「赤ちゃんの頭のかたち矯正ヘルメット」展示およびポスターセッションの開催。ジャパン・メディカル・カンパニーが第127回日本小児科学会学術集会に出展します。
来る4/19(金)~4/21(日)の3日間、ヒルトン福岡シーホーク(福岡県福岡市)で開催される第127回日本小児科学会学術集会において、当社製の「赤ちゃんの頭のかたち矯正ヘルメット」である「Qurum(クルム)」の機器展示を行います。
赤ちゃんの頭の形の歪みは病気によって引き起こされるものと、外部からの圧力によって起こるものと大きく2つに大別されます。後者の歪みは「位置的頭蓋変形症」と呼ばれ、主に「いつも同じ方向を向いて寝ている」という「寝ぐせ」などによって頭の形が歪んでしまっていることを指します。
頭の形の歪みが将来、お子さんの身体的な発育に影響をおよぼす可能性があることも学術的な研究から示唆されており、「赤ちゃんの頭の形の矯正」については社会的な関心が高まりつつある状況です。
当社が提供する「乳児用頭蓋矯正ヘルメット」はこの頭の形の歪みを矯正する製品であり、3Dプリンターによって完全オーダーメイドにて製造しています。日本各地の大学病院や基幹病院、クリニックと提携しておりこれまでの症例数は13,000(※注)以上にのぼります。
※注:2024年4月 当社調べ
また会期中の4/21(日)には当社製ヘルメットを用いた頭蓋矯正治療を実施している、総合母子保健センター愛育病院 小児科 石川 悟医師が「位置的頭蓋変形に対するヘルメット治療の臨床的効果―自然歴との比較―」というタイトルでポスターセッションを行います。
機器展示について
学術集会が行われる3日間、企業展示ゾーンにて3Dプリンターで製造している頭蓋矯正用ヘルメットを実際にお手にとってご覧いただけます。軽量かつ通気性にすぐれた製品をぜひご覧になってください。当日は実際に提携先医療機関をサポートしている当社スタッフが会場におりますので、当社のヘルメットの特長やサポート体制、また治療そのものに対するご質問等についてご説明させていただきます。ご興味をお持ちの医療関係者の皆様のご来場を心よりお待ちしております。
当社小間番号:31
ポスターセッションについて石川 悟医師よりコメント
総合母子保健センター 愛育病院 小児科 石川 悟
【略歴】
2012年 東京慈恵会医科大学卒業
2014年 東京慈恵会医科大学小児科学講座入局
2021年8月より総合母子保健センター愛育病院小児科で勤務
2022年3月より「頭のかたち相談外来」「頭蓋矯正外来」を担当
位置的頭蓋変形に対するヘルメット治療の有効性についてはこれまで多く報告されていますが、頭蓋変形の自然経過についての報告は限られています。実際の相談外来でもご家族から、「このまま経過を見たらどうなりますか?」という質問も多く受けますが、残念ながら明確な返答ができていないのが現状です。こういった状況も考慮し、当院では相談外来を受診するも治療を希望されなかった方の中で、同意が得られた方には自然経過を評価させて頂く方針としました。
今回の発表ではヘルメット治療の効果に加えて、自然経過との比較を提示することで、今後ヘルメット治療に悩んでいるご家族の判断材料になれば嬉しく思います。更に症例数を増やして、自然経過についてのより詳細な情報をご家族に提示していきたいと思っています。
ポスターセッション日時:2024年4月21日(日)13:00~14:00
ポスターセッション会場:【会場2】福岡国際医療福祉大学2号館5階
会場住所:〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜2-4-16
第127回日本小児科学会学術集会について
会期:2024年4月19日(金)~21日(日)
会場:ヒルトン福岡シーホーク
会頭:大賀 正一
(九州大学大学院医学研究院成長発達医学分野)
公式サイト:https://site2.convention.co.jp/127jps/message/
▼赤ちゃんの頭のかたち測定アプリについて
赤ちゃんの頭のかたちの測定は、専用の3Dスキャナーだけでなく、「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」でも行うことが可能です。
無料で使用できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」では、写真を撮るだけで赤ちゃんの頭のかたちを簡単に計測することができます。累計20万ダウンロード(※注)を超えアプリの精度も向上しており、医師の論文発表等にもアプリデータが使用されています。アプリは医師監修の基に作られており、病院の診察の際にも役立てることもできますので、ぜひダウンロードしお役立てください。
※注:2024年4月 当社調べ
【iOS版】
【Android版】
▼製品情報:Qurum(クルム)
長年、頭蓋形状矯正ヘルメットの製造を行なってきた株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方から監修を受け新たに開発。最先端の3Dプリンタによる日本製ヘルメットで、高い通気性でムレにくく、ヘルメットだけでなくクッション自体も水洗いが出来ます。メカニズムからデザインまで、赤ちゃんに必要なことをカタチにしました。
https://japanmedicalcompany.co.jp/qurum/
・株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて
ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業です。赤ちゃんの“頭のゆがみ“を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」「Aimet(アイメット)」の開発、製造、販売を行っております。
ヘルメットを用いた累計症例数は13,000(※注)症例以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡⼤を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。
※注:2024年4月 当社調べ
■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設⽴:2018年5⽉
■代表取締役CEO:⼤野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売
■URL:https://japanmedicalcompany.co.jp
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46445
・本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちら
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー 社長室 柳本 瑞穂
TEL:03-5829-8342 / choice@japanmedicalcompany.co.jp
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