FARO CREAFORM|Laser Line Probeの測定時間を大幅に短縮
FARO CREAFORM、DTEX技術でLaser Line Probeを進化 。複雑な形状や暗色・光沢などスキャニングが難しい表面でも、より高速かつ安定した高精度データ取得を実現します。

2026年4月14日、カナダ・ケベック州レヴィ — AMETEK, Inc.のビジネスユニットであり、3DスキャンおよびポータブルCMMソリューションのグローバルプロバイダーであるFARO CREAFORMは、本日、Quantum X FaroArm® Series および Quantum Max FaroArm Series で併用可能な Laser Line Probe(「LLP」)ポートフォリオの最新アップデートを発表しました。
本アップデートでは、高度な画像処理アルゴリズムを新たに搭載し、スキャン結果の一貫性を向上させると同時に、特に暗色・光沢・反射・高コントラストといった難易度の高い表面処理が施された部品におけるデータ処理時間を大幅に短縮するよう設計されています。
Laser Line Probe(「LLP」)は、非接触検査、リバースエンジニアリング、CAD比較など、製造業の幅広い分野で活用されています。しかし、これらの用途では、測定対象が暗色や高光沢、反射特性の強い表面であることも多く、従来は追加のセットアップ、複数回のスキャン、または手動による細かな調整が必要となるケースが多々ありました。
今回のアップデートは、LLPの画像データの処理プロセスを根本から最適化することで、こうした課題に直接対応します。ユーザーは余分な作業負荷をかけることなく、よりクリーンで均一性の高い点群データを安定して取得できるようになります。
FARO CREAFORMが認定するLLP処理パイプライン「DTEX」を基盤とした本アップデートは、スキャニングが困難な材質においても、より高品質な結果を提供すると同時に、取得パラメータの微調整にかかる手間を大幅に軽減します。本リリースに関連して実施された社内パフォーマンスベンチマークで、代表的な難条件部品をスキャンした結果、測定精度を損なうことなく、データ取得に要する時間が最大60%向上しました。
本アップデートの効果は、LLP単体の性能向上にとどまりません。FaroArmベースの測定システムの有効到達範囲を拡張するメトロロジーグレードのロータリーワークテーブル「FARO 8‑Axis Max」との組み合わせでも、新たなステージとなります。統合型エンコーダーによって部品の回転量を高精度に把握しつつ、アームからのデータと同期させることで、DTEXによって最適化されたデータを、部品全体にわたって単一かつスムーズな座標測定ワークフローとして活用することが可能になります。
Quantum X FaroArm®と、 DTEXを活用したLLPの構成において、FARO 8‑Axis Maxは、より大型で複雑な部品を効率的にスキャンするための強力な拡張ソリューションとして機能します。
Laser Line Probe(「LLP」)ポートフォリオ全体に適用されるアップデート
本アップデートは、Laser Line Probe ポートフォリオ全体に適用され、日々の測定作業における各システムの実用的な価値をさらに高めます。
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FAROBlu® xR:最高レベルの解像度を誇るスキャン性能により、最も重要となる微細な特長部においても、高品質で信頼性の高い結果を提供します。
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FAROBlu® xS:最速レベルのスキャン効率を実現し、要求の厳しい製造アプリケーションにおけるスループット向上に貢献します。
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FAROBlu® xP:解像度と効率性の理想的なバランスを実現。スループットを維持しながら、密度が高く正確なデータ取得を可能にします。
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Quantum X FaroArm® Series:より幅広い部品仕上げ条件において、LLP のスキャン精度と信頼性を向上。検査、リバースエンジニアリング、品質管理といったさまざまなワークフローを強力にサポートします。
FAROBlu LLP全ラインアップとの互換性により、これらの性能向上はレーザーラインプローブを用いたすべてのワークフローに広く適用されます。 -
FARO 8‑Axis Maxロータリーワークテーブル:Quantum X FaroArm® および FAROBlu® LLPと組み合わせることで、機器の移動を最小限に抑え、人間工学的な改善を実現。測定ワークフローをより効率的に実行しながら、ISO17025認証校正プロセスに基づくトレーサビリティを確保した高精度な測定結果を提供します。
LLPワークフロー進化に向けた、着実な第一歩
今回のリリースは、既存の FaroArm および LLP にさらなる価値を提供することに注力し、新たなハードウェアを追加することなくワークフローを強化することを目的としています。
画像処理レイヤーの最適化と、測定が困難な表面への対応プロセスの簡素化により、FARO CREAFORMは、従来の測定手法を維持しながら、既存ユーザーおよび新規ユーザー双方の日常業務における効率性向上を実現します。
本アップデートは、生産現場や品質管理環境において、一貫性とトレーサビリティを備えた測定データを重視するメーカーを支援するため、ポータブルメトロロジー(携帯型座標測定器)ポートフォリオ全体にわたる用途主導の進化に継続的に投資するFARO CREAFORMの姿勢を反映したものと言えます。
FARO CREAFORMについて
FARO CREAFORM は、米国フロリダ州レイクメアリーに本社を構える FARO の誇る3D測定事業と、カナダ・ケベック州レヴィに本社を構える Creaform の革新的なメトロロジーソリューションが統合されて誕生しました。
1981年にルーツを持つ FARO は、ポータブル測定アーム、レーザートラッカー、リアリティキャプチャ技術の分野におけるグローバルリーダーとして長年にわたり業界を牽引してきました。一方、2002年にカナダ・ケベック州レヴィで設立された Creaform は、ハンディタイプ3Dスキャナーおよびロボット搭載型自動検査技術でイノベーションを起こし、自動車、航空宇宙、製造、研究分野において数千人のプロフェッショナルを支えています。
両社の強みを融合したFARO CREAFORMは、品質管理、生産・製造、保全、設計に携わるチームが、より迅速に、よりスマートに、そして取得データに対して完全な信頼をもって業務を遂行できる環境を提供します。これにより、あらゆる製造ワークフローにおいて、より優れた成果と卓越したユーザー体験の実現を支援します。
FARO CREAFORM は、産業技術分野において多様なニッチ市場向けソリューションを提供し、年間売上高75億米ドル以上を誇るAMETEK, Inc.のビジネスユニットです。
faro.com
creaform3d.com
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