ユニ・チャーム株式会社が「SuMPO/Internal-PCR承認制度」初の承認取得
~Internal-PCRにより高い信頼性と妥当性を兼ね備えた製品別カーボンフットプリント算定が可能に!~
昨今、サプライチェーン間で製品単位のカーボンフットプリント情報のコミュニケーションが加速しており、カーボンニュートラルの実現に向けて企業が組織全体の排出量削減に取り組む中、サプライヤーや顧客間で製品単位のカーボンフットプリント情報の受け渡しが始まっています。一方で、そのための基盤である算定およびデータ収集ルールが未整備の企業も多く、「安定した品質で効率的な算定を実施できない」、「担当者の力量によって算定結果の品質や開示情報の情報量に差が生じる」などの課題を認識している企業が増えており、信頼あるカーボンフットプリントの算定およびデータ収集ルールの策定が求められています。
このような社会情勢を踏まえ、自社製品のカーボンフットプリントを可視化できる仕組みに必要な信頼性と妥当性の高い算定およびデータ収集ルールの承認に向けた実証事業を行い、2024年3月30日に「SuMPO/Internal-PCR承認制度」に基づき、製品別カーボンフットプリント社内算定ルールをInternal-PCRとして承認致しました。
これにより、自社の製品に関するカーボンフットプリントをISO14040及び14044に則ったInternal-PCRを用いて算定することで、より高い信頼性と妥当性を担保しつつ、コミュニケーションが可能となります。
SuMPOはこれからも中立かつ公平・公正な機関として「カーボンニュートラル時代の共通言語」であるカーボンフットプリントを普及させるサービスの強化を図ってまいります。
■SuMPO/Internal-PCR承認制度とは
信頼性と妥当性の高いInternal-PCRを構築・運用することにより、カーボンニュートラルへ向かうための自社製品の環境情報の可視化と環境情報であるカーボンフットプリントを用いた社内外コミュニケーションの促進に活用いただくことを目的としている制度です。
<Internal-PCR承認制度の体制イメージ図 >
承認を取得することによって、次の効果が期待できます。
・EPDや各種業界等の算定ルール策定において多数の経験を有するSuMPOがInternal-PCRを審査・承認するため、高い信頼性と妥当性を担保することが出来る。
・企業内の算定ルールが言語化される。
・社内の統一算定ルールが作れる。
・算定ルールの言語化に伴い、LCAの知識や情報開示の理解力が向上する。
・スモールスタート(試行的に特定のサイトや特定の製品群に限定するなど)により社内の基盤固めが可能となる。
・「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」や「SuMPO環境ラベルプログラム」への応用が可能になる。
【「SuMPO/Internal-PCR承認制度」webサイト】
https://sumpo.or.jp/scheme/i-pcr/about.html
【本承認制度のお問合せ・お申込み】
こちらのお問い合わせフォームより、ご連絡ください。
https://ws.formzu.net/fgen/S21027334/
■ユニ・チャーム株式会社 概要
代表取締役 社長執行役員:高原豪久
本社:東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー
設立:1961年2月10日
資本金:15,993百万円
事業内容:ウェルネスケア関連製品、ペットケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ベビーケア関連製品、Kireiケア関連製品、食品包材等の販売
URL: https://www.unicharm.co.jp/ja/home.html
■一般社団法人サステナブル経営推進機構 概要
代表理事:壁谷武久
本社:東京都千代田区内神田一丁目14番8号 KANDA SQUARE GATE
設立:2019年6月26日
事業内容:地球環境問題等、社会課題解決に繋がる以下の5事業を実施
① 企業発掘、市場化調査、環境配慮分析等 ② ビジネスモデル、振興計画策定等
③ 経済(波及)効果、環境影響評価等 ④ 普及・広報イベント、販促 ⑤ その他を達成するために必要な事業
URL: https://sumpo.or.jp
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