Visit Finland 、国際女性デーを記念してフィンランド文化の象徴する3人の女性の歴史とフィンランドでのゆかりの地をご紹介!
~2022年夏、「トーベ・ヤンソンと海」展をハミナで開催!トーベ・ヤンソンが毎夏を過ごし、作品のインスピレーションを得たペッリンゲ諸島を訪れてみては~
クルーヴ・ハルにあるトーベの小屋(クレジット:Visit Finland)
1.トーベ・ヤンソン / TOVE JANSSON(1914-2001)
おすすめの旅行先: ペッリンゲ諸島、ハミナ
SÖDERBY-BODENのイェルダさん(クレジット:Visit Finland)・ペッリンゲ諸島の海で遊ぶトーベ(クレジット:© Per Olov Jansson © Moomin Characters™)
クルーヴ・ハル島は、天候、鳥の巣作りのシーズン、アーティストがインスピレーションを得るために島を貸し切るなどの理由で一般公開の期間は毎年とても短いのですが、島を訪れた際には、彼女の足跡をたどることができます。何十年も前の姿と変わらないコテージやトーベとトゥーリッキがすべての買い物を済ませていたと言われている小さな昔ながらのお店SÖDERBY-BODENに訪れてみてはいかがでしょうか。また、美しい景色に溶け込んでいるSÖDERBY-BODENのすぐ近くにあるペッリンゲ・コテージズで「おばあちゃんのコテージ」を借りたり、森の中を散歩しながらトーベが自分で描いたと言われているムーミンに登場するキャラクターモランが描かれた岩を見つけたりするのがおすすめの過ごし方です。
ペッリンゲ島から東に位置するハミナでは、2022年の夏に、「トーベ・ヤンソンと海」展が開催され、トーベの海との密接なつながりに焦点を当てた絵画やイラストが展示されます。
2. ヴィヴィ・ロン / WIVI LÖNN(1872-1966)
おすすめの旅先:タンペレ、ユヴァスキュラ
Kuokkala manor(クレジット:Visit Finland)
フィンランドの最先端を行く女性パイオニア、ヴィヴィ・ロンは、フィンランドで最も成功した建築家の一人です。ヴィヴィはフィンランドで初の独立した女性建築家であり、女性建築家として初めて建築コンクールで優勝しました。さらに、ヴィヴィは故郷タンペレの建築に大きな影響を与え、いくつもの教育機関のデザインを手がけました。彼女の建築に触れたい方は、タンペレ市内のタンペレ・ビジネススクール、旧フィンランドPyynikin koulu女学校とAleksanterin koulu小学校を通るWivi Lönnルートを歩くとよいでしょう。また、1908年に完成したアールヌーボー様式の斬新な建物であるタンペレ中央消防署も、ヴィヴィの代表作のひとつです。1910年代初頭には、電車でのアクセスが良く、ヘルシンキから電車で3時間ほどの距離にある、自然に近い街ユヴァスキュラに移り住みました。ここでは、Puistokoulu学校、Älylä地区の住宅、そして邸宅のKuokkala manorなど、彼女の数々の作品が残されています。文化的・歴史的環境にあるこの邸宅は、現在レストランとして一般公開されています。
3. ヘレン・シャルフベック / HELENE SCHJERFBECK (1862-1946)
おすすめの旅行先:ヘルシンキ、エケネス
アテネウム国立美術館「The Modern Woman」展(クレジット:Finnish National Gallery Hannu Pakarinen)
ヘレン・シャルフベックは、フィンランドを代表する芸術家の一人です。彼女のアートの特徴は、他人や自分自身を描いた無駄のない抽象的な肖像画です。現在、ヘレンは時代をはるかに先取りしていたと考えられており、フィンランドのヴィジュアルアーツの日は彼女の誕生日である7月10日に祝われています。
ヘレンの芸術に触れたい方は、ヘルシンキを訪れ、2022年3月末まで開催されているアテネウム国立美術館の20世紀のモダニズムにおける女性芸術家の役割と立場を検証する展覧会「The Modern Woman」を訪れるのがおすすめです。ヘレンの作品は、フィンランドの11名の女性アーティストの作品とともに展示されています。本展では、クリエイターとしての女性と、イメージの中の対象と視線の対象としての女性という2つの角度から、女性アーティストを探求しています。ヘルシンキを訪れる際は、ヒエタニエミ墓地にある彼女のお墓も訪ねてみてはいかがでしょうか。フィンランドの歴代大統領やアイノ、アルヴァ・アールトが埋葬されており、人気の観光地となっています。
ヘレンは1925年から1941年まで、ヘルシンキから西へ2時間ほどの距離にあるフィンランド最南端のラーセポリにあるエケナスという地区に住んでいました。海が好きなヘレンは、旧市街を散歩したり、ラムショルメン公園森林地帯を訪れたり、スケッパートレーデン公園で絵を描きながら過ごしていたと言われています。また、ヘレンが絵を描いていた場所やモデルが住んでいた場所を見学することができるドラマチックなガイドツアーに参加するのもおすすめです。
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