「あなたも、誰かの“はじまり”に。」山梨県韮崎市が、保育士という仕事の魅力を伝える動画を公開
子どもの成長を一番近くで支える仕事。その大変さだけではなく、保育士だからこそ出会える瞬間を伝えたい。実際の保育現場を舞台に制作しました。

「保育士って、どんな仕事だろう。」
子どもが好き。
子どもの成長に関わりたい。
そんな思いから、かつて保育士に憧れた人もいるのではないでしょうか。
一方で、保育士という仕事について、忙しさや責任の重さなど「大変な仕事」というイメージを持つ人も少なくありません。
もちろん、子どもの命を預かる保育の仕事は、決して簡単な仕事ではありません。
それでも、その大変さだけで、保育士という仕事を知ったことにしてほしくない。
山梨県韮崎市では、そんな思いから、実際の保育現場を舞台に、保育士という仕事を伝える動画を制作しました。
保育の仕事を映像に。まずは動画をご覧ください。
動画に登場するのは、特別につくられた「理想の保育士」ではありません。
子どもたちと向き合う、日々の保育の風景です。
初めて親と離れて過ごす日。
小さな手を握ること。
一緒に遊ぶこと。
食事を見守ること。
泣いている子どもに寄り添うこと。

一つひとつは、保育園では毎日のように繰り返されている光景です。
けれど、子どもにとっては、その一つひとつが人生で初めて経験する出来事かもしれません。
動画では、そんな保育士の仕事を、
「あなたも、誰かの『はじまり』になりませんか。」
という言葉で表現しました。
自分にも、手を握ってくれた人がいた
私たちにも、子どもだった頃があります。
泣いたときにそばにいてくれた人。
できなかったことができたとき、一緒に喜んでくれた人。
不安なとき、手を握ってくれた人。

その記憶をはっきり覚えていなくても、たくさんの人に支えられながら、私たちは大人になりました。
そして今度は、自分が子どもの小さな手を握る側になる。
この動画で伝えたかったのは、そんな保育という仕事のつながりです。
「大変そう」だけで、選択肢から外してほしくない
保育士は、子どもの命を預かる責任のある仕事です。
楽しいことばかりではありません。

だからこそ韮崎市は、「楽しい仕事です」「やりがいがあります」という言葉だけで保育士の魅力を伝えるのではなく、実際の現場で働く姿を見てもらうことにしました。
動画の中にある、子どもを見るまなざし。
差し出される手。
そして、子どもと一緒に笑う保育士の表情。

そこから感じ取ってもらえるものが、きっとあると考えています。
今すぐ保育士になろうと思ってもらえなくてもいい。
進路を考えている学生が、
「保育士って、いいかもしれない。」
と思ってくれる。
資格を持ちながら保育の仕事から離れている人が、
「もう一度、やってみようかな。」
と思ってくれる。
それだけでも、大きな一歩です。
働く環境も、少しずつ変えていく
保育士という仕事の魅力を伝える一方で、働く環境を整えていくことも欠かせません。

韮崎市の市立保育園では、保育ICTシステムを導入しています。
書類作成などをデジタル化することで事務作業の負担軽減を図り、保育士が子どもたちと向き合う時間を確保しやすい環境づくりを進めています。
男性保育士も保育の現場で活躍しています。
また、一度保育の仕事から離れた人が、再び保育士として働くという選択肢もあります。
保育の仕事そのものの魅力を伝えることと、働き続けたいと思える環境をつくること。
その両方を進めていくことが必要だと考えています。
誰かの人生の「最初の数年間」に寄り添う仕事

大人になれば忘れてしまうような、幼い頃の毎日。
けれど、その時間は、その人の人生にとって一度しかありません。
その大切な時間に寄り添い、子どもの成長を支える。
保育士は、そんな仕事です。
今回の動画が、保育士を目指している人だけでなく、これまで保育という仕事を自分とは関係のないものだと思っていた人にも届いてほしい。
そして動画を見終わったとき、
「保育士って、いいかも。」
そんな小さな気持ちが生まれたら。
山梨県韮崎市は、この動画が保育という仕事を知る一つのきっかけになることを願っています。
あなたも、誰かの「はじまり」になりませんか。
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