッドが広い」が17.9%と続きました。
売買手数料そのものではなく、出金時のコストや体系のわかりにくさが上位に並んだ点が特徴です。取引所ごとにメイカー・テイカー手数料、スプレッド、入出金手数料、送金手数料など複数のコストが併存するため、投資家が総コストを把握しにくい構造が不満の背景にあると考えられます。
手数料に関する不安で最多は「税金との関係が不安」30.7%

手数料に関する不安や不満の内容を尋ねたところ、「税金との関係が不安」が30.7%(158名)で最多となり、「トータルコストが見えにくい」が27.8%で続きました。
暗号資産の売買損益は原則として雑所得として確定申告の対象となり、売買時の手数料は取得価額に含めるか、必要経費として計上できます。しかし取引履歴の把握や手数料の計上方法が複雑なため、手数料は「取引コスト」であると同時に「申告作業の負担」としても意識されている状況が読み取れます。複数の取引所を併用している場合は損益の合算作業がさらに煩雑になり、手数料体系のわかりにくさ(22.7%)がこれに重なる構図です。
手数料が最も高いと感じる取引所は、利用率上位の取引所と重なる

サービス内容も含めて最も手数料が高いと感じる取引所を1つ選んでもらった結果は、GMOコイン15.1%、Coincheck14.0%、bitFlyer12.4%の順となりました。
一方、現在利用している取引所(複数回答)はGMOコイン23.9%、Coincheck20.8%、bitFlyer15.9%、SBI VCトレード7.8%、MEXC5.2%、Bybit4.9%で、「手数料が高いと感じる」上位3社は利用率上位3社と同じ並びでした。利用者が多い取引所ほど言及されやすい構造があるため、この結果は各社の手数料水準の優劣を示すものではなく、あくまで利用者の主観的な評価として捉える必要があります。
利用率で最多となったのはGMOコイン(23.9%)でした。手数料の競争力や操作性、サポート体制を含む総合評価が、取引所の選択に影響している可能性があります。
世代別の乗り換え検討率、Z世代が52.0%で最多

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世代 |
回答数 |
構成比 |
乗り換え検討率 |
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Y世代 |
187名 |
36.3% |
48.0% |
|
氷河期世代 |
147名 |
28.5% |
44.0% |
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Z世代 |
87名 |
16.9% |
52.0% |
|
バブル・新人類 |
77名 |
15.0% |
38.0% |
若い世代ほど手数料を理由に乗り換えを検討する傾向が強く、Z世代(52.0%)はバブル・新人類(38.0%)を14.0ポイント上回りました。情報収集や口座開設をオンラインで完結させやすい世代ほど、比較・乗り換えの心理的コストが低いことが影響していると考えられます。
現在利用中は39.6%、17.7%は「過去に利用していたが現在は利用していない」

取引所の利用状況を見ると、現在利用している層は39.6%(204名)でした。一方で「過去に利用していたが現在は利用していない」層が17.7%(91名)存在しています。
離脱理由は本調査では特定していないため、手数料以外の要因も含まれる点に留意が必要です。
まとめ
今回の調査では、暗号資産投資家の46.2%が手数料を理由に取引所の乗り換えを検討または実施しており、手数料が取引所選びの主要な比較軸になっていることが明らかになりました。不満の中身は「出金手数料が高い」(26.4%)に加えて「手数料体系がわかりにくい」(22.7%)が上位に入り、金額水準だけでなく情報のわかりにくさが不満を生んでいます。
また、手数料に関する不安の最多が「税金との関係」(30.7%)であった点は、手数料が申告や損益計算の負担と結びついて認識されていることを示します。取引所を比較する際は、売買手数料だけでなく出金・送金手数料やスプレッドを含めた総コストを事前に試算し、年間損益レポートなど税務処理を支援する機能の有無までを確認する動きが広がる可能性があります。
■調査概要
調査実施日:2026年2月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:国内在住の男女(暗号資産に投資している人、投資したことのある人)
有効回答数:515名
実施機関:株式会社Clabo
※本リリース中の割合は小数点第2位を四捨五入して表示しています。
■ 暗号資産投資に関する免責事項
本レポートは情報提供を目的としており、いかなる投資勧誘や助言を構成するものではありません。暗号資産投資には高いリスクが存在し、投資判断は自己責任で行ってください。本レポートの内容の正確性、完全性、有用性について、いかなる保証も提供いたしません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の判断で行い、必要に応じて専門家の助言を求めてください。
また、株式会社Claboではウォレットの復旧をはじめとする、セキュリティ対策、保全手順、暗号資産に関する相談を承っております。
暗号資産に関わるお悩みがおありの方はぜひ当社の初回無料相談窓口をご活用ください。
詐欺をはじめとするトラブルについてもご相談いただけますが、以下の公的・行政相談窓口のご活用もご検討ください。
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調査主体:株式会社Clabo
公式レポート:https://www.clabo-inc.co.jp/media/articles/crypto-exchange-fee-dissatisfaction-ranking-survey
プレスリリース:(配信後のURLを記載)
Claboへのご相談(初回無料):https://www.clabo-inc.co.jp/contact
■ 会社概要
株式会社Clabo
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木一丁目4番5号 アークヒルズサウスタワー16階
代表取締役:上野 育真
設立:2025年7月
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