【本物だと思っていたのに実はAIだったと騙されたものランキング】男女500人アンケート調査

AIに騙されたものに関する意識調査

㈱エムフロ

株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表:北脇陽典)は、全国の男女500人を対象に「AIに騙されたものに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

AIが生成する「画像」「動画」「音楽や音声」などのクオリティは大きく向上しました。

便利な一方で、ちょっと見ただけや聞いただけでは本物かAI生成か判断するのが難しくなり、「本物だと信じてしまい、怖かった」という場面も増えています。

今回、株式会社エムフロが運営するCraudiaメディア掲載支援サービス( https://craudia-citation.com/ )は、全国の男女500人に「AIに騙されたもの」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、東京都立産業技術大学院大学産業技術研究科教授の三好きよみ氏よりご考察いただいております。

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Craudiaメディア掲載支援サービス」の公式サイトURL( https://craudia-citation.com/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:全国の男女

調査期間:2026年5月20日~23日

調査機関:自社調査

調査法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性340人/男性160人)

回答者の年代:10代 1.6%/20代 21.6%/30代 33.6%/40代 26.8%/50代 14.6%/60代以上 1.8%

【調査結果サマリー】

・「これはAIが作ったのでは?」と疑って見ることがある人は88.4%

・AIが作ったものを見分ける自信がある人は38.2%

・本物だと思っていたのに実はAIだったと騙されたもの1位は「動物の動画」

「これはAIが作ったのでは?」と疑って見ることがある人は88.4%

全国の男女500人に「『これはAIが作ったのでは?』と疑って見ることがあるか」を聞いたところ、「常に疑って見る(26.2%)」「たまに疑って見る(62.2%)」と答えた人が、合わせて88.4%にのぼりました。

多くの人が「もしかしてAIが作ったものかも」という考えを頭に入れ、情報やコンテンツを見ていることがわかります。

「AI生成物が自然になっている」「AI生成物が多くなっている」「AIによるフェイクニュースが存在する」といった背景で、警戒感が強くなっていることも読み取れます。

AIが作ったものを見分ける自信がある人は38.2%

「AIが作ったものを見分ける自信があるか」という問いには、「非常に自信がある(2.8%)」「ある程度自信がある(35.4%)」と答えた人が、合わせて38.2%でした。

AIが作った可能性を疑いながら見る人が88.4%だったのに対し、見分ける自信のある人はわずか38.2%。「疑って注意はしているが、見抜けない」という人も多いのですね。

AIの技術はかなり進歩していますから、生成物も自然で高品質になっています。そのため、すべてを見抜くのは難しいと感じてしまうのも、無理はありません。

本物だと思っていたのに実はAIだったと騙されたもの1位は「動物の動画」

「本物だと思っていたのに実はAIだったと騙されたもの」の1位は「動物の動画(21.6%)」でした。

2位「人物の画像(14.6%)」、3位「ニュース(8.2%)」が続きます。

普段から接する機会が多い動画や画像で、騙されたと感じる人が多くなりました。例えば「実在すると思っていたインフルエンサーの写真が、AI生成だった」とか「実際に起きた出来事だと思ったら、AI動画だった」などです。

AI技術の進化によって映像や画像の完成度が高まり、一見しただけでは違和感を感じにくくなっていることが、背景にあると考えられます。

<1位 動物の動画>

・猫の面白動画を好んで視聴するのですが、よくある面白動画かと思って見ていたら、コメント欄にて「AIで草」のようなものがたくさんあって驚かされました。それ以来、疑って見るようにしています(10代 男性)

・SNSで見た動物愛護の動画。感動してコメント欄を見てみると、「AIだ」と書いてあって、よく見たら映像にAIっぽいところがあった(20代 女性)

