国内最大規模 約34万人の疾患情報パネルをリニューアル 未病~疾患~介護情報までを幅広く聴取
IRB審査済みで疫学的研究にも利用可能なデータ
MHPは、疾患に関する国内最大規模のアンケートデータであり、(1)一般生活者の疾患情報に関する大規模調査(General Field)、(2)何らかの症状・疾患で入通院中の方に対して生活にもっとも影響を及ぼしている疾患に関する深掘調査(Patients Field)と(3)ご家族に何らかの症状・疾患があり介護されている方に対しての介護に関する深堀調査(Care Field)の3種から構成されています。回答者への追跡調査は、より深いインサイトの獲得を可能にすると共に、電子カルテ情報やレセプトデータなどの大規模データベースでは含まれないデータ(年収などの属性情報やQOLに関連する情報など)も多く、社会的に重要な意味を持つ分析も可能です。
聴取対象の追加により700を超える症状・疾患を調査し、より幅広い領域でご活用いただけるようになっております。
また、研究倫理審査委員会(以下「IRB」)における審査も実施済みなので、疫学的研究の資料としても利用いただけます。
MHP調査における主な聴取事項
(1)General Field
・属性情報
・直近1年間で入通院した症状・疾患
・1~3年前に入通院した症状・疾患
・生活にもっとも影響している症状・疾患(主疾患)
・生活習慣(喫煙、飲酒、運動)、BMI
・QOL(EQ-5D:健康関連QOLの包括的な評価尺度)
・労働損失(WPAI:仕事の生産性および活動障害に関する質問票)
・1か月間の医療費
・新しい治療を受けたいかどうか
・新しい治療に対する支払い意思額
・気になるものの、入通院していない症状・疾患とその理由
・介護の有無
(2)Patients Field
・通院のきっかけ
・疾患に対する周囲の理解
・現在および過去に処方されている薬剤
・現在の治療に対する満足度
・治療に関する詳細なニーズ
・主疾患による労働損失(WPAI:仕事の生産性および活動障害に関する質問票)
(3)Care Field
・介護の関与度
・被介護者の介護レベル(要介護~要支援、自立)
・被介護者の1年以内入通院の症状・疾患
・被介護者のQOL(EQ-5D:健康関連QOLの包括的な評価尺度)
・介護における費用(住宅の費用、医療費、消耗品など)
・介護による労働損失(WPAI:仕事の生産性および活動障害に関する質問票 の形式)
https://www.medi-l.com/medilead-healthcare-panel/
今回のリニューアルにより、治療満足度の高い患者さんの特徴についての分析が可能になるだけではなく、疑わしい症状がありながら入通院に至っていない患者さんの分析も可能となりました。引き続き、定期的にMHP構築調査を実施し、さらに価値のあるコホートとして利用いただけるデータベースの構築を目指してまいります。
また、MHPデータベースはアドホック調査の基礎知識として活用可能なため、今後積極的に協働を図り、有意義なデータの発信を推進する他、ローデータへのアクセスや、あらかじめ定めた範囲でのデータ集計などをサービスとしてご提供していきます。
当社は、“わたしたちの幸せな生活とヘルスケアの未来のため”という企業理念のもとに、今後も医療にまつわるあらゆるステークホルダーの皆さまの相互理解をサポートするとともに、すべての患者さんの今日、そして明日の生活を、少しでもより良いものにすることを目指してまいります。
■株式会社メディリードについて
代表者:代表取締役 亀井 晋
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2015年4月1日
主な事業:医療関連領域の調査業務
持株会社:株式会社クロス・マーケティンググループ(東証プライム:3675)
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