【発表会レポート】新たなクリエイターエコノミー市場の形成を目指した国内最大級の新次元チャットシミュレーション『キャラぷ』を発表

~Z Venture Capital CFOの松平 浩一 氏も登壇し、生成AI市場やリートンとの今後の展望についてスピーチ/『キャラぷ』2025年6月10日(火)より提供開始予定~

Wrtn Technologies, Inc.

 株式会社リートンテクノロジーズジャパン(本社:東京都港区、代表:李 世榮、以下「リートン」)は、本日6月5日(木)、新たなクリエイターエコノミー市場の形成を目指した没入型のAIキャラプラットフォーム『キャラぷ』の新製品発表会を開催いたしました。没入感たっぷりの新次元チャットシミュレーションが楽しめる『キャラぷ』は2025年6月10日(火)より提供予定です。

 本発表会では、資金投資企業であるLINEヤフー株式会社のコーポレートベンチャーキャピタル、Z Venture Capitalマネージングパートナー兼CFOの松平 浩一 氏をゲストに迎え、『キャラぷ』が目指すAIと共存した国内クリエイターの新たな経済圏の可能性やユーザーの没入体験を支える技術力、リートンの国内事業への今後の戦略について発表いたしました。

■「『キャラぷ』は日本の文化や価値観に寄り添った新しいエンターテインメント」
-Z Venture Capital CFO 松平 浩一 氏

 Z Venture Capital マネージングパートナー兼CFOの松平 浩一 氏がゲストとして登壇しました。Z Venture CapitaはLINEヤフー株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルとして、スタートアップへの積極的な投資を通じてイノベーションを推進しており、リートンにおいては、日本市場への正式ローンチを控えた2023年6月のシリーズAラウンドから出資を行っています。

 松平氏は、リートンが2019年に創業されたばかりにもかかわらず、韓国内のAIサービスプラットフォーム分野で初となる累積投資誘致額約132億円に達し、爆発的な速度で成長を続けている点を評価し、「アジアにおける生成AIのビジネスを展開する企業の中では、最も注目している企業」と語りました。

 また、今回発表する新たなAIキャラクターチャットについても、リートンの技術力やグローバルでの実績と日本のサブカルチャーとの親和性の高さを評価し、「日本の文化や価値観に寄り添った新しいエンターテインメントの形を提供するものになる」と期待を寄せました。

■リートンのこれまでの歩みと2025年の展望、および、『キャラぷ』のローンチ発表と製品紹介
-リートンテクノロジーズジャパン 日本法人代表 増田 良平

 リートンテクノロジーズジャパンの日本法人代表 増田 良平によるスピーチでは、まず、2023年11月に設立した日本法人のこれまでの歩みについて紹介。三菱総研をはじめ、さまざまな企業とパートナーシップを組むとともに、東京学芸大学などの教育機関でAI活用の実証実験を行い、国内のAI活用率の向上に取り組んできたことを説明しました。

 次にリートンのこれまでの歩みとして、グローバルでの月間のアクティブユーザーが500万人、さらにはAI検索やAIタスク処理、AIキャラチャットなどを含む月間の生成数が2億件という実績を紹介し、今年の目標として、「2025年末にアクティブユーザー1,000万人を目指す」と表明しました。さらに、リートンが展開する「生産性向上」と「AIを活用した画像生成・キャラチャット」という2つの主要サービスの中で、キャラチャットは日本のユーザーから高い人気を得ており、さらなる機能強化の要望が多く寄せられていたことを紹介。そして、これに応えるために開発した、「キャラクター」と「プレイ」を組み合わせた新サービス『キャラぷ』を6月10日(火)にリリースすると発表しました。

 『キャラぷ』の特徴として、多様なキャラクター、AIによる高度な対話能力、機能プロンプトによる個別設定、容易なキャラクター作成機能などを挙げ、さらに新たな長期記憶システムにより、キャラクターが過去の会話内容を記憶し、より自然で没入感のある体験を提供できると説明しました。グローバルで既に展開しているリートンのサービスでは、リリース後急速にAIキャラ数が増加し、現在は40万体を超えています。『キャラぷ』のリリース時は約8,000体からのスタートとなりますが、日本市場との親和性の高さから、グローバルの推移を超えるスピードでAIキャラが増えていくことを期待していると語りました。

 『キャラぷ』のデモンストレーションでは、悩み相談ができるチャットや無人島でのサバイバルゲームの様子を紹介し、キャラクターとの自然な対話や状況に応じた展開を実演。入力したテキストや、選択肢によって無限にストーリーが展開する様子や、ユーザーが容易にキャラクターを作成・設定できるインターフェースについても触れることで、没入感のある世界観を紹介しました。

 最後に、『キャラぷ』の今後の展望として、プラットフォームを通じて、ユーザーが作成したキャラクターの人気度に応じてクリエイターに収益を還元する仕組みを導入予定であることを明らかにしました。既に韓国では同様の取り組みで月間20万円ほどの収益を得ている事例があることを示しながら、サブカルチャーと親和性の高い日本での更なる発展への期待を語りました。さらに今年中に「マルチプレイ機能」、「音声出力機能」、「人気キャラクターのIPコンテンツ化」などのリリースを予定していることも発表しました。

