【取締役会における電子議事録の利用実態調査】電子化はわずか32.4%、電子化を「望む」声は79%

〜全ての押印を1週間未満で回収できる割合、「電子化前」は7.4%の一方、「電子化後」は77.8%に〜

ペーパーロジック

 ペーパーロジック株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役:横山 公一)は、東京都内の大企業(従業員数1000人以上)に勤めており総務部門・経営企画部門に勤める方102名を対象に、「電子議事録」に関する利用実態調査を実施しましたので、発表いたします。
  • サマリー

 
  • 調査概要
調査概要:「電子議事録」に関する利用実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月27日〜同年10月29日
有効回答:東京都内の大企業(従業員数1000人以上)に勤めており総務部門・経営企画部門に勤める方102名
 
  • 取締役会での議事録について、3社に1社が「署名・押印」を電子化
 「Q1.あなたの会社では、取締役会での議事録について、「署名・押印」が電子化されていますか。」(n=102)と質問したところ、「電子化されていない」が37.2%、「電子化されている」が32.4%という回答となりました。

Q1.あなたの会社では、取締役会での議事録について、「署名・押印」が電子化されていますか。Q1.あなたの会社では、取締役会での議事録について、「署名・押印」が電子化されていますか。

・電子化されていない:37.2%
・電子化されている:32.4%
・わからない:28.4%
・取締役会を設置していない:2.0%
 
  • 「署名・押印」の電子化のメリット、「紙の回覧がなく回収が早い」が81.8%
 「Q2.Q1で「電子化されている」と回答した方にお聞きします。電子化されていることによるメリットを教えてください。(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「紙の回覧がなく回収が早い」が81.8%、「場所にとらわれず押印が可能」が60.6%、「押印催促時のコミュニケーションストレスの低減」が36.4%という回答となりました。

Q2.Q1で「電子化されている」と回答した方にお聞きします。電子化されていることによるメリットを教えてください。(複数回答)Q2.Q1で「電子化されている」と回答した方にお聞きします。電子化されていることによるメリットを教えてください。(複数回答)

・紙の回覧がなく回収が早い:81.8%
・場所にとらわれず押印が可能:60.6%
・押印催促時のコミュニケーションストレスの低減:36.4%
・紛失リスクの低減:36.4%
・過去議事録の参照等における簡易性向上:36.4%

・押印依頼時のコミュニケーションストレスの低減:33.3%
・印刷が不要で手間がかからない:33.3%
・保管場所の削減:33.3%
・郵送費の削減:27.3%
・その他:0.0%
・わからない:3.0%
 
  • 全ての押印を1週間未満で回収できる割合、「電子化前」は7.4%の一方、「電子化後」は77.8%
 「Q3.Q2で「紙の回覧がなく回収が早い」と回答した方にお聞きします。電子化前・電子化後において全ての押印を回収できる期間を教えてください。平均値で結構です。」(n=27)と質問したところ、「1週間未満」が「電子化前」は7.4%、「電子化後」は77.8%という回答となりました。

Q3.Q2で「紙の回覧がなく回収が早い」と回答した方にお聞きします。電子化前・電子化後において全ての押印を回収できる期間を教えてください。平均値で結構です。Q3.Q2で「紙の回覧がなく回収が早い」と回答した方にお聞きします。電子化前・電子化後において全ての押印を回収できる期間を教えてください。平均値で結構です。

電子化前
・1週間未満:7.4%

・1週間~2週間未満:48.1%
・2週間~3週間未満:14.8%
・3週間~1ヶ月未満:11.1%
・1ヶ月~2ヶ月未満:0.0%
・2ヶ月~3ヶ月未満:7.4%
・3ヶ月以上:7.4%
・わからない:3.8%

電子化後
・1週間未満:77.8%

・1週間~2週間未満:11.1%
・2週間~3週間未満:3.7%
・3週間~1ヶ月未満:0.0%
・1ヶ月~2ヶ月未満:0.0%
・2ヶ月~3ヶ月未満:0.0%
・3ヶ月以上:3.7%
・わからない:3.7%
 
