アジレント、Polymer Standards Service 社の買収により、GPC/SEC ポリマー分析事業を拡大

※このお知らせは、米国時間2022年8月2日にアジレント・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、アジレント・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。

＜お知らせ＞                                                   2022年8月26日
PRGP22-04
PRGP22017



2022年8月2日、カリフォルニア州サンタクララ
アジレント・テクノロジーズ・インク（NYSE：A）は、ポリマー特性解析の分野においてソリューションを提供する Polymer Standards Service GmbH（PSS） 社を買収したことを発表します。PSS 社は分子構造および組成を明らかにするために使用されるハードウェアおよびソフトウェアソリューションを専門としています。同社は、高分子の分子量およびサイズ分布を判定するためのアプリケーションに用いられる、ゲル浸透クロマトグラフィー（GPC）およびサイズ排除クロマトグラフィー（SEC）の豊富なソリューションを提供しています。

この買収により、アジレントの製品ポートフォリオとお客様へのサービスが拡大します。とりわけ、核酸、タンパク質、モノクローナル抗体、多糖、合成プラスチックなど、化学およびバイオ医薬品業界での天然および合成ポリマーを対象とした分析が多様化します。

アジレントのライフサイエンス・応用市場グループ プレジデントであるJacob Thaysenは以下のように語っています。
「PSS 社チームの加入は私たちにとって大変喜ばしいことです。これは、液体クロマトグラフィーや GPC/SEC 市場でのアジレントのリーダーシップの拡大につながります。アジレントのポートフォリオにこれから加わる予定の高度な PSS ハードウェア、ソフトウェア、カラムや標準物質により、提供できる製品やサービスが拡大し、お客様が重視する多岐にわたる LC 機器、GPC/SEC 分析やソフトウェアを提供できるようになります。」

PSS 社の買収により、主要なソフトウェアコンポーネントが加わることになり、アジレントの GPC/SEC 製品のラインアップも拡大します。さらに、アジレントは国際的なプレゼンスを利用して、PSS 製品とその知識の活用範囲をさらに広げることができます。また、アジレントは化学、バイオ医薬品、その他の主なセグメントで国際的な高いプレゼンスを誇っているため、同業界のお客様は PSS 社の技術をさらに広い分野で活用できるようになります。

PSS 社の代表取締役である Thorsten Hofe は次のように語っています。
「今回の買収は PSS とアジレント双方にとって、非常に戦略的な試みです。両社は協力することで、お客様のために豊富な GPC や LC 製品を提供でき、急成長している新市場にも PSS 製品をお届けできるようになります。これは私たちのチームにとって非常に喜ばしいことです。」

PSS 社は 1985 年に設立された株式非公開の企業です。ドイツのマインツに本社を構え、米国マサチューセッツ州のアマーストにその他の拠点を置いています。アジレントによる PSS 社の買収に伴う金銭的条件は公開されていません。

アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場におけるグローバルリーダーで、生活の質を向上させるインサイトやイノベーションを提供しています。当社の機器、ソフトウェア、サービス、専門性を含む、幅広いソリューションは、お客様が抱えるきわめて困難な課題に信頼できる答えをお届けします。2021年度の売上高は 63 億2000万米ドルでした。従業員は全世界で 17,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、www.agilent.com でご覧ください。アジレントの最新の情報を得るには、Newsroomを購読してください。LinkedIn、Twitter 、Facebook、LINE、YouTube、でアジレントをフォローしてください（※Twitter、LINE、YouTubeでは、日本語で情報を発信しています）。

# # #

※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

※このプレスリリースに掲載の製品はすべて試験研究用です。国内において医薬品医療機器等法に基づく承認申請等を行っていません。また予定もありません。