・SNSで動物のほんわかした動画を見るのが好きで、「飼い主を起こしにくる猫」や「赤ちゃんと仲良くしている犬」などの動画をよく見ていました。表情や仕草がとても自然で、実際に撮影された日常のワンシーンだとずっと思っていたのですが、後からコメント欄などでAI生成の映像だと知り、とても驚きました。(30代 女性)

動画サイトやSNSで、動物の動画を見て癒されている人は少なくありません。「猫や犬の何気ない日常」「動物と人の絆を感じられるような、感動的な動画」などはSNSなどでも人気が高く、たくさんの動画が投稿されていますね。

よくある動画のひとつとして視聴するからこそ、びっくりするようなことでも「ありそう」と思って自然に受け入れてしまう人も多いと考えられます。

また動物の動画だと、人間よりも表情や動き、声などの違和感に気づきにくいため、騙されやすい面もあります。なお、騙されたと気づいた理由としては、「コメント欄を見た」が多く挙がっていました。

<2位 人物の画像>

・Instagramのストーリーに載せられていた友人の写真が、知っている顔よりも美化されていた。「整形したのだ」と思っていたら、AI作成と書いてあり驚いた(20代 女性)

・会社の同僚に「彼女」として見せられたのが、AIで作った彼女だった。AIで作った人物には「不自然な顔や体型」という特徴があると思っていたが、同僚のAI彼女はとても自然だったので、しばらく騙されていた(30代 女性)

・SNSで見かけた美女の写真を本物のインフルエンサーだと思っていたら、後からAI生成画像だと知って驚いたことがあります。最近は画像の完成度がかなり高く、ぱっと見では判断が難しいと感じました(30代 男性)

AIで生成した人物の画像については、以前は「どうしても不自然さが残る」という指摘もありました。しかし最近ではとても自然になっていて、SNSに投稿されている人物の画像やアイコンなどがAIだと気づかなかった人もいます。

騙された場としては、SNSが圧倒的に多くなりました。他には「恋人や友達が送ってきたメッセージ」や「マッチングアプリ」で騙されたという体験談も寄せられています。

<3位 ニュース>

・SNSで見かけた、戦争のニュースみたいなもの(30代 女性)

・SNSで見かけたニュース記事のような投稿で、「災害が起きて、大きな被害が出た」という内容のものだったが、デマだった(30代 男性)

・映画などで共演した俳優さん同士が結婚したというニュースを見て、本当だと思いました。「そうなんだ、結婚したんだ」と思っていたら「フェイクだよ」と友人に言われて「えーっ」となりました(50代 女性)

災害や戦争、有名人に関する話題など、衝撃が大きく人の関心を惹きつけやすい内容で、騙されたという人が多くなりました。

とくに文章や映像の体裁が整っていたり、「まあありそう」と思えるような内容だったりすると、AIによる偽情報でも本物らしく見えてしまいます。実際に「一見しただけでは、地上波ニュース番組で流される映像や写真との違いがまったくわからなかった」という体験談もありました。

「動画サイトやSNSを見ただけでニュースを信じるのではなく、信頼できるメディアで確認してみる」などの行動が必要です。

<4位 衝撃的な映像>

・Instagramでフォローしているインフルエンサーが投稿していた衝撃映像のようなもの。本物だと思っていたが、実はAIで作ったものだった(30代 男性)

・衝撃映像みたいなもの。高い場所の建築物が壊れるなど(50代 女性)

・海外の事故映像。始めは「すごいな」と思うだけでしたが、何度も事故に遭遇するはずはないし、あまりにも的確なアングル。よく見れば、人間が団子になったり飛んだ部品が消えたりしていて、AI生成だと思った(60代以上 女性)

いわゆる「衝撃映像」や「ハプニング映像」を見るのが好きな人も多いですよね。AIを使った衝撃映像風の動画もSNSや動画サイトに多く投稿され、視聴回数を集めています。AI技術の進化によって、風景や建物などの映像も高い完成度で作れるようになっているからですね。

