アボット、糖尿病患者に血糖変動の「見える化」の重要性を啓発する「血糖トレンドキャンペーン」を開始

● 血糖トレンド（変動）を「見える化」することにより、血糖管理の改善に貢献

2018年9月5日－アボット ジャパン株式会社（本社: 東京都港区　代表取締役社長　天野総太郎、以下、アボット）は本日、血糖トレンドのコンセプトや夜間低血糖を含めた無自覚性低血糖リスク軽減の重要性を糖尿病患者に啓発する「血糖トレンドキャンペーン」を開始いたしましたので、お知らせいたします。

現在、日本における糖尿病有病者数*は1,000万人を超えるといわれています[1] 。糖尿病患者は高血糖および低血糖の発現時間を短縮するために、血糖値を慎重に管理する必要があります。良好なグルコースコントロールは、糖尿病の合併症の発症や進行を抑制するために不可欠であり、日々の生活での血糖変動を抑えることが、糖尿病患者がより健康的・活動的な生活を送る上で非常に重要です。

「血糖トレンド」とは糖尿病の管理における新しい概念です。睡眠時も含め24時間連続でグルコース値を測定する技術により、患者や医師が血糖トレンド（変動）を「見える化」できるようになりました。従来の血糖測定では、測定時の値しか分かりませんでしたが、血糖トレンドの「見える化」は、血糖の変動や推移を線で表示するため、血糖コントロール状況の全体像や傾向を容易に把握することができます。血糖トレンドが「見える化」されることで、糖尿病患者は無自覚性低血糖や高血糖の発現を把握することができ、それを基に医療従事者はより良い治療判断を下すことができるようになります。

血糖トレンドに関連する日本で利用可能なグルコース測定テクノロジーは、疾患管理において実用的な情報を提供するため、糖尿病患者がより有意義な行動をとることができるようになります。血糖トレンドを測定できるテクノロジーを活用した250,000人を超える世界中の患者データによると、血糖トレンドを活用している患者は、低血糖の発現時間が短く、血糖変動の幅が小さく、HbA1cが低下するなど、糖尿病をより適切に管理していることが分かりました[2]。

血糖トレンドキャンペーンは9月8日より、読売新聞の紙面広告や、デジタル広告で展開されます。本キャンペーンは、血糖トレンドのコンセプトに加え、夜間低血糖を含めた無自覚性低血糖リスク軽減の重要性を啓発するものです。

弊社のダイアベティスケア グローバルメディカル＆サイエンティフィックアフェアーズ　バイスプレジデント　マムート・カズミは、「アボットは、革新的なヘルスケアテクノロジーの提供を通じて、糖尿病患者さんがより健康的で活動的な生活を送れるよう尽力しています。血糖トレンドキャンペーンを通じて血糖トレンドの重要性を患者さんに啓発することで、患者さんのより良いグルコースコントロールや疾患管理に貢献できると確信しています。」と話しています。

*HbA1c ≧6.1%またはインスリン/血糖降下薬使用者
[1] 2016年国民健康・栄養調査、厚生労働省
[2] Jangam, Sujit et al. Glucose Variability and Flash Glucose Monitoring in the Real World. Presented at the American Diabetes Association 78th Scientific Sessions.  https://plan.core-apps.com/tristar_ada18/abstract/5188446740e191fd289345d56a7a6d8e  


<血糖トレンドキャンペーンの概要>
血糖トレンドキャンペーンは、血糖トレンドのコンセプト、および夜間低血糖を含む無自覚性低血糖リスク軽減の重要性を糖尿病患者さんに啓発することを目的に、新聞広告やデジタル広告を展開します。
*HbA1c ≧6.1%またはインスリン/血糖降下薬使用者


◆新聞広告

                     読売新聞広告： 9月8日（土）その他主要新聞への広告も予定（日付未定）


◆オンライン動画広告

アボットについて:
アボットは、健康の力を通して人々が最高の人生を送ることができるよう注力するグローバルヘルスケア企業です。125年以上にわたり、栄養剤、診断薬・機器、医療機器およびブランド ジェネリック医薬品分野で、人生のあらゆるステージにおいて、健康が持つ可能性を実現するため、新たな製品・技術を提供してまいりました。現在、世界150カ国以上、約99,000人の社員が、人々が健康で長く充実した人生を送ることができるよう活動しています。

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