【クマ財団ギャラリー】新作EPの世界観を空間に映し出すインスタレーション。音楽家・久保暖による個展『Chimera Kinema』を7月26日(金)から開催!
クマ財団が支援する若手クリエイターたちの発表の場・クマ財団ギャラリーにて、音楽家・久保暖による個展『Chimera Kinema』を7月26日(金)〜7月28日(日)の3日間開催します。
クマ財団の活動支援生11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、自身の創作のプレゼンテーションを行うシリーズ企画「KUMA selection2024」。その第7弾として、音楽家・久保暖による個展『Chimera Kinema』を7月26日(金)〜7月28日(日)の3日間開催します。
久保暖 個展『Chimera Kinema』
2024年7月26日(金)〜7月28日(日)
1e1(iel=イェル)は、東京を中心に活動する音楽家・プロデューサー・トラックメイカーの久保暖によるソロプロジェクト。
今夏にリリースを控えた新作EPでは、現代の流動していく文化の中で1e1が自らを生かす術を発明することを目的とし、さまざまなアーティストを登場人物として迎え入れ制作した架空の"嵌合体の映画(Chimera Kinema)"を音楽の世界に落とし込んでいる。
リリースとあわせてクマ財団ギャラリーでは、今から約130年前に発明された、映画の原点となったシネマトグラフ(連続写真装置)に着想を得た、EPと共通するコンセプトのもと制作された"音の映写機"としてのサウンドインスタレーションを展開する。
久保 暖(Dan Kubo)
HipHop、R&Bを中心としたブラックミュージックに、現代音楽の一分野とされる電子音響音楽における独自の作曲手法を用いた音を織り交ぜた音楽を生み出す。クリエイティブ・コレクティブ「Laastc」のメンバー。2018年10月31日に1st EP 「Quartier Latin」をリリース。
2020年10月にリリースした1st album「Cryptobiosis」は、Webメディア『Mastered』にてSeihoが選ぶ当該年レコード大賞にノミネート。インスタレーションや空間芸術の制作も行なっており、Licaxxx、Kazuki Muraokaらとも共同制作を行なっている。
2024年、2nd EP「Asymptote」をリリース。
Webサイト: https://linktr.ee/dan_1e1
X(旧Twitter): https://x.com/kubodan/
Instagram: https://www.instagram.com/dan1e1/
久保暖のインタビュー記事はこちら|https://kuma-foundation.org/news/10604/
【クリエイターコメント】
今作のEPと展示では、何かについて、「これは〇〇である。」と同定する行為を阻害する、そんな輪郭の捉えきれないものを生み出すことを目指しました。何かと何かのはざま、歪な遺伝子を持つキメラのような違和感を、空間と時間に閉じ込めようとすることがこの一連の創作活動の主題です。
今回の制作において、クマ財団の活動支援によって多くの新しい音や素晴らしい客演の方々を作品に招くことが叶いました。当展示では、そんなたくさんの登場人物に注意を向けて楽しんでいただければ幸いです。
参考作品
Information
タイトル|Chimera Kinema
出展作家|久保 暖
会 期|2024年7月26日(金)〜7月28日(日)
開館時間|12:00 - 19:00 ※最終日は17:00まで
料 金|無料
W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/dankubo/
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。
当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
メインビジュアル|岸 裕真
主 催|公益財団法人クマ財団
お問合せ|クマ財団事務局
Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 - 19:00)
「KUMA selection2024」とは?
公益財団法人クマ財団は、25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金」、奨学金の卒業生を対象とした「活動支援事業」を通して、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
「活動支援事業」は、企画書ベースでの選考を行い、クリエイターのステップアップに繋がる個展開催費や滞在制作費、作品制作費など幅広い活動を支援する助成金です。
そんな「活動支援事業」の一環として、活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を2024年5月から9月にかけて開催します。これまで支援をしてまいりました活動支援生の有志11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、個展や公演、ライブ、上映会などを各クリエイターが企画して発表します。
様々なジャンルで創作活動に打ち込み、新しい価値を創造しようと試みる若手クリエイターのプレゼンテーションを毎月2〜3名ずつ行います。この機会にぜひご高覧ください。
今後の出展予定クリエイター
岡 碧幸(メディアアート)8月下旬開催予定
北海道大学農学部を卒業後、Royal College of ArtにてInformation Experience Designを学ぶ。環境生命化学、情報学、哲学の観点からモノを観察した作品により、現代社会での人と人以外の存在の関係性を探る。STRP ACT 2020ほか受賞。
石島 響(メディアアート)9月中旬開催予定
多摩美術大学大学院修了後、ベルリン芸術大学大学院New Media修士修了。ベルリンを拠点に活動中。インスタレーション、映像、キネティックやインターネットアート等多様な表現を用い、芸術と社会の相互作用性、メディアにより生じる個人の認識/感情への影響についての研究と芸術実践を行っている。見えていないものを想像させる体験や現象、身体感覚などを扱う。
倉敷 安耶(絵画)9月中旬開催予定
2020年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在は東京と京都を拠点に活動。一貫して、肉体という個別の物質、あるいは付属するカテゴライズによって絶対に断絶された孤独な存在のひとつであるという自覚を持ち、他者との距離について制作を行ってきた。転写技法を用いた平面作品を主軸にした他、儀式的なインスタレーションやパフォーマンスなどを用いる。
沖田 愛有美(絵画 / 工芸)9月下旬開催予定
漆をメディウムとした絵画作品を制作している。絵画や工芸の区分にもとづく還元主義的な表現の規範化を回避し、自然界の現象や様々な種、それらと非人間の境界など複数の要素が複雑に結びつき絡まり合う様子を生きる描画材料との協働によって描き出す。
クマ財団ギャラリーについて
活動支援生による「KUMA selection」と
クリエイター奨学生による「KUMA experiment」の2本を軸に、
年間を通して若手クリエイターの作品を発信!
クマ財団ギャラリーは、クマ財団が支援するクリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を提供することを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。
クマ財団が行う「クリエイター奨学金」に採択されたU25の学生クリエイターのプレゼンテーションの場として、10月〜翌年3月にグループ展シリーズ「KUMA experiment」を開催。また、その卒業生である活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を5月〜9月にかけて実施し、年間2シリーズを軸に展覧会・イベントを展開しています。文化とアートの中心の一つである六本木で、当財団が支援する若手クリエイターの情報を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。
クマ財団ギャラリー
Web|https://kuma-foundation.org/gallery/
住所|〒106-0032 東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
アクセス|日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
クマ財団について
公益財団法人クマ財団
株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展覧会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。
Web|https://kuma-foundation.org/
住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 203
Mail|contact@kuma-foundation.org
Tel|03-6721-7798
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