衝撃映像は、驚きや恐怖などで人の感情を大きく動かすため、一見しただけでは細部の違和感に気づきにくく、騙されやすさにつながっていると考えられます。

<5位 著名人の動画>

・SNSで見かけた動画。「亡くなった有名アーティストがまだ生きている」という動画で、すごくリアルだったので本物かと思い、驚きました(20代 女性)

・有名人が音声付きの動画で商品紹介しているのを見たとき(40代 男性)

・好きな芸能人が教訓めいた言葉を発信している動画。声が本物の音声だったので最初は本人の声と思っていたのですが、奇妙な読み間違いがあったり抑揚に違和感があったりした。のちにAIのフェイク音声だとわかってびっくりした(50代 女性)

近年はAIによる音声再現や映像生成の精度が高まり、「本人らしい声・話し方」や「表情」まで作れるようになっています。そのためSNSや広告などで有名人の動画を見て信じていたら、あとからAI生成だとわかってびっくりしたという人も多くなりました。

騙されたと気づいたきっかけとしては、「話し方の抑揚がおかしい」「読み間違いがある」などが挙げられています。AI音声にテキストを読ませている場合には、抑揚や読み仮名がおかしくなるケースもあるからです。

まとめ

今回の調査では「動物の動画」「人物の画像」「ニュース」など、日常的に目にする機会が多いもので、AIの生成物を本物だと思ってしまったという経験のある人が多くなりました。

「AI生成かな」と疑うことを心掛けていても、AI技術の向上により生成物があまりに自然になっていて、なかなか気づけないこともあるのですね。つまりAI生成物を見抜くためには、まず「AI生成物はどこか違和感がある」という思い込みを捨てる必要があります。

そして「AI生成かどうか、表記を確認する」「細かな表現に目を向ける」「情報の出所を確認したり、裏付けをとったりする」といった行動が必要になると考えられます。

■三好きよみ氏の考察

AI技術は日々進化し、私たちの生活の中に深く入り込んでおり、もはや避けて通れないものとなっています。このような時代に自分自身を守るためには、次のようなことが大切です。

まず、細部をよく見る観察眼を養うこと。そして、情報に対するマインドを変えること。SNSで話題になっていても一呼吸おく、一次情報源を必ず確認するといった習慣を日々意識することが、情報に振り回されない力につながります。

AIリテラシーは、これからの時代を生きるすべての人に必要なスキルです。


▽監修者紹介

東京都立産業技術大学院大学 産業技術研究科 教授

三好 きよみ 

専門は、高度IT人材育成、リカレント教育、キャリア心理学、産業組織心理学。IT企業での実務経験と心理学をベースに、高度IT人材育成やチームパフォーマンス向上に取り組んでいる。AI活用が進む職場環境において、テクノロジーと人間の関わり方に関心を持つ。 

東京都立産業技術大学院大学  https://aiit.ac.jp/

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Craudiaメディア掲載支援サービス」の公式サイトURL( https://craudia-citation.com/ )へのリンク設置をお願い致します。

■クラウディアについて

株式会社エムフロが運営する総合型クラウドソーシングサービスです。

個の働き方やライフスタイルが多様化する中で、フリーランス、副業、複業などそれぞれの生活に寄り添うサービスの一つとして展開しています。

公式URL https://www.craudia.com/

■株式会社エムフロについて

株式会社エムフロは、ユーザーにとって魅力的な情報を発信し、価値あるサービスを提供するメディア事業を中核とする企業です。

主力のメディア事業を通じて蓄積されたデータやノウハウ、開発成果をフル活用し、効果の高い集客方法をご提案するマーケティングコンサルティングを展開しています。

公式URL https://www.mfro.net/

■会社概要

社名 : 株式会社エムフロ

代表者 : 代表取締役 北脇 陽典

所在地 : 〒150-0011 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階

設立 : 2004年9月

資本金 : 50,000,000円

URL : http://www.mfro.net/

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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階
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代表者名
北脇陽典
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2004年09月