「カラオケまねきねこ」アプリの本人確認にPocketSign Verify導入

ポケットサイン、マイナンバーカード活用で安心・安全の向上を支援

ポケットサイン株式会社

2025年3月3日 17時30分

ポケットサイン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：梅本滉嗣、以下当社）は、株式会社コシダカホールディングス（東証プライム上場）の事業子会社である株式会社コシダカ（東京本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：腰髙博、以下コシダカ）が提供する「カラオケまねきねこ」アプリの本人確認機能として、マイナンバーカードのICチップを読み取るための当社のAPIサービス「PocketSign Verify（ポケットサイン・ベリファイ）」が採用されたことをお知らせします。これにより、利用客は「カラオケまねきねこ」アプリ内で本人確認を完結でき、会員登録の所要時間が従来の5分程度から約1分へと短縮されます。また店頭における利用客の本人確認作業を効率化でき、従業員の負担軽減と利用客の待ち時間縮減というメリットがもたらされます。

本人確認がアプリ内で完結。UX向上と厳格化を両立

コシダカは「カラオケまねきねこ」ブランドのカラオケ店を全国で670店舗以上（2025年1月時点）展開しているほか、ひとりカラオケ専門店「ワンカラ」などを運営しています。このうちカラオケまねきねこでは「カラオケまねきねこ」アプリ会員制度を運用しており、利用客はスマートフォンで飲食の注文ができるほか、利用金額に応じて割引特典を受けられるようになっています。

このたびコシダカは、利用客がこれまで以上に安心・安全にカラオケを楽しむことができるよう、アプリ会員登録にマイナンバーカードの券面事項入力補助AP（アプリケーション）を導入することになりました。マイナンバーカードのICチップは偽変造がほぼ不可能であるため、ICチップに搭載された基本4情報（氏名、住所、生年月日、性別）を読み取ることで、他人へのなりすましや年齢詐称といった不正な利用を未然防止することが可能になります。

そして、カラオケまねきねこアプリがマイナンバーカードのICチップを読み取る具体的な手段として、当社のPocketSign Verifyを採用することになりました（下図）。

なお、アプリ側（コシダカ）はマイナンバー（個人番号）と暗証番号は取得しません。

PocketSign Verifyを活用する具体的なメリットは次の通りです。

利用客のUX・UI向上
- 利用客がマイナンバーカードをスマートフォンにかざし、暗証番号を入力するだけで、カラオケまねきねこアプリ内で本人確認が完結
- 従来カラオケまねきねこアプリで5分程度かかっていた会員登録の所要時間が約1分に短縮
コシダカの本人確認の厳格化、法令遵守レベルの向上および業務効率化
- 券面を偽造・変造した身分証明書の画像を送信すること等による不正な会員登録や、不正な利用（年齢詐称、無銭飲食等）を未然防止
- 18歳未満の深夜の利用や、20歳未満による酒類の注文を抑止
- 店頭における利用客の本人確認作業の効率化により、従業員の負担軽減、利用客の待ち時間短縮および受付スペースの混雑緩和を実現（従来は受付の従業員が本人確認書類を目視）

・PocketSign Verifyの詳細はこちら >>
http://pocketsign.co.jp/service/pocketsignplatform#verify

事業者向けJPKIプラットフォーム「PocketSign Verify」

PocketSign Verifyは、マイナンバーカードのICチップに搭載された券面事項入力補助APを利用した本人確認機能を様々なサービスやアプリに組み込むための事業者向けAPIサービスです。券面事項入力補助APだけでなく、ICチップに搭載されている電子証明書を用いた公的個人認証サービス（JPKI）*機能をサービスやアプリに組み込むこともできます。

*公的個人認証サービス（JPKI = Japanese Public Key Infrastructure）：マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用し、オンラインで利用者本人の認証や契約書等の文書が改ざんされていないことの確認を公的に認証する仕組み。安全・確実な本人確認が可能

電子署名技術を用いた全く新しい本人確認によって、ユーザー体験の向上、離脱率の低下、コストの削減が実現できます。