【海士町役場】【挑戦×交流】地域の枠を超えた共創と共生を通した、持続可能な新しい地域経営モデルの構築を目指し、山梨県丹波山村と連携協定を締結しました!

両自治体において、「若者を中心とした地方への人材還流」と「関係人口DX」を促進することによって、自治体間共創による新しい価値創出を目指します。

海士町役場

海士町(所在地:島根県隠岐郡海士町大字海士1490番地、町長:大江和彦)、丹波山村(所在地:山梨県北都留郡丹波山村2450番地、村長:木下喜人)は、若者を中心とした地方への人材還流促進と関係人口DX促進による「若者と関係人口に選ばれ続ける地域」の実現を目指し、2025年1月16日(木)に『新しい地域経営モデル構築』に関する連携協定を締結しました。


本協定に取り組む背景

 海士町では、これまでの20数年間の間、「隠岐島前高校教育魅力化プロジェクト」を中心とした公教育改革の取り組みや「隠岐牛・いわがき春香・島じゃ常識サザエカレー」などの特産品づくりを中心とした産業振興への取り組みを通じた地方創生・地域活性化へ向けた取り組みに注力してきました。

 また、近年では「若者を中心とした新しい人の流れづくり」と「デジタルを活用した場所に捉われない地域への関わり方づくり」といったテーマを掲げて、「大人の島留学制度」「海士町オフィシャルアンバサダー制度」を創設し、地域における人材の流動性と多様性を高めつつ、地域外にいる関係人口の方々も、海士町のいち当事者として地域に関わることができるような仕組みづくりに取り組んでいます。2024年11月18日には、人材還流と関係人口経営による地方創生のさらなる推進のために、共創特化型DAO「Amanowa DAO」を創設し、「人と人との繋がり」や「地域を想う活動や貢献」を、可視化し承認し合えるようなコミュニティ形成を目指し、web3.0技術を活用したDAOの構築と運営にも取り組み始めています。

 こうした背景がある中で、より一層海士町や日本の地方が活性化していくために、関係地域(連携する複数の自治体)と共に「地方への人材還流と関係人口経営の推進」を起点とした「新しい地域経営モデルの構築」を目指していくことが、海士町の次なる挑戦です。

※DAO:Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の頭文字を取った言葉で、読み方は「ダオ」です。 特定の所有者や管理者が存在せず、参加者同士の投票で意思決定し、事業やプロジェクトを推進する組織のことを指します

(左:丹波山村 木下喜人氏、右:海士町長 大江和彦氏)

本協定の概要

 本協定では、「地域の枠を超えた共創を通した、持続可能な新しい地域経営モデルの構築」をビジョンとして、以下のような連携協定を締結しました。

<目的>

  1. 各自治体の強みを活かして地域間で課題を補完し合うことで、広域自治体連携に取り組むからこそ実現できる持続可能な地域経営モデルの構築を目指します。

  2. デジタル技術や関係人口の活用を通じ、地域をまたぐ人材・資源の循環を促進し、関係地域全体の経済・文化・社会的活力の向上を目指します。

(写真:島根県海士町)
(写真:山梨県丹波山村)

<連携内容>

  1. 大人の地域留学事業を核とした若者の地方への人材還流促進に関すること

  2. オフィシャルアンバサダー事業を核とした関係人口経営促進に関すること

  3. DAO・NFT・メタバース技術など新興技術等の活用推進に関すること

  4. 上記1-3に関する成果の可視化とPRに関すること

  5. その他新しい地域経営モデル構築等に関すること


(2024年12月に地域パートナー制度創設)

今後の動きについて

丹波山村役場は2024年12月より、海士町が連携する一般財団法人島前ふるさと魅力化財団(島根県隠岐島前)が提供する「地域パートナープラン」へ加入しています。今後は、一般財団法人島前ふるさと魅力化財団と連携し、丹波山村役場へ「大人の島留学事業」「アンバサダー事業」等におけるノウハウ共有や視察研修プログラムを提供予定です。

丹波山村では、2025年4月以降に①大人の地域留学【丹波山村編】②丹波山村オフィシャルアンバサダー制度を運営開始予定となっています。

海士町で実施している事業との連携協力を図っていくことによって、都市と地方または地方と地方における若者を中心とした人口流動を促し、また2地域それぞれの関係人口同士の往来促進など、複数自治体だからこそ実現できるような仕組みを構築していきます。

・共創特化型DAO「Amanowa DAO」についてこちら

・海士町オフィシャルアンバサダーについてこちら

・大人の島留学についてはこちら


丹波山村について

丹波山村 https://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/

【村長】 木下喜人   

【紹介】 丹波山村は山梨県の北東部、東京、埼玉との境に位置し、雲取山や飛龍山といった2,000m級の山々に囲まれ、面積の97%を山林が占めます。人口は約530人と関東で最も少ない村(離島等を除く)ですが、そのぶん人と人とのつながりが濃く、協力し合いながら地域を支えています。300年以上続く「ささら獅子舞」や「お松曳」を代表する郷土芸能や、狩猟や舞茸の栽培など、古くから受け継がれてきた文化を大切に守りながら、自然環境を生かした新しいビジネスも生まれています。東京都市圏からのアクセスが良く、登山やキャンプ、ツーリングなどを楽しむ人に人気です。

(写真:山梨県丹波山村)

海士町について

海士町 http://www.town.ama.shimane.jp/

【町長】 大江和彦   

【紹介】 持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる(方言:強く引っ張るの意)島づくりを目指していきます。

海士町らしい価値観

「ないものはない」

なくてもよい、大事なことはすべてここにある

https://naimonowanai.town.ama.shimane.jp/

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アカウント名:海士町

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https://twitter.com/town_ama

本プレスリリースに関するお問合せ先

海士町役場 還流DX特命担当

Mail:kanryu@town.ama.shimane.jp

Tel:08514-2-2-446

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政治・官公庁・地方自治体
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会社概要

海士町役場

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URL
http://www.town.ama.shimane.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
島根県隠岐郡海士町海士1490
電話番号
08-5142-0111
代表者名
大江 和彦
上場
未上場
資本金
-
設立
1969年04月