SX（サステナビリティ トランスフォーメーション）領域における事業シナジー効果の創出へ向けてbooost technologies社と資本業務提携を締結

～サステナビリティ情報開示義務化を見据えたサービス強化を実現～

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社（東京都港区、代表取締役社長：市村 和幸、以下「パーソルビジネスプロセスデザイン」）は、統合型SXプラットフォーム「サステナビリティERP*」の提供により企業のSX（サステナビリティ トランスフォーメーション）の加速を支援するbooost technologies株式会社（東京都品川区、代表取締役：青井 宏憲、以下「booost technologies」）と資本業務提携契約を締結いたしました。

※サステナビリティERP： グローバル企業におけるサステナビリティ情報管理のあり方を最適化する「統合型SXプラットフォーム」。CSRDやISSB等、国内外のサステナビリティ開示基準や規制への対応をはじめ、企業価値向上が求められるエンタープライズ企業のSX（サステナビリティ トランスフォーメーション）、GX（グリーン トランスフォーメーション）の加速に貢献。

ERP（Enterprise Resources Planning）：企業資源計画の略称で、一般的には企業活動におけるあらゆる情報を連携・集約した統合基幹業務システムを指す

booost technologiesは「次世代に誇れる未来を創造するTechnologyパートナー」をビジョンに掲げ、サステナビリティERP「booost Sustainability Cloud」（自社・サプライチェーンのCO2排出量や、その他環境データ、人的資本、ガバナンスといったESG全般の開示項目の見える化が可能で、ESGパフォーマンスを向上するクラウド・プラットフォーム）を通じて、企業のサステナビリティ経営および企業価値向上を推進・支援するサステナビリティテックカンパニーです。

パーソルビジネスプロセスデザインは、総合人材サービス企業としてユーザーとサービス提供者双方に対する支援を実施しており、業界内でも様々なパートナー企業と脱炭素社会の実現にむけた取り組みを行ってきました。

今回、資本業務提携をおこなったbooost technologiesとは、2022年5月よりパートナーシップ契約を締結し、両社の取引先等に対する脱炭素化支援を行ってまいりましたが、今回の資本業務提携を通じてさらに連携を強化し、SX領域での双方の事業発展を目指します。

■ 社会的背景

脱炭素経営に関する取り組みの強化で、GXやSXへの対応が国際的な潮流となっています。

日本でも、2027年3月期から順次開始が予定されている有価証券報告書でのサステナビリティ情報開示義務化（SSBJ基準）が予定されており、金融庁（金融審議会）では開示情報についても監査対象とすることが検討されるなど、ESG全般の非財務情報を適切にマネジメントし企業価値を高めていくことが企業には求められています。

■ 今回の資本業務提携による両社の連携で実現できること

・ サステナビリティ情報開示義務化を見据えた支援

booost technologiesの提供する社内外のESGデータ収集、分析、開示(第三者保証)、経営の意思決定支援をワンプラットフォームで実現するSustainability ERP「booost Sustainability Cloud」に対して、パーソルビジネスプロセスデザインがこれまで10年間培ってきたエネルギー分野のビジネスや業務の仕組みづくりと脱炭素領域における支援実績におけるノウハウをかけあわせることで業務効率化や生産性向上だけでなく、法制度の改正に伴う対応まで包括的なサポートを実現します。

・ 知財活用・人事交流によるGX・SX人材、GX・SXソリューションの拡充

双方の事業成長を目的としてGX・SXマネジメントに関連する知財の共有と業務への展開により、GX・SX人材の創出や技術開発により、ESG経営への非財務情報の活用をリードします。また、インフラ構築や組織・仕組み構築により現在のビジネスプロセスをGX・SXの変革につなげていくことを目指します。

・ 連携強化によるサービスの進化

両社のノウハウや技術の交流により、人材の専門性強化・BPOサービスの進化を図るとともに、技術の進化に還元します。これにより、お客様のGX・SXに関する課題をワンストップで解消し、日本企業が抱えるGX課題や人手不足の問題にも貢献します。GX・SX人材の創出を通じて、業界内における人材不足の解消を推進していきます。

■ 提携先

社名	booost technologies株式会社
代表者	代表取締役 青井 宏憲
所在地	東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング10F
設立年月日	2015年4月15日
資本金等の額	1億円（2023年6月30日時点）
主な事業内容	・「booost Sustainability Cloud」の開発運営 ・サステナビリティコンサルティングサービスの提供
WEBサイト	https://booost-tech.com/

パーソルビジネスプロセスデザインが提供する「GXコンサルティングサービス」について
10年間培ってきたエネルギー分野のビジネスや業務の仕組みづくりについてのノウハウと、脱炭素化の専門性を掛け合わせ、脱炭素経営を”共に”推進。脱炭素経営の実現に向けて専門性を保有した人材により、企画・設計から実行力の提供までトータルサポートいたします。
https://www.persol-pt.co.jp/service/gx/

■パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社について＜ https://www.persol-bd.co.jp/＞

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、プロセスデザイン力や組織・人材マネジメント力、人材育成力の3つの力に、AIなどのテクノロジーを掛け合わせ、お客様の課題に寄り添ったBPOサービスを提供しています。「あらゆる仕事と組織を革新し、より良いはたらく環境があふれる社会」をミッションに掲げ、組織が目指す未来を実現し、はたらく人が活躍できる社会づくりに貢献してまいります。