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学校法人 多摩美術大学
会社概要

〈時間と空間の移動=旅〉から見える様々な「出会い」を「書物」の視点から読み解くオンラインシンポジウムを開催

多摩美術大学芸術人類学研究所 第9回「土地と力」シンポジウム 「旅と書物 —— 空間と時間の隔たりを超えて」

多摩美術大学

多摩美術大学(東京都世田谷区・八王子市 学長:建畠晢)はこのたび、芸術人類学研究所(IAA) 主催による第9回「土地と力」シンポジウム 「旅と書物 —— 空間と時間の隔たりを超えて」を、11月27日(土)13時30分よりオンラインにて開催いたします。

多摩美術大学芸術人類学研究所は、芸術学という比較的新しく近代的な学問領域と、人類学という極めて長い時間軸を扱う学問とのあいだに広がる時間的・空間的なはざまを創造的に媒介することを目指してきました。人間にとって普遍的であるはずの「表現」を手がかりに、個々の所員の自主的な調査・発表を機軸としつつ、定期的にそれを束ねることを試みています。

2021年に開所15周年を迎えた芸術人類学研究所は、これまで「土地と力」をテーマの基軸に据え、「場所」「イメージ」「物質」「生命」「記憶」などの切り口から、芸術の持つ可能性を人類学的な知見によって新たに捉え直していく企画を展開してきました。今回のシンポジウムでは「旅と書物」をテーマに、この春、新たに所員として加わった芸術学科の金沢百枝教授が、「時間の果て」で出会ったヨーロッパの古層がこだまする「フランス中世写本とロマネスク彫刻」について、金子遊准教授が「空間の旅の果て」で出会った、人間と精霊が⼀体化する「ジャワ島の憑依芸能」について報告します。さらにその後、全所員7名が参加し、「旅と書物」をめぐる討議を行います。

なお、11月19日(金)から27日(土)の期間、同時開催として「旅と書物」展を行います(本学学生・学内関係者のみ観覧可能)。今回のシンポジウムテーマ「旅と書物」に関連して、各所員が推薦する書籍のセレクト展示、ならびに基調報告者(金沢所員・金子所員)の研究テーマに即した、資料・映像等の展示を開催。日頃の所員活動やテーマに関連した、所員それぞれの視点による「芸術人類学」へのアプローチをご紹介します。

第9回「土地と力」シンポジウム  ポスター第9回「土地と力」シンポジウム ポスター

  •  第9回「土地と力」シンポジウム「旅と書物 —— 空間と時間の隔たりを超えて」開催概要

日時:2021年11月27日(土)13:30–16:00(終了予定)
オンライン開催(YouTubeライブ配信)
<配信URL>
https://www.youtube.com/watch?v=GozF-n99pU8

参加無料/事前申込み不要
※どなたでも参加可能なイベントです。
※終了後のアーカイヴ配信は予定していません。

出演:
鶴岡真弓 所長(本学名誉教授・芸術文明史家)
港 千尋 所員(本学教授・写真家)
安藤礼二 所員(本学教授・文芸評論家)
椹木野衣 所員(本学教授・美術批評家)
金子 遊 所員(本学准教授・批評家・映像作家)
佐藤直樹 所員(本学教授・デザイナー・画家)
金沢百枝 所員(本学教授・美術史家)
 

  • プログラム 

13:30~ 開会・挨拶
13:40〜14:25 主旨説明、基調報告1 
金沢百枝「フランス中世の写本挿絵とロマネスク彫刻 〜ヨーロッパの古層の遠いこだま〜」
コメント:鶴岡真弓、港千尋

14:35〜15:15 基調報告2 
金子遊 「ジャワ島の憑依芸能」
コメント:椹木野衣、佐藤直樹

15:25〜15:55 全体討議
鶴岡真弓、港千尋、安藤礼二、椹木野衣、金子遊、佐藤直樹、金沢百枝

15:55~ 閉会・挨拶 

※プログラムや発表内容は、都合により変更する場合がありますのでご了承ください。
 

  • 出演者プロフィール


鶴岡真弓|Mayumi Tsuruoka

芸術文明史家。多摩美術大学名誉教授、芸術人類学研究所所長、美術館館長。ケルト芸術文化・ユーロ=アジア民族デザイン交流史を軸に、西はアイルランド、東はシベリア・日本列島に至る「生命デザイン」を追跡中。主著に『ケルト/装飾的思考』『ケルト美術』『装飾する魂』『京都異国遺産』『ケルト 再生の思想──ハロウィンからの生命循環』『ケルトの想像力─歴史・神話・芸術─』『装飾デザインを読みとく30のストーリー』『ケルトの魂』など多数。
▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/mayumi-tsuruoka/
 

