北陸銀行とSustech、地方銀行初※1となるバーチャルPPA契約締結
ほくほくフィナンシャルグループ(取締役社長:中澤宏/以下、ほくほくFG)の株式会社北陸銀行(富山県富山市、代表取締役頭取:中澤宏/以下、北陸銀行)と株式会社Sustech(東京都港区、代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎/以下、Sustech)は、ほくほくFGが目指す2030年度までのGHG排出量の実質ゼロの実現に向けて、地方銀行として初となる再生可能エネルギー(以下、再エネ)を活用したバーチャルPPA契約を締結したことをお知らせいたします。

ほくほくFGは、2022年度よりスタートした中期経営計画において、「環境分野への取り組み」を重点戦略の一つとして位置付け、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みとして、環境配慮型店舗(ZEB店舗)やオフサイトコーポレートPPAの活用によるGHG排出量の削減に積極的に取り組んでいます。2024年7月30日には、GHG排出量(Scope1,2)を2030年度までに実質ゼロにする目標に加え、GHG削減対象を拡大し、お取引先様などで排出されるScope3も含めたサプライチェーン全体のGHG排出量を2050年度までに実質ゼロにする目標を設定し、地域全体の持続可能な環境・社会の実現に向けた新たな取り組みを探求しております。
本取り組みは、Sustechが開発・運営するFIP発電所で創出する再エネの環境価値だけを北陸銀行が取得する仕組みであり、地方銀行として初めての取り組みとなります。

バーチャルPPAは再エネの電気と環境価値を切り分けてご提供する仕組みとなっているため、平日週末などの店舗・施設等の稼働状況や、昼夜や季節などの電力需要の変動によらず柔軟に、実質的に再エネ由来の電気を導入することが可能となります。ほくほくFGは、本取り組みによりGHG排出量(Scope1,2)の削減を加速させるとともに、バーチャルPPA等カーボンニュートラル化の地域および投融資先への展開等、地域全体の持続可能な環境・社会の実現に向けて取り組んで参ります。Sustechは、本取り組みの円滑な導入等を通じて、ほくほくFGの先進的な取り組みを伴走して参ります。

契約期間 |
2025年度~2044年度(20年間) |
年間電力供給量 |
1,500MWh(予定) |
CO2排出量削減効果※2 |
約657トン(予定) |
※1バーチャルPPA契約の活用、及び自らを需要家としたバーチャルPPA契約締結が地方銀行初
(2025年3月3日時点 株式会社InK調べ)
※2 環境省 温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度 令和4年度電気事業者別排出係数
(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)全国平均排出係数(2024年11月8日付)を基に試算
ほくほくフィナンシャルグループについて
ほくほくフィナンシャルグループは2003年に設立し、北陸3県および北海道を核に13都道府県にまたがる広域金融グループです。グループ全16社を通じて、銀行業務、金融商品取引、コンサルティング、リース、クレジットカード、信用保証、システムの開発、ベンチャーキャピタルなどの幅広い金融サービスの提供をしています。ほくほくフィナンシャルグループは、地域とお客さまの繁栄に貢献してまいります。
株式会社Sustechについて
Sustechは、2021年に創業し、「Design the New Era of Energy ―エネルギーの新しい未来を描く。―」を経営ミッションに掲げ、革新的な分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」や脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」など、カーボンニュートラル化を実現する包括的なソリューションを提供しています。Sustechは、テクノロジーを活用した、真にインパクトのあるグリーンビジネスの実現を目指します。
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