シナネンホールディングス株式会社 2022年度入社式 社長訓示

エネルギー・住まい・暮らしの総合サービス事業を提供するシナネンホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：山﨑 正毅、以下 シナネンホールディングス）は、本日開催した2022年度シナネンホールディングスグループ入社式において、新入社員33人に向けて次のとおり訓示を述べました。

• シナネンホールディングス 代表取締役社長 山﨑 正毅による訓示（要旨）

皆さん、入社おめでとうございます。人生の大きなターニングポイントとなる就職に対して、それぞれに思いや考えを持って本日の入社式に臨まれていることと思います。

シナネンホールディングスグループは、現在推進している第二次中期経営計画において、“考え方・慣習・行動様式の変革”を最重要課題と捉え、風土改革を進めています。変化の激しい時代に成長し続ける組織風土を築くのはもちろんですが、その本質は、社員一人ひとりの成長にこそあります。新入社員の皆さんにも、ぜひ、この会社で自己の成長を志してほしいと思っています。

では、成長した姿とはどのようなものでしょうか。私が、皆さんに期待するのは、社会人としての「Professional」になるということです。

企業価値という言葉があるように、企業は常にその存在価値を問われています。これは、人財においても同じです。これからは皆さん一人ひとりにも、社会人としての価値が問われるようになります。会社で働けば給与を得られます。従業員として生まれる価値に対して、会社が給与という対価を支払うということです。だからこそ、皆さんには自分だけの価値を持つ「Professional」になっていただきたいのです。

一般的に、存続企業の成長は、従業員の成長よりも速いと言われています。つまり、皆さんが会社員として対価に見合う価値を発揮し続けるには、成長し続けることが必要不可欠ということです。私たちマネジメント層は、成長を目指す社員の皆さんに、当社グループで働き続けたいと思ってもらえる「Employmentability（企業の雇用能力）」の高い会社を目指しています。そして、社員と会社がお互いに成長し続けることで、良い会社にしていきたいと考えています。

第5次産業革命と言われる中で、世界は凄まじいスピードで変化しています。今年に入ってからはロシアによるウクライナ侵攻が世界経済に大きな影響を与えています。今後も、自分たちが予測しえないことが起きるかもしれません。ぜひ、身の回りのこと、世界情勢や環境の変化だけでなく、何事にも関心を持ち、自分なりの価値観を持ち、自分自身の成長を本気で考えてください。

これからは、人生100年時代を迎えます。その中で、就職は今までの人生をさらに良い方向へ変える絶好の機会です。

「未来予測の最良の方法は、それを創造することです。自分の将来を予測することはできないが、未来を自分で創ることはできる」。これは、経営学者のピーター・ドラッカーの言葉です。私はこの言葉に感銘を受けて、自分の指針としてきました。他人に左右されず、自分の将来を自ら決めるには、成長によって自身の価値を高めること。そのためには、明確な目標を立て、それに向かって前進していくしかありません。目標は人によって異なります。まずは自分なりの目標を立てみることから始めてみてください。

人生は一度きりです。目指す将来像を持って自身の成長を楽しみながら、有意義なものにしてほしいと思います。これから多くの時間を過ごす会社生活とどう向き合うかで、人生は大きく変わります。ぜひ、仕事と自分の成長とをどう関連付けていくかを考えてください。この会社で、皆さんと共に成長していけることを楽しみにしています。

 

• シナネンホールディングス株式会社について

https://sinanengroup.co.jp
シナネンホールディングス株式会社は、1927年に創業したエネルギーサービス企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業（自転車・シェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、システム開発事業、抗菌事業、建物維持管理事業等）を提供しています。脱炭素社会の実現に向け、企業としての取り組みも強化しています。