“ひとり”のガイドでも多言語対応ツアーを開催できるAI同時通訳「ポケトーク for ツアー」を発表

〜専用機器不要、簡単操作で多言語ガイド可能〜

　ポケトーク株式会社（本社：東京都港区芝二丁目2番12号　浜松町PREX４階　代表取締役社長：若山 幹晴）は、インバウンド対応および観光ツアーをターゲットにした新たなサービス、AI同時通訳「ポケトーク for ツアー」を、本日より販売開始することをお知らせいたします。

　AI同時通訳「ポケトーク for ツアー」は、ガイドが話す日本語を多言語に通訳し、多数に同時配信できるサービスです。

本サービスの最大の魅力は、日本語しか話せないガイドひとりでも、最大75言語での通訳に対応できる点です。また、ガイド側、ツアー参加者側ともに、事前のソフトウェアインストールなどが必要なく利用でき、初めて使うひとでも簡単にサービスを利用できる点も魅力です。ツアー参加者は自身のスマートフォンなど、インターネットに接続可能な端末からQRコードを読み込むだけで利用できるため、様々なバックグラウンドをもつ海外からの観光客でも簡単に利用することができます。

　増加の一途をたどる日本国内の外国人観光客ですが、観光業は日本経済において重要な役割を担っており、2024年の訪日外国人旅行者による消費額は約5.86兆円に達する（※1）など、成長を続けています。

一方で、通訳ガイドの人手不足が深刻化しており、観光庁の調査では、訪日外国人の約45%が、ガイドサービスを利用したいと回答しており、今後の利用意向も同等の割合でニーズがあることが分かっています。一方で「母国語を話すガイドが見つからない」といった声もあり、多くのツアーが「言葉の壁」を理由に実施できず、観光事業者にとってビジネス機会の損失につながっていることも分かっています。（※2）

このようなニーズを受け、通訳ガイドの確保が難しい地域やツアーでもスムーズな多言語対応を可能にし、観光客とガイドの円滑なコミュニケーションをサポートすべく「ポケトーク for ツアー」の提供を開始いたしました。特に地方観光地では、通訳ガイド不足により観光客のツアー実施が困難なケースが増えており、本サービスの導入によって新たな市場の開拓や観光事業の拡大に加えて、「持続可能な観光」の実現も期待されます。

　ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、「ポケトーク」シリーズの提供を世界中に広げてきました。「ポケトーク for ツアー」を通じて、日本の観光業界の発展と、訪日外国人観光客の満足度向上に貢献するとともに、様々なツアーニーズにお応えできるサービスとして広げてまいります。

（※1）観光庁「インバウンド消費動向調査」（2024 年 10 月 16 日公表・2024 年 1〜9 月の訪日外国人による消費額）

（※2）やまとごころ「ガイド人材に求められるニーズに関する調査」

【 AI同時通訳　「ポケトーク for ツアー」とは 】

AI同時通訳「ポケトーク for ツアー」は、ガイドが話す日本語を多言語に通訳するサービスです。

本サービスは、日本語しか話せないガイドひとりで、最大75語での通訳・翻訳に対応できます。また、ガイド側、ツアー参加者側ともに、事前のソフトウェアインストールなどが必要なく利用でき、初めて使うひとでも簡単にサービスを利用できます。

ツアー参加者は自身のスマートフォンなど、インターネットに接続可能な端末からQRコードを読み込むだけで利用できるため、あらゆる方が簡単に利用することができます。

詳細 URL：https://pocketalk.jp/fortour

【 AI通訳機 「ポケトークS2」とは 】

　「ポケトークS2」は2024年10月に販売を開始した最新機種で、74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストのみに翻訳できます。従来機種よりWi-Fiがなくても通信可能な国と地域か拡大し、世界170以上の国と地域で、Wi-Fiのない所でもそのまま使えるモバイル通信機能を内蔵しています。また、バッテリーの持続可能時間も大幅に改善し、あらゆるシーンでお使いいただけるようアップデートいたしました。

　「ポケトーク アナリティクス」との連携によりセキュリティ面もさらに強化され、グローバルにおけるセキュリティ基準に準拠することで、個人でのご利用はもちろん、企業や団体、自治体での導入において安心してお使いいただけます。

 詳細 URL：https://pocketalk.jp/device