BSA、長崎県警察本部生活安全部と長崎警察署に感謝状を贈呈
BSA | The Software Alliance(本部:米国ワシントンDC、以下BSA)は本年5月28日(水)、ビジネスソフトウェア製品の著作権侵害事件において、刑事摘発を行った長崎県警察本部生活安全部生活環境課および長崎県長崎警察署に対し感謝状を贈呈しました。
本件は、BSA加盟企業が著作権を有する「Office Professional Plus 2013(以下「オフィス2013」)」を違法にDVDに複製し、大手インターネットのオークションサイトを通じて正規品を大幅に下回る価格で販売していたとして、本年1月8日に長崎県警察本部生活安全部生活環境課と長崎警察署が長崎市内の男性を著作権法違反(複製権侵害等)の疑いで逮捕し、長崎地方裁判所が同3月17日に懲役1年(執行猶予3年)及び罰金30万円の有罪判決を言い渡していたものです。
感謝状は、事件解決のために尽力頂いた長崎県警察本部生活安全部生活環境課と長崎警察署に対し、BSAアジア太平洋地域担当海賊行為対策シニアディレクターのタルーン・ソーニー(Tarun Sawney)が公式に感謝の意を表したもので、BSA日本担当共同事務局長の松尾早苗の手によって贈呈されました。
リリース詳細はこちらをご覧ください。
http://bsa.or.jp/news-and-events/news/bsa20140619/
ソフトウェアの不正コピーは、新たな良質のソフトウェア開発を妨げるだけでなく、ソフトウェア産業全体の成長を鈍化させる要因であり、引いては経済成長にも悪影響を与えます。また、安全で信頼できるデジタル社会実現の大きな阻害要因でもあり、その防止のためにソフトウェアメーカーが拠出する費用負担は決して小さくないのが実状です。
こうした状況の改善に向け、BSAはソフトウェアの著作権に関わる法整備支援を目的とした政策提言活動、ソフトウェア資産管理(SAM)に関するセミナー、および各種資料の配布を実施しています。BSAホームページ(http://www.bsa.or.jp)や違法告発.com (http://www.145982.com)において組織内の不正コピーに関する情報を発信し、ソフトウェアの適正な使用のための教育啓発活動を積極的に行っています。BSAは、著作権保有社(者)の権利保護、およびソフトウェアの正規利用社(者)保護のためにも、組織内の不正コピーに対して、引き続き法的手続きも視野に入れた積極的な活動を行ってまいります。
◆BSA | The Software Allianceについて
BSA | The Software Alliance(BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンス)は、グローバル市場において世界のソフトウェア産業を牽引する業界団体です。BSAの加盟企業は世界中で最もイノベーティブな企業を中心に構成されており、経済の活性化とより良い現代社会を築くためのソフトウェア・ソリューションの創造に年間数千億円もの投資を行っています。世界各国の政府との意見交換、著作権をはじめとする知的財産権の保護ならびに教育啓発活動を通じて、BSAはデジタル社会の拡大とそれを推進する新たなテクノロジーへの信頼の構築に努めています。詳しくはウェブサイト(http://bsa.or.jp)をご覧ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像