ダイナックホールディングスが和歌山県海南市と「地域活性化起業人制度」で協定を締結

「海南市の地域産品・観光資源の魅力を全国に発信」

株式会社ダイナックホールディングス（以下「ダイナック」、本社：東京都港区　代表取締役社長：伊藤恭裕）は２０２１年7月21日に和歌山県海南市（以下「海南市」、市長：神出政⺒）との間で、「地域活性化起業人制度による派遣に関する協定」を締結いたしました。2021年8月1日より2年間、当社社員2名を海南市まちづくり部産業振興課に派遣します。派遣者は、海南市の地域産品を含めた地域の魅⼒や価値の向上等を図るため、農産漁業振興、観光振興等の業務に従事いたします。

締結式の様子（締結式の様子）協定書を⼿に神出政⺒市⾧（左）、ダイナックホールディングス伊藤恭裕社⾧（右）

■地域活性化起業人制度の概要
「地方への流れをつくる」という考えのもと、地⽅公共団体が三⼤都市圏に所在する企業等の社員を⼀定期間受け⼊れ、そのノウハウや知⾒を活かし、地域独⾃の魅⼒や価値の向上等に繋がる業務に従事することで地域活性化の取組を効果的・効率的に展開する制度。


■協定締結の背景
海南市のミカンやモモ、キウイ、びわなどの豊富な農産物、また、しらすやハモ、カキなどの⽔産物をより効果的にPRすることで、新たな販売ルートや販路の拡⼤、加⼯品の開発等に取り組み、収益性を⾼め、できる限り、産地の維持、農業、漁業者の担い⼿の確保に努める必要性があること、また、海南市には、平成29年4⽉に認定された⽇本遺産「絶景の宝庫和歌の浦」（H27：⽂化庁創設 地域の歴史的魅⼒や特⾊を通じて、⽇本の⽂化・伝統を語るストーリー）の構成要素である温⼭荘や⿊江の町並み、藤⽩神社、⾧保寺のほか、平成31年2⽉に認定を受けた「⽇本農業遺産」（H28：農林⽔産省創設　⽇本の重要かつ伝統的な農林⽔産業を営む地域）、また、「みかんとお菓⼦の始まりの街」であることなど、多くの観光資源が点在しているものの、これらを⼗分に活⽤できず、また、その魅⼒を効果的に発信できていないことから、観光客をうまく誘致できていないといった観光⾯における課題があります。そのような中で、今回、総務省の地域活性化起業⼈制度を活⽤し、都市圏に立地する民間企業より、経験とノウハウを有する社員を一定期間派遣を受け入れることで地域産品の販路拡大、地域の魅力の発信による交流人口増加を図りたい海南市と、ECや道の駅等の地域密着型ビジネスの強化・展開、また、地域創生・サステナビリティの取組推進による企業価値の向上を図りたいダイナックのニーズが一致し、今回の協定締結に至りました。
 

 

 

【ダイナックグループのEC】
＜ダイナックオンラインショップホームページ＞
https://www.dynaconlineshop.com/

【ダイナックグループの運営する道の駅】
＜道の駅まくらがの里こが（茨城県古河市）ホームページ＞
http://www.dynac-japan.com/michinoeki-koga/

＜道の駅パレットピアおおの（岐阜県大野町）ホームページ＞
https://pallettepia-ono.com/

＜道の駅針テラス（奈良県奈良市）ホームページ＞
＊施設の一部（北館）をテナント運営
http://hari-trs.com/


■派遣概要
派遣期間　　：2021年8月1日から2年間（予定）
派遣人数　　：2名
派遣先　　　：和歌山県海南市まちづくり部産業振興課
業務内容：
❶観光振興
・体験型観光、周遊観光商品等の開発、関係機関と連携した観光振興に関する企画等に関する支援
❷農産漁業振興
・地域産品の魅力再発見、開発（地域産品の掘り起こし、ブランディング）
・６次産業化の推進（地域産品を使った名物の開発・加工品の商品化）
・地域産品を含めた地域の魅力発信に係る戦略の構築・活動（シティセールス）
・地域産品の販路拡大（地域産品の全国に向けたセールス）
❸「道の駅」を中心とした魅力発信拠点、観光交流拠点の整備に向けた支援
及び農水産物のブランド化、魅力アップ支援、販売促進に向けた取組。    


※会社概要
■会社名：株式会社ダイナックホールディングス
■本社：東京都港区台場2ー3ー3 サントリーワールドヘッドクォーターズ内 
■代表者：代表取締役社長　伊藤恭裕
■事業内容：グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコ―ポレート機能
【グループ会社】
株式会社ダイナック：首都圏、関西圏を中心にダイニングバー、居酒屋、パブなど多業態店舗を展開
株式会社ダイナックパートナーズ：関東関西圏中心としたゴルフクラブのレストラン受託、道の駅やサービスエリアの受託運営を展開
■ホームページ： https://www.dynac.co.jp/