介護施設選びで重視したこと・困ったことTOP3!最優先事項は、経験後に「料金」から「スタッフの質」へ逆転
株式会社元気な介護(本社所在地:北海道札幌市、代表取締役:池田 元気)は、未知株式会社(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役CEO:下方 彩純)と介護施設・サービス選びに関する意識調査を実施しました。
日本の高齢化が加速するなか、家族の介護・支援に関わる人は年々増加しています。しかし、介護施設やサービスの選び方は複雑で、情報収集から意思決定まで多くの課題を抱えているのが現状です。
今回の調査では、実際に介護・支援に関わった経験者・関わったことのない方を含む300名を対象に、介護施設・サービス選びにおける実態と本音を調査しました。
介護経験は7割超――「過去に関わった」が最多、現在進行中も約3割
「あなたは家族(親・配偶者・祖父母など)の介護や支援(見守りを含む)に関わったことがありますか?」と尋ねたところ、「過去に関わっていた」が44.0%(132名)でトップ。「現在、関わっている」26.7%(80名)と合わせると、実際に介護に関与した経験者は全体の70.7%に達しました。

また、介護・支援が必要な家族の状況については、「要介護認定を受けた/受けている」が43.0%(129名)と最多。「認定はないが支援が必要だった/必要である」18.0%(54名)、「要支援認定を受けた/受けている」12.3%(37名)が続き、何らかの認定・支援を要する状況にある家族を持つ割合は約7割を占めました。
さらに介護施設・サービスの利用状況を尋ねたところ、「過去に利用していた」34.3%(103名)、「現在、利用している」24.0%(72名)を合わせると、実際の利用経験者は58.3%。「検討したが利用しなかった」は10.7%(32名)、「検討・利用したことはない(以降は想定での回答)」は31.0%(93名)でした。
「デイサービス」が最多利用、自宅系サービスの需要も根強い
検討・利用したことがある(または検討し得る)介護施設・サービスについては、「通所介護(デイサービス)」が141回答(47.0%)でトップ。次いで「訪問介護(ホームヘルパー)」が121回答(40.3%)、「福祉用具の貸与・購入」が82回答(27.3%)、「訪問看護」が79回答(26.3%)、「通所リハビリテーション(デイケア)」が68回答(22.7%)と続きます。

入所施設では「特別養護老人ホーム(特養)」55回答(18.3%)、「介護付き有料老人ホーム」43回答(14.3%)、「介護老人保健施設(老健)」37回答(12.3%)の順。通所・訪問系サービスへの関心が施設系を上回っており、在宅での生活継続を望む傾向が読み取れます。
介護施設・サービスを探し始めた主なきっかけは、「介護する家族の負担の限界」が27.3%(82名)で最多でした。「認知症が進んだ」21.3%(64名)、「入院/退院」19.0%(57名)と続き、家族側の限界と本人の状態変化が主な契機となっています。

「その他」を選んだ方からは以下のような声が寄せられました。
「がんの末期で、自宅でお看取りをしたかったから。」
「脳梗塞で半身麻痺になったため」
「身体機能と認知機能の低下が顕著に表れ、独居での生活に支障をきたし始めたから。」
「介護する側が体調を壊してしまった。体格的に無理があった」
料金・立地・スタッフが選択の三大基準――「やり直すなら」スタッフ重視へ逆転
介護施設・サービス選びで重視したこと(上位3つ選択)では、「料金(総額)」197回答(65.7%)が最多で、「施設の立地(通いやすさ)」が178回答(59.3%)、「スタッフの対応・雰囲気」が156回答(52.0%)と続きました。

一方、「介護施設・サービス選びをやり直せるとしたら、次は何を重視しますか?」という問いでは、「スタッフの対応・雰囲気」146回答(48.7%)が首位に浮上し、「料金(総額)」142回答(47.3%)と逆転しました。
「医療連携(病院・往診・服薬管理)」85回答(28.3%)、「個別ケア(利用者に合わせる)」62回答(20.7%)も重視度が上昇しており、経験を経てソフト面・ケアの質への評価が高まっていると考えられます。

「その他(やり直すなら)」の自由回答には、以下のような声がありました。
「本人が納得するように時間をかけて施設を選ぶ」
「結局、病院で亡くなりました。本人は在宅を希望していたので、もっと自宅で過ごせる方法があったら良かったと思います。」
「部屋が家のような雰囲気のところにしたかった。」
費用の不透明さと比較の難しさが「困った」トップ2――想定外は追加費用
介護施設・サービス選びで「特に困ったこと」を尋ねたところ、「費用・追加費用が分かりにくい」132回答(44.0%)が最も多い結果となりました。「比較ポイントがわからない」110回答(36.7%)が続き、情報の不透明さや判断材料の不足が最大の障壁であることが明らかになりました。

「本人が嫌がった/同意が得にくかった」「短期間で決めなければならなかった」はそれぞれ81回答(27.0%)と同率3位でした。
介護施設・サービスを決めた後に「想定と違う」と感じた点では、「追加費用が必要なサービス(おむつ代・理美容費・医療費など)が多かった」が78回答(26.0%)、「月額費用が思っていたより高かった」が71回答(23.7%)と、費用関連の誤算が上位を占めました。「本人の状態(表情・健康状態)が思ったほど良くならなかった」43回答(14.3%)、「スタッフの対応が合わなかった」43回答(14.3%)も同数で続いています。
また、主な情報収集先は「市区町村の高齢者相談窓口・地域包括支援センター」149回答(49.7%)が最多で、「ケアマネジャー」137回答(45.7%)、「病院(医師・医療ソーシャルワーカーなど)」106回答(35.3%)と公的・専門的窓口への依存度が高い結果に。「施設の公式サイト」73回答(24.3%)、「口コミ(兄弟姉妹・知人・親戚)」65回答(21.7%)が続き、デジタル・口コミ活用はまだ限定的です。
後悔「なし」は4割超も、切実に求めるのは「費用の見える化」ツール
選んだ介護施設・サービスを総合的に考えて後悔しているか聞いたところ、「あまり後悔していない」30.0%(90名)、「まったく後悔していない」12.7%(38名)を合わせると、後悔なしは42.7%でした。

「やや後悔している」5.3%(16名)「かなり後悔している」0.7%(2名)と合わせた後悔あり層は6.0%と少数ですが、「どちらともいえない」が51.3%(154名)と最多となり、評価は一定程度分かれる結果となりました。
そんな中、「介護施設・サービス選びであったら助かったのに」と思うもの(複数回答)では、「費用の総額が一目で分かる一覧表」が177回答(59.0%)でダントツでした。

そのほか、「追加費用の現実的な月額目安」が146回答(48.7%)、「比較チェックリスト・見学時に聞くべき質問」が114回答(38.0%)、「本人の希望を整理するシート」が86回答(28.7%)、「空き状況の見通し」76回答(25.3%)と続き、比較や条件の整理に関するニーズが突出しています。
具体的で実用的なサポートが、介護選びの不安解消に大きく寄与すると考えられます。
【調査概要】
調査期間:2026年3月16日〜3月21日
調査方法:インターネット調査
調査人数:300名(有効回答数:300)
【運営者概要】
運営元:株式会社 元気な介護
本社所在地:北海道札幌市北区北20条西4丁目2-15
代表取締役:池田 元気
会社HP:https://genkinakaigo.co.jp/
サービスページ:https://genkinakaigo.co.jp/service/
メディアサイト:https://genkinakaigo.co.jp/media/
運営元:未知株式会社
本社所在地:大阪府大阪市北区中津1-18-18 若杉ビル6階
代表取締役CEO:下方 彩純
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