日本アルコン、10月10日「目の愛護デー」に花火を打ち上げ
長時間のデジタル利用は“まばたき不足(※1)”にデジタルから目を休めるための「20-20-20ルール」(※2)を啓発
•「仕掛学(※4)」を活用し、デジタルデバイスから“思わず”目を離してしまうきっかけを創出することで、目を休めるための「20-20-20ルール」(20分に1回・最低20秒間・20フィート(約6メートル)以上先を見ること)(※2)を啓発
•10月10日の目の愛護デーに「アルコンのTHE花火大会」を実施。東京都内晴海エリアの海上にて20分ごとに20秒以上、合計3回花火を打ち上げ
アイケアのリーディングカンパニーである日本アルコン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:リック・コズロスキー、以下「日本アルコン」)は、10月10日の目の愛護デーに、デジタルデバイスから目を休めるための「20-20-20ルール」(※2)を啓発するため、20分ごとに20秒以上、夜空に花火を打ち上げる「アルコンのTHE花火大会」を東京都中央区晴海エリアの海上で開催しました。
デジタルデバイス長時間利用時のまばたき数は通常の約3分の1減少(※1)“まばたき不足”が目の不調を助長
デジタルデバイスの普及により、1日のネット平均利用時間は年々増加傾向にあり、昨年は20代が他の年代に比べ最も長い約5時間という結果でした(※3)。デジタルデバイスやデジタルコンテンツのおかげで生活が潤う一方で、接触時間の増加によってこれまで以上に目を酷使する場面が増えています。デジタルデバイスの使用時は画面を凝視しがちで、1分間あたりのまばたきの回数が通常の約22回(2.7秒に1回)からわずか7回程度(8.6秒に1回)へと、約3分の1にまで激減します(※1)。この“まばたき不足”は涙液層の不安定化につながり、ドライアイの要因になりえます。実際にデジタルデバイス使用によって成人の59%が眼精疲労による目の乾き、頭痛、視力低下、首や肩の痛みを感じたことがあると回答しています(※5)。
そこで日本アルコンは、デジタルデバイス使用から目の健康を守るため、仕掛学(※4)の第一人者である大阪大学 大学院 経済学研究科 松村真宏(まつむら なおひろ)教授の監修のもと、ついデジタルデバイスから目を離したくなる仕掛けとして、20分ごとに20秒以上夜空に花火を打ち上げる「アルコンのTHE花火大会」を開催しました。これを機により多くの方が、デジタルデバイス使用時に20分に1回・最低20秒間・20フィート(約6メートル)以上先を見て目を休める「20-20-20ルール」(※2)を知り、日常生活に取り入れるようになることを目的としました。
当日の様子
10月10日(月・祝)19時00分、レインボーブリッジを背景に、色鮮やかな花火が東京の夜空を彩りました。目の愛護デーにちなみ、目の形をした特注花火や、視力検査に用いられるランドルト環(Cマーク)の花火、また、「20-20-20ルール」(※2)を連想させる「20」の形をした花火が次々と打ち上げられました。その後20分の間隔を置き、19時20分、19時40分にも、デジタルデバイスから目を離すきっかけとして、各1分間ほど同様の花火が打ち上がりました。近隣の方々、道行く方々、仕事中の方々も、ふいに打ち上げられた花火に思わず夜空を見上げ、笑顔とともにひと時の“デジタルデトックス”を体験していました。
当日、花火をじかに楽しむことができなかった方たちのために、日本アルコンのコーポレートサイトにて、当日の様子を公開しています。https://www.alcon.co.jp/storiesをご覧ください。
当日花火を楽しまれた一般の方の声
●夜景を眺めていたら花火が上がってびっくりしました!綺麗だった!やっぱり記念にスマホを使って写真は撮っちゃいますが、その後はスマホから目を離して、友達と2人で花火綺麗だね〜って言いながら眺めていました。
●ベンチで休んでいたら音がして、海で花火が上がっていました。こういうびっくりはいいですね。私もちょっと隙があるとついスマホをいじるので、たまには遠くをぼーっと眺める時間を作ろうと思いました。
監修:
大阪大学 大学院 経済学研究科
松村 真宏 (まつむら なおひろ)教授
「仕掛学(※4)」の観点から“つい楽しく”やってしまう要素について、様々なアドバイスをいただきました。
<コメント>
昨年に引き続き今年も「アルコンのTHE花火大会」がサプライズで開催されました。密を避けるために打ち上げ場所の詳細は秘密でしたが、目撃できた人もできなかった人も、涼しくなってきた秋の夜長に、虫の音と花火の素敵なマリアージュと、花火に隠された謎解きをお楽しみいただけたでしょうか。10月10日といえばアルコンの花火大会があり、目の健康に意識を向ける毎年恒例の仕掛けになることを願っています。
日本アルコン株式会社 代表取締役社長
リック・コズロスキー
<コメント>
視力低下が社会問題になりつつある中で、デジタルデバイスと賢く付き合うことが重要だと考えています。1年に1度の「目の愛護デー」の機会に「花火」という多くの方が楽しめるようなイベントを通して目の大切さと「20-20-20ルール」(※2)を啓発できたことを嬉しく思います。日本アルコンの今回の取り組みをきっかけに、一人でも多くの方が「20-20-20ルール」(※2)を日常生活に取り入れてくだされば幸いです。
『アルコンのTHE花火大会』とは
デジタルデバイスの利用が増加する中(※3)、「20-20-20ルール」(デジタルデバイスを使用する際に、20分に1回・最低20秒間・20フィート(約6メートル)以上先を見ること)(※2)を促進し、目を休めることを啓発するために昨年に開始した取り組みです。人の行動を強制的ではなく、ついついしたくなるようにいざない、問題解決に資する「仕掛学」(※4)の考え方を取り入れました。
About Alcon
アルコンは、人々に素晴らしい視界がもたらされるよう貢献します。アイケアのグローバルリーダーであるアルコンは世界で75年以上、最も広範な製品を提供し、より良い視界・視力と人々の生活の質の向上に寄与してきました。当社のサージカル製品とビジョンケア製品は、世界中140カ国で、年間合計2億6千万人以上もの白内障、緑内障、網膜疾患や屈折異常に悩む人々の治療に役立てられています。世界で2万4,000人以上の従業員が、革新的な製品、アイケア専門家とのパートナーシップ、質の高い眼科治療へのアクセスを高めるためのプログラムを通じて、人々の生活の質の向上に努めています。アルコンの日本法人である日本アルコンは、1973年の設立以来約50年にわたり、日本のお客様や患者様にアイケア製品を提供してきました。詳細はhttps://www.alcon.co.jp/をご覧ください。
Reference
- Tsubota K, Nakamori K. Dry eyes and video display terminals. N Engl J Med. 1993 Feb 25;328(8):584.
- American Academy of Ophthalmology (米国眼科学会議)(https://www.aao.org/eye-health/tips-prevention/computer-usage)
- 総務省 令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査(https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf)
- 大阪大学 大学院 経済学研究科 松村真宏教授が提唱する「問題解決に資するよう、人の行動を強制的でなく、ついついしたくなるようにいざなうもの」
- The Vision Council. Digital Eye Strain.(https://www.thevisioncouncil.org/blog/vision-council-shines-light-protecting-sight-and-health-multi-screen-era)
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