『OwnersBook』株主優待枠の実績並びにご利用動向に関するお知らせ

ロードスターキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩野達志、東証プライム市場・3482)は、当社株主様が『OwnersBook(オーナーズブック)』の案件へ優先的に投資可能となる株主優待制度を導入し、2021年4月から株主優待枠を付した投資案件を提供しています。

この度、当該株主優待制度の実績、並びにご利用動向についてまとめましたのでお知らせします。

■当社の株主優待についての概説

・『OwnersBook』が提供する案件の投資枠のうち一部を、一定の基準を満たした株主の皆様に提供する枠を「株主優待枠」といいます。

・株主優待を付する案件では、「株主優待枠」と「全投資家枠」に分けて募集を行います。

・株主優待枠では全投資家枠よりも5時間以上前に応募可能となります。

・株主優待枠が満額にならないまま全投資家枠の募集開始時間を迎えた場合は、株主優待枠で余った分も全投資家枠に含めて募集を行います。

・株主優待対象者は、同じ案件に株主優待枠と全投資家枠の両方に応募可能です。

■サマリ

・『OwnersBook』では2021年4月~2024年7月に126案件を組成、投資実行しました。そのうち株主優待枠を付した案件は67案件で、株主優待枠としては45億6,600万円の募集をかけました。

・募集開始1分間の最大応募額は、全投資家枠が3億6,500万円であったのに対し、株主優待枠では8,969万円でした。また株主優待枠では募集開始10分後も投資可能な案件が7割以上あったことから、株主優待枠では募集開始後の応募殺到度合いは小さく、投資ご希望に沿いやすいと言えます。

・当社の個人株主数、及び株主優待対象者数はともに2020年末比で増加していることから、本優待制度は安定株主の増加、並びに『OwnersBook』投資家の増加という面にも良い影響を与えていると考えられます。

・初回投資額は、株主優待対象者も一般投資家もさほど変わらないものの、株主優待対象者はその後『OwnersBook』への応募額・回数がともに大変活発になり、累計額が高くなることが明らかになりました。

・累計応募額上位5%に属する方の7割超が2019年以前に会員登録されていることから、応募額の大きさには長年継続することの積み上げ効果が大きく影響していると考えます。さらに優待対象者は『OwnersBook』への関心や当社に対するリスク許容度も高いと推察され、それが優待枠の積極活用に繋がっていると思料します。

(※)本リリースで示す「株主優待対象者」とは、2024年6月時点で対象となっている方々を指します。


(1)株主優待枠付き案件の割合(件数)

株主優待枠は、投資を希望する優待対象者が権利を行使できないことが極力起きないように、また優待対象者ではない方も投資できるように、付与のタイミングや募集金額を設計して提供。

『OwnersBook』では2021年4月に初の優待付き案件を提供した後、2024年7月末までの間に計126案件を組成。この期間内で抽選方式と先着順を組み合わせつつ、全案件の半数超にあたる67件を、株主優待枠付き案件として提供した。


(2)株主優待枠付き案件の割合(金額) 

2021年4月~2024年7月に『OwnersBook』で組成した126案件分の累計投資実行額を100%とすると、株主優待枠を付した案件の募集総額は69.4%の204億円超、優待枠としての募集額は15.5%の45億円超、優待枠への応募額は10.6%の31億円超であった。

・投資実行額(126件の総額)

:295億927万円(100%)

・株主優待枠付き案件(67件)の募集総額

:204億7,980万円(69.4%)

・株主優待枠としての募集額

:45億6,600万円(15.5%)

・株主優待枠への応募額

:31億3,036万円(10.6%)


(3)募集開始後1分間の最大値(応募額、及び応募人数)

株主優待枠付きの67案件について、募集開始後1分間のご応募状況を全投資家枠と株主優待枠に分けて調べた。

●全投資家枠:

・応募額…最大3億6,500万円

・人数 …最大536名

●株主優待枠:

・応募額…最大8,969万円

・人数 …最大61名      

であった(右図)。

尚、株主優待枠では7割以上の案件において、募集開始から10分経過後でも投資可能な状態であったことからも、株主優待枠は比較的余裕をもってお申込みいただける環境を提供できていると言える。


(4)個人株主数、及び株主優待対象者数

当社の個人株主数、及び株主優待対象者数について、2020年12月末時点を100%として2024年6月末時点の状況を調べた。

株主優待制度開始から間もない2020年頃と比べると、個人株主数は140%に、また株主優待対象者数は195%に伸長した。近年は、当社株式1,000株以上を半年間以上保有され、株主優待対象者となられる個人投資家の割合が相対的に高まっていることが判明した。

本優待制度は安定株主の増加、並びに『OwnersBook』投資家の増加という面にも良い影響を与えていると言えそうである。


(5)投資家会員の年代比較

『OwnersBook』投資家会員について、一般の投資家(=株主優待対象者ではない方。以下「一般投資家」、※グラフでは「一般」と表記)と株主優待対象者(※グラフでは「優待対象者」と表記)とに分けて、ユーザーの年代を比較する。

いずれも40代が最も多かった。

但し、一般投資家では30代も31%と存在感が大きかった一方で、株主優待対象者では50代が29%、60代以降が20%と中高年の割合が高かった。

貸付型『OwnersBook』は為替の影響を受けず、日々の値動きもないこと、また1〜2年の運用期間で配当を受け取れること等が、NISAやiDeCo等の長期・積立投資商品とはまた違った魅力を有していると捉えられ、幅広い年代の方にご利用いただいていると推察する。


