世界自然遺産“白神山地”を巡る“白神巡礼”を発信 写真家「ヨシダナギ」がキービジュアル撮影〜青森県の豊かな森と暮らし、歴史を情報サイトなどで紹介〜

青森県は、白神山地の新たな魅力を発信するため、森の恵みと共に暮らす「人々の営み」、育まれた水や山海の産品、それらを愉しめるスポットを”白神巡礼”として発信するプロジェクトを3月5日より開始します。

株式会社ザイグー

本プロジェクトでは、少数民族の撮影に造形の深い、フォトグラファーのヨシダナギさんを起用し、 「人々の営み」にスポットを当てた白神山地の新たな魅力を引き出し、今までにない切り口でのビジュアル化を目指しました。

キービジュアルは、県公式の観光情報サイト「Amazing AOMORI」で公開し、およそ半年間の事前取材を行い、周辺をくまなく巡り発見した切り口で青森県白神山地の新しい楽しみ方をご提案します。

また、雑誌TRANSIT(3月号)及びWEB版(3月5日から配信開始)、雑誌Discover Japan(4月号)では、”白神巡礼”をコンセプトにタイアップを実施。白神山地の広大な森や山、深部、そして周辺地域をそれぞれのテーマにおいて取材・掲載します。

●フォトグラファー「ヨシダナギ」さんからコメント

今は亡き祖父が浅虫温泉の出身なので、青森は個人的にゆかりを感じる場所です。

今回の撮影も、大好きだった彼の姿を思い出しながら挑みました。

例年とくらべ稀にみる大雪のなか、モデルを務めてくださった岩谷さんは吹雪ふく寒空のもと、晴れ間をただ待つ時間にもキツイ顔ひとつせず、ひたすらに笑顔で「全然大丈夫だよ」とおっしゃってくださいました。

そんな雪国 青森という土地に住む人々が持つたくましさとおおらかさ、そしてチャーミングさを、見事に雪化粧を施された世界遺産の白神山地と荒々しい日本海を背景に写しだせていたらいいなと思っています。

<プロフィール>

フォトグラファー。

2009年より単身アフリカへ。

独学で写真を学び、アフリカやアマゾンをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価され、講談社出版文化賞 写真賞を受賞。

2020年には世界中のドラァグクイーンを被写体とした作品「DRAGQUEEN -No Light , No Queen-」を発表。国内外での撮影やディレクションなどを多く手がける。

<モデルと衣装について>

撮影を行うにあたり、モデルと衣装について“本物”であることにこだわりました。モデルについては「実際に山に入って猟をした経験を持つ人」、そして衣装については、「実際に山に入る人が身につけていた服装」を条件に制作しました。

今回のモデルは、現地で白神山地のガイドをしており、狩猟免許を有しクマ撃ちもされていたという、岩谷幸広さんにお願いしました。

衣装については、各所のビジターセンターや郷土資料館などに連絡を取り、西目屋にある中央公民館内の「奥目屋風土回廊」に展示されているものを、西目屋村教育委員会に承諾をいただきお借りしています。

●モデル 岩谷幸広 さんコメント

まさか自分がモデルになるなんて思わなかったです。寒さは慣れているので平気でした。

僕らにとって白神山地は特別なものではなくて、「様々な恵みをもたらす存在」。山が森や生き物を育み、山の栄養が海のプランクトンを豊かにし、それが海の幸へと繋がる。山と海は密接に関係しています。

<作品紹介>

キービジュアル含む全3枚の作品をヨシダナギさんに撮影していただいています。

「白神巡礼」というコンセプトのもと、人々の営みや文化、白神山地の豊かな自然を表現した作品です。普段目にすることができない冬の白神山地の美しい風景を切り取りました。

●コンセプト”白神巡礼”について

企画にあたり、ただ珍しさを求める観光ではなく、目的をもって青森県および白神山地を深く知っていただきたいという思いから「巡礼」という言葉を使用しました。

「巡礼」は元々は宗教などの聖地や霊場を巡ることで、より高次の教えを探求したり自らをその高みへ導こうとする行為です。現代では、こだわりを持った人々が特定のテーマ(鉄道や工場など)の場所を巡ったり、映画やアニメ・漫画のロケーションを周る旅などにも用いられます。

そこに共通するものは、過去にその行程を歩いた聖人や、映画やアニメのキャラクターに自己を投影し、同じ体験を得ることで、より深く知り、激しく心を動かそうとするための行為と言えると思います。そしてその体験を格別なものにするためには、単に美しい風景や美味しい食事だけではなく、背景となる環境、その場所の歴史、いまも続く文化といった物語が必要となります。

およそ半年の事前取材の中で出会った人々から伺った話には、白神山地から流れ出る沢筋ごとに微妙に色合いを変える環境や地域文化、暮らしなどで、歴史としてではなく、その森の豊かさのように、変わらず豊かな暮らしの様子が垣間見えました。

それを各媒体ごとにテーマを変えて、”白神巡礼”としてまとめ、コンセプトとしました。

●白神山地とは

青森県から秋田県にまたがり、約13万ha、標高200~1250mの山岳地帯の総称。最終氷河期後の約8000年前の原始のブナ林の姿を今に残すとされていて、1993年に日本で初めての世界自然遺産として屋久島とともに登録される。白神山地の中心部の約1.7万haが世界遺産エリアとなっていて、環境保全のために入山禁止となっている核心地域と、人の立ち入りができる緩衝地域がある。

●掲載情報

◆青森県観光情報サイトAmazing AOMORI
https://aomori-tourism.com/feature/detail_243.html

白神巡礼の解説、各媒体含めて今回のプロジェクトで巡ったスポットや体験のまとめ

◆ TRANSIT|地球上に散らばる美しいモノ・コト・ヒトを求めて旅をするトラベルカルチャー誌
https://transit.jp/feature/aomori/promotion_shirakamisanchi/

誌面:ヨシダナギ撮影のキービジュアル(3月15日発売/3月号)

<撮影協力>
十二湖森の会(白神十二湖エコ・ミュージアム)
西目屋村教育委員会『奥目屋風土回廊』(西目屋村中央公民館内)

WEB版:(3月5日より配信開始)
- 最奥の白神巡礼編 - 主峰・白神岳からファザーツリーを巡る
- 森の白神巡礼編 - 人と、動物と、植物と、山と隣り合わせの暮らし
- 町の白神巡礼編 - 街に届く山の恵み
- 海の白神巡礼編 - 山と、海と、ひとつなぎの輪で生きる

白神山地を、標高の概念で4つのレイヤーに分けた巡礼をご紹介

◆ Discover Japan|日本の魅力、再発見 ディスカバー・ジャパン
https://discoverjapan-web.com

誌面: 「水」でめぐる白神山地 (3月6日発売/4月号)
- 水がもたらした青森の文化にどっぷり浸かる

世界で注目を集める白神山地。広大なブナ原生林をはじめとする「生命の楽園」と周辺エリアを美しい“水”をキーワードにめぐる旅で、新たな魅力を発見。


○本件に関するお問い合わせ先

青森県庁青森県観光交流推進部 観光政策課 観光コミュニケーショングループ

TEL:017-734-9389

 e-mail:kanko@pref.aomori.lg.jp

○ヨシダナギ・掲載情報に関するお問い合わせ先

株式会社ザイグー

TEL:03-6303-3304

e-mail:info@zaigoo.jp

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会社概要

株式会社ザイグー

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URL
https://zaigoo.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都世田谷区三宿2-25-3
電話番号
03-6303-3304
代表者名
名取秀起
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2013年03月