“久世郡初” の『子ども第三の居場所』「のこのこ村」が開所!
子どもたちが自分らしくいられる居場所
特定非営利活動法人 ひと・まち・ジャンクションは、社会問題を解決するため様々な制度が存在する中で、その制度を活用できていない人や制度の対象から外れてしまう人への支援に課題感を感じ、2021年10月に団体を設立しました。設立以来、京都府久世郡で「誰でもいつでも相談できる専門家がいる居場所」をつくり、子ども食堂の運営や子どもたちへの学習支援、フードバンク事業、地域資源の活用事業などに取り組んで参りました。日本財団「子ども第三の居場所」のコンセプトに共感し改装を行い、この度「のこのこ村」として開設する運びとなりました。
式典では、代表理事の平野が「誰もが真ん中になりたい時があると思ってる。子どもだけでなく大人も、真ん中にいたいときはいてほしい。みんなが自分らしくいられる場所を作りたいと思います。」と地域の居場所となるべく、意気込みを込めて挨拶しました。日本財団より『子ども第三の居場所』についてご説明させていただいた後、久御山町 信貴康孝町長など来賓の皆様から祝辞を賜りました。その後、子どもたちと制作したシンボルマークお披露目のセレモ二ーを行いました。
子ども第三の居場所「のこのこ村」は、地域の子どもたちが様々な大人と関わり、自分らしく過ごしながら成長できる居場所を目指しています。また、保護者とも子育てに対する不安や悩みを相談できる関係性を築き、家庭内・子どもの抱える負担の軽減に取り組んでいきます。施設は古民家を改修し、併設のカフェでは、子どもたちがメニューを考え提供するキッズレストランの実施も行う予定です。
今後は、常勤職員3名、非常勤4名※社会福祉士、精神保健福祉士、調理師、介護福祉士、ボランティア3名で運営し、平日の火・水・金曜日(13:00~18:00)に開所します。4月28日(日)には子どもマルシェを開催予定です。(天候・学校行事により変更有)
施設概要
施設名:のこのこ村
所在地:京都府久世郡久御山町市田和気60
対象者:主に小学生1年生~6年生(学区関係なく、車両で送迎も可能)
中学生・高校生・大人も参加可能
開所日時:火・水・金(13:00~18:00)
スタッフ:常勤職員3名、非常勤4名、ボランティア3名、その他4名
※社会福祉士、精神保健福祉士、調理師、介護福祉士
SNS:https://www.facebook.com/hitomachi.jct
https://www.instagram.com/npo.hitomachi.jct/
“のこのこ”は、ゆっくりでもいいから、自分のペースで前に進んでいってほしいという想いから、居場所の名称につけられました。
また“のこのこ”から「カメ」と「タケノコ」をイメージした子がいたことから、居場所のシンボルマークには、その2つのモチーフに加え、自分らしい花を咲かせられるよう、たんぽぽをあしらっており、居場所の想いを表現しています。
運営主体:特定非営利活動法人 ひと・まち・ジャンクション
2021年10月団体設立。こども、おとな、高齢の人、障がいのある人、認知症のある人、子育て中の人、不登校やひきこもりの人、外国の人を含む、すべての人々に対して、人とつながりあい、支えあえる仕組みと安心できる居場所を創出、運営する事業を行い、人として尊重されるなかで、すべての人が自律的に暮らし続けられる地域・社会の創造に寄与しています。子ども食堂・みんな食堂の運営、学習支援、フードバンク事業、地域資源の活用事業などの活動行っています。
『子ども第三の居場所」』とは
『子ども第三の居場所』はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。『子ども第三の居場所』では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。全国に200ヶ所設置されています。(2023年2月1日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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