■『キャラぷ』新商品発表会 開催概要

  • 日時 :2025年6月5日(木)11:00~12:30

  • 会場 :ザ・ペニンシュラ東京 ザ・ギンザボールルーム(東京都千代田区有楽町1-8-1)

  • 登壇者:リートンテクノロジーズジャパン 日本法人代表 増田 良平

         Z Venture Capital マネージングパートナー兼CFO 松平 浩一 氏

■登壇者プロフィール

リートンテクノロジーズジャパン 日本法人代表 

増田 良平(ますだ りょうへい)

元Evernote日本法人代表兼アジア地域事業開発責任者。世界最大の案件を創出。また世界初となるパートナーシップビジネスの成功に大きく寄与。教育とITの活用に大きな興味があり、多くの教育機関でのIT活用を支援。自身でも数多くの海外企業へのコンサルティングを行い海外サービスが日本で利用しやすくなるように支援。2024年よりリートンテクノロジーズジャパン株式会社に参画し、日本事業におけるビジネス領域を担当。2025年からは日本事業全体を統括。ビジネス領域では三菱総研をはじめ国立大学法人東京学芸大学との協業などをリードし、日本全体での生成AI活用向上のための活動を実施。コンシューマ向けでは、リートンを日本市場向けにさらに利用しやすくする改修をリード。

Z Venture Capital マネージングパートナー兼CFO 

松平 浩一(まつだいら こういち)

元衆議院議員(2017年~2021年)、弁護士。衆議院経済産業委員会、地方創生特別委員会等に所属し、国会議員活動評価最高位「三ッ星」(上位2%)を通常国会2年連続獲得。任期中15か国・地域を訪問し、日本の地位向上及び国際協力のため議員外交を展開。2005年から12年間Baker&McKenzieに在籍し、国際取引、M&A、事業継承、企業再生案件など数多く手がける。また、ソニー、ヤフー及びYJキャピタルにて、インターネット関連、スタートアップ支援業務に従事する。議員任期後は、インパクトファンド運営の傍ら外資系オンライントラベルエージェンシーの役員を務める。2023年7月よりZ Venture CapitalにCFOとして参画。その他、東証上場チェーンストア元取締役、日本サッカー協会規律・フェアプレー委員等歴任、元FIFAエージェント、長崎大学特任講師など。

■『キャラぷ』について

『キャラぷ』とは、「あなたの選択が運命を変えるー新次元チャットシミュレーション」として、最新の生成AI技術を使って、キャラと本気で“心が通う”ような対話、没入感たっぷりのシミュレーションチャットが楽しめる、今までにない体験型AIチャットサービスです。

キャラクター作成機能により、自分の理想のキャラを文章(=プロンプト)で入力するだけで、簡単に作成することができ、キャラクターの性格や、話し方・口癖なども細かにカスタマイズが可能です。さらに、作成したキャラを他のユーザーに公開することもでき、お気に入りのキャラに「いいね」やコメントを付けて応援したり、気に入ったキャラのクリエイターをフォローして最新の投稿をチェックしたり、投げ銭ができるなど、推し活として「創る」「遊ぶ」「広げる」がすべて叶う自由度の高いコミュニティ型サービスです。

■リートンテクノロジーズジャパンについて

株式会社リートンテクノロジーズジャパンは、2023年11月に設立された韓国発のグローバルスタートアップ企業、Wrtn Technologies, Inc.の日本法人です。東京都が実施する「金融機関等と連携した海外企業誘致促進事業」の第1号企業に選定され、最大で約4,500万円の支援を受けている。テキスト生成AI業界の進展が今後急速に進むと予測される中、日本の言語モデルの発展速度や市場の成長を見据え、日本に特化したサービスの開発提供を行っている。2023年11月株式会社三菱総合研究所の主催する「ICF Business Acceleration Program 2023」韓国企業初、優れた技術力に贈られる「テック賞」を受賞。

■Wrtn Technologies, Inc.

Wrtn Technologies, Inc.は、韓国の生成AI活用サービス業界の先駆者として、ウェブおよびアプリの利用者数1位の対話型生成AIサービス「wrtn」を提供しているスタートアップ企業です。2021年4月に設立し、CES2023で生成AIサービスでは初となるイノベーション賞を受賞。2023年5月にはMicrosoft, AWSなどグローバルAI企業が参加したGenerative AI Asiaを主催。2023年11月には株式会社三菱総合研究所の主催する「ICF Business Acceleration Program 2023」において、韓国企業として初めて、特別賞のひとつである、優れた技術力に贈られる「テック賞」を受賞。2024年6月には、プレシリーズBにて28.4億円の資金調達を完了(ZVenture Capital(ZVC))、同月、世界経済フォーラムが発表した「テクノロジー・パイオニア2024」に選出。

代表の李 世榮は、生成AIエコシステムを構築し、韓国の人工知能産業の競争力を高める目的で2023年9月に発足した「生成AIスタートアップ協会」 の会長を務めている。

■ リートンテクノロジーズジャパンのサービスに関するお問い合わせ先

【事業者様】japancorp@wrtn.io(代表)

【客様窓口】お問い合わせフォーム:https://x.gd/Y5dRI

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会社概要

Wrtn Technologies, Inc.

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URL
https://wrtn.io/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2丁目3-17 虎ノ門2丁目タワー19階
電話番号
03-6825-2421
代表者名
イ・セヨン
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月