(6)投資家会員の投資経験の有無

『OwnersBook』での投資経験の有無について、一般投資家と株主優待対象者に分けて調べた。

株主優待対象者では86%以上の方が『OwnersBook』に1回以上投資されていた一方で、一般投資家で実際に『OwnersBook』に投資されたことがある方は45%のみであり、『OwnersBook』にご関心を寄せられていても投資行為になかなか繋がっていないことが明らかになった。

今後は一般投資家の方々も投資しやすい環境を整えていくことが求められる。


(7)初回投資額の中央値

『OwnersBook』での投資経験を有する投資家について、会員登録後の初の投資額を確認すると、中央値は

・一般投資家  :10万円/人

・株主優待対象者:30万円/人

であった。

尚、一般投資家で2023年又は2024年に初めて投資した方の初回投資額の中央値は30万円であり、直近では株主優待対象者と同程度になっていることが判明した。


(8)一人当たりの累計応募額、及び応募回数の中央値

『OwnersBook』での投資経験を有する投資家一人当たりのご応募状況を、一般投資家と株主優待対象者に分けて比較する。

累計応募額、及び応募回数の中央値は

・一般投資家  :累計60万円/人(4回)

・株主優待対象者:累計1,313万円/人(30回)

であった。

(7)で確認した初回投資額では両者に大きな違いはなかったものの、その後株主優待対象者は1案件当たりの応募額が高めになり、かつ高頻度に『OwnersBook』にリピート投資され、累計応募額が高まっていることが明らかになった。


(9)株主優待枠付き案件における応募回数、及びその割合の分布

株主優待対象者の応募回数が多い背景には優待枠の活用があると仮定し、株主優待枠付きの67案件において一般投資家と株主優待対象者の応募回数を調べた。

一般投資家は計5回までの方が60%を超え、6回以上応募された方の割合は急減する。

それに対し、株主優待対象者は45回位まではなだらかに分布する。

これより、株主優待対象者は優待枠を活用しながら、ご自身の希望に合わせた投資活動をされていると推測できる。


(10)累計応募額上位5%の方の会員登録時期

『OwnersBook』での累計応募額上位5%の方の会員登録時期を調べると、一般投資家も株主優待対象者も2019年以前に登録された方が7割以上を占めた。応募額の大きさには『OwnersBook』を長年継続していることによる積み上げ効果(償還後の再投資含む)が大きく関わっていると考えられる。

ここで、株主優待対象者のほうが比較的近年に会員登録された方の割合が高い点は注目に値する。株主優待制度発表日(2020/10/15)で区切ってみても、発表後に会員登録された一般投資家は11%のみであったのに対し株主優待対象者は2倍の22%であり、優待制度への関心の高さが反映されている。

以上から、株主優待対象者は当社グループに対するリスク許容度も高く、それが優待枠の積極活用、ひいては『OwnersBook』での応募額の高さに繋がっていると思料する。


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  • 株主優待制度、及び当社株式について

■株主優待制度

(1)対象となる株主様:

当社株式を1,000株以上、かつ、6か月以上継続保有され、優待基準日(6月30 日及び12月31日)の

株主名簿に記載または記録された方

(2)優待内容:

『OwnersBook』の貸付型案件(先着方式)及びエクイティ型案件の投資枠の一部を提供

 ※詳細はこちらをご覧ください。

 ■当社株式(コード番号:3482 東証プライム市場)

・株価  :2,204円(2024年9月11日終値)→1,000株で2,204,000円

・配当金:1株当たり70.0円(2024年12月期・予定)

・配当金の権利付最終日:2024年は12月26日(木)

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  • 1万円からの不動産投資『OwnersBook』について

URL        : https://www.ownersbook.jp/

不動産特化型クラウドファンディング『OwnersBook』は、それまで機関投資家向けとされてきた不動産投資領域を個人投資家に開放したこと、そして個人が投資参加できるようになったことで、不動産投資市場の安定化に貢献するプラットフォームです。

サービス開始から10年、全ての案件を不動産鑑定士等不動産のプロが厳選していることや、ITの専門チームによりデジタル施策やシステム改善をスピーディに行っていることなどから、着実に投資家の皆様の信頼を得ています。

  • ロードスターキャピタルについて【会社概要】

名称

ロードスターキャピタル株式会社

URL

https://loadstarcapital.com/    

代表者

代表取締役社長 岩野 達志 

資本金

14億円(資本準備金とあわせて27億円)

設立

2012年3月

グループ事業内容

コーポレートファンディング事業、アセットマネジメント事業、クラウドファンディング事業 

グループ免許・登録

▼ロードスターキャピタル

第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2660号

 宅地建物取引業 東京都知事 (3) 第94272号

▼ロードスターインベストメンツ

 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第 3260 号

 総合不動産投資顧問業 国土交通大臣 総合 -第 164 号

宅地建物取引業 東京都知事(1)第 104014 号

▼ロードスターファンディング

 貸金業者登録番号 東京都知事(4)第31574号

以上

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会社概要

URL
https://loadstarcapital.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区銀座1丁目9番13号 プライム銀座柳通りビル 総合受付:7階
電話番号
03-6630-6690
代表者名
岩野達志
上場
東証プライム
資本金
14億200万円
設立
2012年03月