ルーマニアで建造中の自航式ケーブル敷設船を在ルーマニア日本大使・JETROブカレスト事務所長らが視察
東洋建設株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 会長執行役員CEO:吉田真也)が建造契約を結んでいるVard Group AS(本社:ノルウェー、COO:Erik Sandnes )の造船所VARD Tulcea Shipyard(所在地:ルーマニア)で建造中の自航式ケーブル敷設船を2025年6月4日、在ルーマニア日本大使館の片江学巳大使、JETROブカレスト事務所の高崎早和香所長らが視察されました。
片江大使以下ご一行の皆様は建造状況の説明に強い関心を持たれ、活発な質問をされておりました。片江大使より「東洋建設とVard社のルーマニアでの造船契約遂行が、日本・ルーマニア・ノルウェーの益々の関係発展に繋がっていき、今後の日本などにおける再生可能エネルギーの普及に重要な役割を果たすことが期待される」とのコメントをいただきました。
自航式ケーブル敷設船の建造について
2024年7月のSteel Cutting(鋼材加工)から建造開始され、同年9月にKeel Laying Ceremony(起工式)、2025年6月末にLaunching Ceremony(進水式)が行われる予定で、2026年6月末の引渡しに向けて順調に進んでいます。
日本国内の自然条件および施工条件に適合するために最適な船体設計を行うことで、水深の浅い海域から浮体式洋上風力発電や直流送電事業を対象とする大水深海域までの広い海域において、高い稼働率での施工が可能です。また、高性能クレーンと広いデッキ面積によって、着床式基礎工事、浮体式洋上風力係留工事等の多目的な分野にも適合することができます。


当社は、洋上風力関連事業の海上工事分野でトップクラスシェアを目指すとともに、2050年カーボンニュートラルの実現、海洋そのものが持つ可能性を最大限に広げ、未来につなげていくため、挑戦・貢献してまいります。
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