  • 議事録電子化のメリット、「時間や場所を問わずに閲覧できる」、「進捗を確認できる」なども
 「Q4.Q1で「電子化されている」と回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、電子化されていることによるメリットがあれば教えてください。(自由回答)」(n=33)と質問したところ、「時間や場所を問わずに閲覧できるようになった」「進捗を確認できる」など23の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・34歳:以前は会社に保管されていた資料が、時間や場所を問わずに閲覧できるようになった。
・32歳:進捗を確認できる。
・41歳:体裁とか余計な指示が減少した。
・30歳:備品が少なくなる。
・52歳:事務局の作業工数の削減。
・49歳:書類紛失を防げる。
・51歳:業務が早い。
 
  • 議事録が電子化されていない企業の79%が「取締役会の議事録の電子化」を希望
 「Q5 Q1で「電子化されていない」と回答した方にお聞きします。取締役会の議事録に関して、電子化を望みますか。」(n=38)と質問したところ、「非常に望む」が47.4%、「やや望む」が31.6%という回答となりました。

Q5 Q1で「電子化されていない」と回答した方にお聞きします。取締役会の議事録に関して、電子化を望みますか。Q5 Q1で「電子化されていない」と回答した方にお聞きします。取締役会の議事録に関して、電子化を望みますか。

・非常に望む:47.4%
・やや望む:31.6%

・あまり望まない:18.4%
・全く望まない:2.6%
 
  • まとめ
 今回は、東京都内の大企業(従業員数1000人以上)に勤めており総務部門・経営企画部門に勤める方102名を対象に、「電子議事録」に関する利用実態調査を行いました。

 まず、取締役会での議事録について、「署名・押印」が電子化されている企業は32.4%であることが分かりました。また、「電子化されている」と回答した企業に対して、「署名・押印」電子化のメリットを聞いたところ、「紙の回覧がなく回収が早い」が81.8%、「場所にとらわれず押印が可能」が60.6%、「押印催促時のコミュニケーションストレスの低減」が36.4%と回答しました。

 次に、議事録電子化前後における「全ての押印を回収可能な期間」を調査したところ、「1週間未満」が「電子化前」には7.4%だったところ、「電子化後」には77.8%になり、回収時間の短縮に大きな効果があることが明らかになりました。また、議事録電子化により「時間や場所を問わず閲覧できる」や「進捗を確認できる」、「体裁など余計な指示が減少した」といったメリットも感じているようです。加えて、まだ「議事録が電子化されていない」企業においても、79%が「議事録の電子化を望む」と回答しました。

 今回の調査では、取締役会での議事録について、「署名・押印」の電子化が導入されている企業が多いとは言えないものの、導入されている企業からは、時間の短縮や、ストレスの軽減など、多くのメリットを実感していることが判明しました。導入されていない企業からは、電子化を希望する割合が圧倒的に高い状況です。コロナ禍によってテレワークが進み、出社する機会が減少している昨今において、議事録の電子化は、作業効率化に大きなインパクトを与えると言えるでしょう。
 
  • 会社概要
会社名  :ペーパーロジック株式会社
設立   :2011年4月27日
代表取締役:横山 公一
所在地  :東京都港区港南二丁目16-5 NBF品川タワー5階ワークスタイリング内
事業内容 :経理・総務・法務の領域で、法律で原本保管を義務付ける書類を完全にペーパーレス化(紙原本廃棄)
      するクラウドソリューションを提供しています。
URL   :https://paperlogic.co.jp
 

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ペーパーロジック株式会社

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URL
https://paperlogic.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南二丁目16-5 NBF品川タワー5階ワークスタイリング内
電話番号
03-5791-1910
代表者名
横山公一
上場
未上場
資本金
9億7727万円
設立
2011年04月