人気飼育犬種・猫種ランキング2020を発表!調査開始以来初!連続記録を破り第1位になった犬種とは!?
~注目の小動物ランキングも公開~
【犬部門:1位~10位】
飼育犬種ランキングでは、「ミックス」が2017年の調査開始以来、初の第1位となり、3年連続でトップを保っていた「トイ・プードル」を破りました。
チワワとトイ・プードルのミックス「チワプー」、ポメラニアンとミニチュア・ダックスフンドのミックス「ポメックス」など、小さく愛くるしい姿や、両種の特徴を持ち、純血種とは違った独特な風貌に魅力を感じる方も多いようです。また、3位の「チワワ」から10位の「シー・ズー」までが昨年同様の順位となり、引き続き小型犬が上位の多くを占めています。
*¹ 小型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「小型犬」(12kg未満)
*² 犬Ⅰ:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅰ」(16kg以下)
【猫部門:1位~10位】
飼育猫種ランキングでは、4年連続で「ミックス」が第1位となりました。その他、2018年から1つずつ順位を上げてきた「マンチカン」が第3位へ上がり、ついにトップ3にランクインしました。また、8位の「ミヌエット」、9位の「サイベリアン」が初のトップ10入りを果たしました。特に9位の「サイベリアン」は、調査を開始した2017年の28位から4年で19位も順位を上げ、大幅にランクアップしています。セミロングでふさふさの被毛に覆われた大型の猫「サイベリアン」はとても賢いうえに愛情深く温和な性格が多く、子どもとの相性も良いとされ、遊び相手になってくれることもあり、その親しみやすい性格に惹かれる方が増えているのかもしれません。
猫はペットショップで純血の猫種を迎え入れるよりも「拾った、迷い込んできた」という入手経路が最も多く(参考:ペットフード協会調べ)、コロナ禍においてはSNSや動画配信などで「オンライン譲渡会」を開催する取り組みも増えています。こうした経路も、4年連続で猫種1位が「ミックス」であることに影響を与えている可能性もあります。
*³ ミックス:純血種同志を組み合わせている猫、日本猫、雑種の猫を含みます。
また、犬・猫それぞれの11位以下のランキングは以下の通りです。
【犬部門:11位~30位】
昨年同様、トップ10に引き続き、11位から30位まで小型犬種が多数ランクインしました。特に、「イタリアン・グレーハウンド」(19位→16位)、「ジャック・ラッセル・テリア」(21位→19位)など、運動量が多い犬種が昨年と比べランクアップした他、スタンダードな「ダックスフンド」が初のランクインを果たしました。利口で人を和ませてくれる陽気な性格から家庭犬としても優秀な「ダックスフンド」ですが、脊椎の病気や目の病気になりやすい傾向もあるため、普段から注意してあげることも大切です。
*⁴ 中型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「中型犬」(12kg以上20kg未満)
*⁵ 犬Ⅱ:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬Ⅱ」(16kg以上31kg以下)
【猫部門:11位~30位】
昨年に引き続き、大型種や長毛種の猫種も多くランクインしました。26位には、綺麗なレオパード柄と短足が特徴の、「ジェネッタ」が初のランクインを果たしました。また、18位の「スコティッシュ・フォールド・ロングヘア」(23位→18位)、19位の「スコティッシュ・ストレート」(26位→19位)は大幅にランクアップし、2位の「スコティッシュ・フォールド」に続いて順位が上がってきています。ただし、折れ耳の「スコティッシュ・フォールド」は、骨軟骨異形成症等の遺伝性疾患のリスクなども示唆されており、猫種によって疾患リスクは様々なので、それらをしっかりと理解したうえで迎え入れることが必要です。
【番外編:小動物部門】
昨年に引き続き、エキゾチックアニマル*⁶が対象となる当社のペット保険「うちの子キュート」*⁷へ加入いただき、契約が開始された小動物のランキングも発表いたします。
小動物の中でも特に人気の「うさぎ」のランキングでは、1位から3位まで昨年と同じ顔ぶれとなりました。第1位の「ネザーランドドワーフ」は絵本などで人気のキャラクターモチーフとなっており、今年は新作映画の公開も控えるなど、引き続き注目の品種です。小柄でタレ耳が特徴的な第2位の「ホーランドロップ」、小柄な品種のミックスのため、大きさ・性格もバラバラで独自の特徴を持つ第3位の「ミニうさぎ」など、個性豊かなうさぎ種は2年後の“兎年”に向けて今後さらに人気が高まっていくのではないでしょうか。
「鳥」のランキングでは、赤いくちばしと真っ白のほっぺが特徴の「ブンチョウ」が第3位となり、昨年3位の「コザクラインコ」を抜き、トップ3入りを果たしました。「ネズミ」のランキングでは、第1位の「チンチラ」から第3位の「ラット」まで昨年と同じ順位となり、引き続き人気の3種となっています。
また、うさぎ・鳥・ネズミ全体の加入数は、昨年よりも1.3倍増加しています。これからの「新しい生活様式」においては、居住環境や生活スタイルに比較的制限のない小動物への需要もさらに高まっていくことが予想されます。
*⁶ 犬・猫以外のペットとして飼育されている小型哺乳類、爬虫類、鳥などの小動物の総称。
*⁷ 2018年4月より販売開始したエキゾチックアニマルを対象とするペット保険。ペットショップ代理店限定商品。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、「新しい生活様式」が求められるようになり、日常生活が大きく変化した年となりました。外出自粛やテレワークにより在宅時間が増えたことで、ペットを飼育する環境を整えることができ、このタイミングでペットを家族として迎えた方も多いのではないでしょうか。その一方で、日本各地で飼育が困難になる多頭崩壊や、安易に飼い始めたことによる飼育放棄などをニュースで目にする機会も多くなっています。
また、近年犬や猫の平均寿命は延び、ペットの高齢化に伴いシニア期の介護も増えています。これからペットを飼育する際はそれぞれの品種の特徴等を考慮し、責任をもって終生飼養できるかしっかりと未来を考え、ご家庭や生活スタイルにあったペットを迎え入れることをおすすめします。
アイペットが運営する専門家監修の犬・猫の情報サイト「ワンペディア」「にゃんぺディア」では、ペットの健康に関する情報や、ペットとのおうち時間の遊び方なども掲載しておりますので、こちらもご参照ください。
ワンペディアはこちら:https://wanpedia.com/playing-at-home/
にゃんペディアはこちら:https://nyanpedia.com/pleying-at-home/
アイペットでは今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けてまいります。
【調査方法】
2020年1月1日~2020年12月31日にアイペットの保険にご加入いただき、保険契約が開始された犬・猫・うさぎ・鳥・ネズミの品種を集計
※ランキング表の( )内は昨年度の順位を表しています。
※今回の調査より、「日本猫」は「ミックス」として集計しています。
■昨年のランキングはこちらからご覧いただけます。
2019年人気飼育犬種・猫種ランキング:https://www.ipet-ins.com/info/24025/
■会社概要
商 号 : アイペット損害保険株式会社
代 表 者 : 代表取締役社長 山村鉄平
所 在 地 : 〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル
設 立 : 2004年5月
事業内容 : 損害保険業
資 本 金 : 4,119百万円(2020年9月30日現在)
U R L : https://www.ipet-ins.com/
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