SNS経由のスカウト、受け取った人の77%が「好印象」と回答
年収600万円以上の約6割がSNSでスカウトを受信した経験あり、「自分のスキルが評価されている」実感が転職行動への第一歩に

AI採用プラットフォーム「AUTOHUNT(オートハント)」を提供する株式会社XAION DATA(本社:東京都千代田区、代表取締役:佐藤 泰秀)は、SNSを利用する年収600万円以上の正社員200名を対象に「SNSを活用した転職活動に関する実態調査」を実施しました。
その結果、年収600万円以上の人材の約6割がSNS経由でスカウトを受け取った経験があり、受け取った人の77.3%が「好印象」と回答していることが明らかになりました。
海外ではSNSを活用した採用が主流になりつつある一方、日本国内ではまだ「SNS経由の転職」に関するデータが十分に蓄積されていません。本調査は、日本におけるSNS転職の実態を明らかにし、企業の採用戦略に新たな視点を提供することを目的としています。
■調査サマリー
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年収600万円以上の人材の59.5%がSNS経由でスカウトを受け取った経験あり
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スカウトを受け取った人の77.3%が「好印象」と回答。「自分のスキルや経験が評価されている」が42.9%で最多
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スカウト受信後、51.3%が実際に選考プロセスに進み、61.3%が「カジュアル面談・情報交換をした」と回答。88.2%が何らかの具体的なアクションを取っている
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転職を今すぐ考えていない場合でも、52.5%が「企業の情報や雰囲気を知りたい」「自分のスキルの市場価値を知りたい」と回答し、44.0%が「まずはカジュアルに話を聞きたい」と回答
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転職を検討するきっかけとして、48.0%が「企業や人材エージェントから声をかけられた」と回答
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転職したいタイミングが来た際に、57.0%が「過去に接点があった知人や友人に自ら相談した」と回答
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SNSで声をかけられた場合、「転職を検討し、話を聞いてみたい」と回答した人が48.0%、「内容次第では話を聞いてみたい」を含めると69.0%
■調査結果
年収600万円以上の約6割がSNS経由でスカウトを受け取った経験あり
SNSやビジネスSNS(X、Facebookなど)を通じて、企業の採用担当者や人材エージェントからスカウトやメッセージを受け取った経験について聞いたところ、59.5%が「ある」と回答しました。
年収600万円以上の人材の約6割がSNS経由のスカウトを受信しており、SNSが採用における新たなチャネルとして確実に浸透していることがうかがえます。

スカウト受信者の88.2%が何らかの具体的アクションを実行、半数以上が選考プロセスに進行
SNS経由でスカウトを受け取った後の行動について聞いたところ、最も多かったのは「企業や職種について調べた(66.4%)」、次いで「カジュアル面談・情報交換をした(61.3%)」、「実際に選考プロセスに進んだ(51.3%)」でした。
「特に何もしなかった」と回答した人はわずか11.8%にとどまり、88.2%が何らかの具体的なアクションを取っていることが明らかになりました。SNS経由のスカウトが、単なる「お知らせ」ではなく、候補者の行動を実際に喚起する有効なアプローチであることが示されています。

スカウト受信者の77.3%が「好印象」と回答、「自分のスキルが評価されている」実感がポジティブな反応の原動力に
SNS経由で受け取ったスカウトやメッセージへの印象について聞いたところ、「自分のスキルや経験が評価されていると感じ、好印象だった」が42.9%で最多、次いで「興味を持てる内容だった」が34.4%となり、合わせて77.3%がポジティブな印象を持っていることがわかりました。
一方、「不信感や不快感を覚えた(5.9%)」「あまり自分には合っていないと感じた(2.5%)」は合わせて8.4%にとどまっており、SNS経由のスカウトは候補者に好意的に受け止められていることが明らかになりました。適切なターゲティングとパーソナライズされたメッセージングにより、質の高い接点を構築できることを示唆しています。

転職潜在層の52.5%が「企業の情報や雰囲気を知りたい」「スキルの市場価値を知りたい」と回答、"転職今すぐではない"層にもSNSは有効な接点
転職を今すぐ考えていない場合に、企業からの接点として望ましいものを聞いたところ、「企業の情報や雰囲気を知りたい」と「自分のスキルの市場価値を知りたい」がともに52.5%で最多、次いで「まずはカジュアルに話を聞いてみたい」が44.0%となりました。
「今は接点を持ちたくない」と回答した人は18.5%にとどまり、転職潜在層の8割以上が何らかの形で企業との接点を持つことに前向きであることがわかりました。
従来の転職サイトやエージェント経由では「応募=選考」という重い一歩になりがちですが、SNS経由の接点は「情報収集」「カジュアル面談」という軽いタッチポイントとして機能しており、転職潜在層が企業と出会う新たな入口となっています。

転職検討のきっかけ、48.0%が「企業やエージェントからの声かけ」、"待ち"ではなく"攻め"のアプローチが有効
過去に転職を検討し始めたきっかけについて聞いたところ、「自分から積極的に転職サイトやエージェントに登録した」が53.5%で最多だった一方、「企業や人材エージェントから声をかけられた」も48.0%、「友人・知人から声をかけられた」が33.5%と、外部からの声かけがきっかけとなった割合も高いことがわかりました。
この結果は、自発的に転職活動を行わない人材に対しても、企業やエージェントからの能動的なアプローチが転職検討のトリガーとなり得ることを示しています。

