【映画館でバレエを】公開中のロイヤル・バレエ『眠れる森の美女』に”これぞグランド・バレエ”と絶賛の声続々！今シーズンのバレエのフィナーレをお見逃しなく！

人生を満たす、情熱のオペラ、魅惑のバレエ。世界最高クラスのバレエとオペラを大スクリーンで。

東宝東和株式会社

2023年8月26日 12時35分

世界最高の名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」で上演されたバレエとオペラの舞台を、特別映像を交えてスクリーンで体験できる「英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン」。

2022年12月9日(金)～2023年9月28日(木)までの期間中、『英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン2022/23』と題し、史上最大のスケールとなる全13演目を、各1週間限定にて全国公開している。

いよいよバレエとしてはフィナーレとなる作品、ロイヤル・バレエ『眠れる森の美女』が8月25日（金）公開された。

チャイコフスキー三大バレエの中でも、巨匠マリウス・プティパがチャイコフスキーと密接に協力して細部まで注文し、振付と音楽が完璧にマッチした比類なき傑作『眠れる森の美女』。第二次世界大戦中、避難所に使われていたコヴェントガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスが、再開した際に初演され、劇場の眠りを覚ませた、この上なく美しく華麗な旋律によるグランド・バレエの代表的な作品である。

一足先に鑑賞した観客からは、絶賛の声がSNS上でも次々とあがっている。

――　伝統と洗練が融合した、これぞグランド・バレエと思わせる厚みのある舞台を堪能。

――　ロイヤル・バレエのシネマ、幕間に入れる解説、リハ映像、ダンサーインタビューなどの構成がとても良い。ライトな層からコアなファンまで、ふんふんなるほどと思える内容で、非常にバランスが良い印象。解説、コメントするダーシー・バッセルと司会者の盛り上げ方も上手い。

――　団員全員の熱意が笑顔に溢れていて美しい。カラボスダンサーはこの役10年と。流石磨かれた素晴らしい悪です。舞台の幕が降りるのが、名残惜し過ぎて、今だふわふわな夢心地です。

――　こういうプロダクションが映画館の大画面といい音響←これ大事！で観られるのは、シネマシーズンならではですね。バレエ団の総合力が発揮された公演をぜひ！

――　昔にバレエを習っていて妖精の役を 2役やったこともありほんとに大好きな作品です。これを機にまたバレエにハマりそうです。

映画館でのシネマシーズンを支える観客たちも、スクリーンでの鑑賞をそれぞれ堪能している。

またロイヤル・バレエ団のシニア・レペティトゥール＆プリンシパル・キャラクター・アーティストであり、今回英国の王子役で出演しているギャリー・エイヴィス氏からの「この素晴らしい作品を映画館でご覧ください」というメッセージも到着した。

https://youtube.com/shorts/PWBPHr1z75c

来シーズンも『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』『マノン』『白鳥の湖』と、ロイヤル・バレエのレパートリーの中から選りすぐりの人気4作品のラインナップが決定している。

＜ロイヤル・バレエ『眠れる森の美女』作品情報＞

【STORY】

　国王フロレスタン24世とお妃は、生まれたばかりのオーロラ姫の洗礼式に妖精たちを招くが、邪悪な妖精カラボスは洗礼式に招かれなかったことに激怒する。洗礼式に招かざる客として割り込んだカラボスは、オーロラは糸紡ぎで指を刺して死ぬという呪いをかけた。リラの精は、カラボスの呪いを和らげる贈り物を贈る。それは、オーロラは死なないが深い眠りに落ち、王子のキスによって目覚めるというもの。

　オーロラの１６歳の誕生日に、４人の王子たちが求婚しにやってくる。禁止されている糸紡ぎを使っていた女性たちが捕まるが、お妃のとりなしで無罪放免となる。好奇心旺盛なオーロラは老婆に変装したカラボスに渡された糸紡ぎで指を刺してしまう。オーロラは深い眠りに落ち、城全体も共に眠る。

　１００年後、狩りに出かけたフロリムント王子は、リラの精にオーロラ姫の幻影を見せられ、魅了される。王子はリラの精に導かれて深い森に隠れた城を見つけ、キスでオーロラを目覚めさせる。邪魔をしようとしたカラボスは打ち負かされる。おとぎ話の登場人物たちが駆けつけて、ふたりの華麗な結婚式が開かれる。

【振付】マリウス・プティパ

【改訂振付】フレデリック・アシュトン、アンソニー・ダウエル、クリストファー・ウィールドン

【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

【演出】ニネット・ド・ヴァロワ、ニコラス・セルゲイエフに基づきモニカ・メイソン、クリストファー・ニュートン

【美術】オリヴァー・メッセル

【改訂美術】ピーター・ファーマー

【照明デザイン】マーク・ジョナサン

【ステージング】クリストファー・カー、ギャリー・エイヴィス

【指揮】ジョナサン・ロー

【管弦楽】ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団