温泉宿の真価は、年老いた親と泊まるとわかる
母に良かれと思って一泊の温泉旅に出かけたが……大浴場が遠いとグチられた、なんて経験ありませんか
親孝行目的の温泉旅なら、あてもなくネットで探すよりターゲットをしぼったガイドブックはいかがですか。
「たまの親孝行に」と温泉宿を選ぼうとネットを彷徨っったあげく、目移りして途方に暮れる方は多いのでは。それに、元気とはいえ最近少し足腰が弱ってきた母の様子を見ると、客室から距離のあるお風呂や、食事の量が多すぎるのも、気がかりの種に。でも、あからさまにシニア仕様のお宿は、雰囲気がもうひとつだったり、肝心の親の気分を損ねてしまうことも……難しいものですね。
スマートな解決法の一つが、露天風呂付きの部屋を選ぶこと。着いた日は大浴場を楽しんで、つい諦めがちなチェックアウト直前の「もうひと風呂」を部屋で楽しめれば満足度アップ。最近は温泉旅館の食の進化もスゴい。都会のレストランのように、メイン料理が選べたり、マクロビメメニューがあったり。これで紅葉や桜、有名寺社など母の願望を満たすポイントがあれば、忘れられない一泊二日になるだろう。上質なお宿は、行くだけで娘の株を上げてくれる。
9月15日に発売の書籍「母と行く、感動の温泉宿」(光文社)は、景色のよい露天風呂付きの客室を多数紹介。食の上質さにもこだわった30軒のお宿は、思い出づくりに一役買ってれるはず。人気モデル・はなさん母娘の水入らず温泉デビュールポや、温泉ビューティ研究家・石井宏子さんのコ
ラムも必読。どうぞ思い出に残る旅に!
「母と行く、感動の温泉宿」(光文社)
HERS編集部・編
定価1400円
ISBN 078-4-334-97948-5
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