港 千尋|Chihiro Minato
写真家。多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所員。芸術の発生、記憶の予兆などをテーマに制作と研究を続けている。著書に『記憶──創造と想起の力』『洞窟へ──心とイメージのアルケオロジー』『風景論──変貌する地球と日本の記憶』『インフラグラム──映像文明の新世紀』『現代色彩論講義──本当の色を求めて』など多数。ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館「記憶のための未来──東日本大震災後のアートと暮らし」展(カナダ、2021年)に出品。
▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/chihiro-minato/
 


安藤 礼二|Reiji Ando
文芸評論家。多摩美術大学図書館長、教授、芸術人類学研究所所員。大学時代は考古学と人類学を専攻。出版社の編集者を経て、文芸評論家として活動。主著に『神々の闘争 折口信夫論』『光の曼陀羅 日本文学論』『大拙』『列島祝祭論』『迷宮と宇宙』『熊楠 生命と霊性』など多数。監訳書に井筒俊彦『言語と呪術』がある。現在、『群像』で「空海」を連載中。
▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/reiji-ando/

 


椹木 野衣|Noi Sawaragi
美術批評家。多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所員。1991年に最初の評論集『シミュレーショニズム』を刊行、他に『日本・現代・美術』『反アート入門』『後美術論』『震美術論』『感性は感動しない』など多数。福島県の帰還困難区域で開催中の「見に行くことができない展覧会」、“Don’t Follow the Wind”では実行委員も務める。「平成美術:うたかたと瓦礫 1989–2019」(京都市京セラ美術館新館、2021年)企画・監修。
▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/noi-sawaragi/
 

金子 遊|Yu Kaneko
批評家、映像作家。多摩美術大学准教授、芸術人類学研究所所員。著書に『映像の境域』でサントリー学芸賞〈芸術・文学部門〉受賞。他の著書に『辺境のフォークロア』『異境の文学』『ドキュメンタリー映画術』『混血列島論』『悦楽のクリティシズム』『光学のエスノグラフィ──フィールドワーク/映画批評』がある。共編著に『クリス・マルケル』『アピチャッポン・ウィーラセタクン』、共訳書にティム・インゴルド著『メイキング』、アルフォンソ・リンギス著『暴力と輝き』など。
▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/yu-kaneko/

 


佐藤 直樹|Naoki Sato
デザイナー、画家。多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所員。1994年に『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクターに就任。1998年アジール・デザイン(現アジール)設立。2012年からスタートしたアートプロジェクト「トランスアーツ東京(TAT)」を機に絵画制作へと重心を移す。「東京ビエンナーレ2020/2021」クリエイティブディレクター。「アーツ千代田 3331」デザインディレクター。

▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/naoki-sato/

 


金沢百枝|Momo Kanazawa
美術史家。多摩美術大学教授、芸術人類学研究所所員。主な著書に『ロマネスクの宇宙 ジローナの《天地創造の刺繍布》を読む』(東京大学出版会、島田謹二記念学藝賞)、『ロマネスク美術革命』(新潮社、第38回サントリー学芸賞、『イタリア古寺巡礼 シチリア→ナポリ』(新潮社)など。『工芸青花』(新潮社)でスぺイン、スイス、ロシアなどのロマネスク美術紀行を連載中。
▼詳細
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/member/momo-kanazawa/

 

  • 芸術人類学研究所について

人類の創造活動を「芸術学×人類学=Art Anthropology」として探究しています。芸術学、歴史学、文化人類学、考古学などの諸学問を「芸術&デザイン(Art & Design)」「人文科学(Humanities)」「自然科学(Science)」の3領域の視点から結びつけて、先史より世界の民族や文化的な集団が表してきた芸術の発露と発展の経路、未来の可能性を「学内外交流」「地域交流」「国際交流」を行いながら総合的に研究します。

芸術人類学研究所ウェブサイト
https://www2.tamabi.ac.jp/iaa/about-iaa/
第9回「土地と力」シンポジウム ポスターデータ
https://prtimes.jp/a/?f=d34331-20211111-ab69119d1a5e5b7abd20692002a4fd3d.pdf

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都世田谷区上野毛3-15-34
電話番号
03-3702-1141
代表者名
青柳正規
上場
未上場
資本金
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設立
1935年11月
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