声をかけられてから「1ヶ月以内」に転職を検討した人が54.7%、一方で「3ヶ月以上」も約4割
「企業や人材エージェントから声をかけられた」「友人・知人から声をかけられた」ことで転職を検討した人に、連絡を受けてから転職を検討し始めるまでの期間を聞いたところ、「即座に検討した(18.8%)」と「1ヶ月以内(35.9%)」が、合わせて54.7%と比較的短期間で転職を検討し始めていることがわかりました。
一方で、「3ヶ月以内」が17.1%、「6ヶ月以内」が11.1%、「6ヶ月以上経ってから」が10.3%と、約4割が3ヶ月以上の時間をかけて転職を検討しています。
転職潜在層は「今すぐ」ではなく「数ヶ月後」に動くケースも多く、継続的な接点の維持が採用成功の鍵となることがうかがえます。

転職検討時、57.0%が「過去に接点のあった人に自ら相談」、日常的な関係構築が採用成功に直結
転職したいタイミングが来た際に、知人や友人など過去に接点のあった人に自ら相談した経験について聞いたところ、57.0%が「知人や友人に相談をした経験がある」と回答しました。
この結果は、転職を決意した際はゼロから情報収集を始めるのではなく、「すでに繋がっている相手」に相談する傾向が強いことを示しています。転職市場に出る前の段階で候補者と接点を持ち、関係を構築しておくことが、実際の採用成功に結びつく可能性が高くなると考えられます。

SNS転職経験者の最多回答は「企業の雰囲気や文化をリアルに知れた(40.0%)」、求人票では伝わらない"企業らしさ"に価値
SNSを通じた転職活動で、従来の転職サービス・媒体では得られなかった価値や体験について聞いたところ、最も多かったのは「企業の雰囲気や文化をよりリアルに知ることができた(40.0%)」、次いで「自分のスキルや経験が適切に評価されていると感じた(33.0%)」、「企業や採用担当者との直接的なコミュニケーションが取れた(31.5%)」でした。
また、「想定していなかった業界・企業との出会いがあった」も30.5%にのぼり、SNS経由の転職活動が従来のチャネルでは実現しにくかった「企業理解の深さ」「心理的な参入障壁の低さ」「予想外の出会い」といった体験価値を提供していることがうかがえます。

SNSで声をかけられた場合、69.0%が「話を聞いてみたい」と前向き、SNSは転職潜在層にとって心理的ハードルの低いチャネル
SNSで企業や人材エージェントから声をかけられた場合の反応について聞いたところ、「転職を検討し、積極的に話を聞いてみたい」と「転職を検討し、まずは話を聞いてみたい」がそれぞれ24.0%、「内容次第では話を聞いてみたい」が21.0%となり、合計で69.0%が前向きに検討する姿勢を持っていることがわかりました。
「あまり興味はないが、話だけは聞く(16.5%)」を含めると85.5%が何らかの形で接点を持つ意向を示しており、SNSでの接点が転職潜在層にとって心理的ハードルの低いアプローチ手段として機能していることが裏付けられました。

SNS経由の転職で重視するのは「年収・待遇(62.5%)」が最多、「働き方の柔軟性」「事業内容」も6割前後
SNS経由での転職活動や企業との接点において重視する要素を聞いたところ、「年収・待遇」が62.5%で最多、次いで「働き方の柔軟性」が60.0%、「事業内容への興味」が59.5%、「キャリアアップの機会」が54.5%と続きました。
注目すべきは、「企業文化・ビジョンへの共感」も48.5%と約半数が重視している点です。SNS上では企業の日常的な情報発信や社員の投稿を通じて、企業文化やリアルな働き方が可視化されており、求人票だけでは伝わりにくい「企業らしさ」が転職判断の重要な要素になっていることが分かります。

調査概要
調査名称: お仕事に関するアンケート
調査期間:2026年2月10日(火)〜2月18日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象者:年収600万円以上の25歳〜60歳で、SNSを利用している正社員
有効回答数:スクリーニング調査:6,000名、本調査:200名
■SNSが切り拓く、採用の新しい入口
今回の調査から、SNSを利用している年収600万円以上の人材において、SNSが転職活動の重要なチャネルとして機能していることが明らかになりました。
特に注目すべきは、「転職潜在層」と呼ばれる、今すぐの転職は考えていないものの良い機会があれば検討したい層へのリーチです。転職潜在層の8割以上が企業との接点に前向きであり、57.0%が転職検討時に「過去に接点があった人に自ら相談する」という結果は、日常的な関係構築の重要性を物語っています。
従来の採用手段では出会えなかった企業との接点、「まずは話を聞く」という軽いタッチポイント、そして企業文化やビジョンへの共感を重視する転職スタイル。これらはすべて、SNSという新しいインフラが可能にした転職活動の形です。
XAION DATAが提供する「AUTOHUNT」は、こうした転職潜在層との接点創出を、AI・データ活用によって効率化します。優秀な人材が「まだ市場に出る前」にアプローチできる仕組みを構築することで、企業の採用成功率を高めていきます。
■「AUTOHUNT」について
「AUTOHUNT」は、“転職市場にいない”優秀な人材と出会える採用支援SaaSです。
独自の技術で構築した非登録型の人材データベースを活用し、転職を顕在化していない潜在層人材へのアプローチを可能にします。また、自社で構築したタレントプールと連携することで、候補者との継続的なコミュニケーションやナーチャリングを実現。
採用競争の激化や採用コストの上昇といった課題に対し、早期から候補者と接点を築き、企業カルチャーや求めるスキルにマッチした人材の採用を支援します。
■XAION DATAについて
会社名:株式会社XAION DATA
代表者:佐藤 泰秀
本社住所:東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 2F 内
事業内容:データ収集・構造化特許技術(特許第7116940号)を基に、オープンデータを活用したサービスの開発及び、データを活用したAI/DATAソリューションの提供
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