HASSYADAI social × ジェイ・エス・ビー、若者の安心・安全な暮らしとキャリア形成を応援する取り組みで連携開始

一般社団法人HASSYADAI social

2025年3月5日 16時10分

　一般社団法人HASSYADAI social（以下：ハッシャダイソーシャル）は、「UniLife(ユニライフ)」のブランドで全国の学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理までをトータルで行う株式会社ジェイ・エス・ビー（以下：ジェイ・エス・ビー）と共同で、2025年4月より高校生年代を対象とした教育機関向けのキャリア教育プログラム「お仕事図鑑」での住宅リテラシー教育の提供、および若者が詐欺被害に遭わないための『騙されない為の教科書』の配布・啓蒙活動を行う取り組みについて連携を開始します。

　本取り組みを通じて、「安心できる住環境の提供」と「若者のキャリア形成支援」を推進し、未来を担う世代の健全な成長を支援していきます。

■連携の背景と目的

　若者は、進学や一人暮らし、就職等をきっかけに生活環境が大きく変わり、それに伴い社会的基盤を構築するために様々な契約を締結する必要が生じます。一方で、その社会経験の浅さから、詐欺被害や闇バイトなどに巻き込まれるケースも増加しています。　消費者庁の調査によれば、15歳~29歳の若年層の「消費生活相談件数」の多い商品・サービスを年齢区分別にみると、いずれの年齢区分でも、「他の内職・副業」等のもうけ話に関する相談や、「賃貸アパート」や「電気」等の一人暮らし関連の相談が上位にみられます。（※1）消費者庁(2022) 『令和４年版消費者白書』p.73より引用

　また、経済的要因や社会構造の変化などによって、国や自分の将来に対する不安を抱える若者も多く（※2）、生活やキャリアに対してのリテラシーを持たないまま社会に出てしまうことで、望まない選択を迫られることも少なくありません。

日本財団(2024)『18歳意識調査「第60回 –GDP・新NISA・モビリティ–」報告書』p.6より引用

　こうした課題を受け、ジェイ・エス・ビーとハッシャダイソーシャルは、若者の「暮らし」と「キャリア」という両側面から若者を応援すべく、以下の2つの取り組みを共同で実施します。

（※1）消費者庁(2022)『令和４年版消費者白書』
（※2）日本財団(2024)『18歳意識調査「第60回 –GDP・新NISA・モビリティ–」報告書』

■連携取り組みの概要

① 高校生年代に向けた「安心・安全な暮らし」と「豊かなキャリア形成」を行うための授業（「お仕事図鑑」プログラム）

　「お仕事図鑑」とは、日本のさまざまな業界を代表する企業、団体と連携して、その業界の歴史、文化、そこで働く方々の志と想いを次世代の若者に伝え、継承していくハッシャダイソーシャルが提供するプログラムです。全国の高校を対象に、キャリア教育の時間を活用した業界・企業研究やそこから得られる学びを通じて、若者のキャリア選択を応援しています。

　これまで17社との協働実績を持つ「お仕事図鑑」プログラムにおいて、不動産業界との連携は今回が初めてとなります。

　今回の連携では、ひとり暮らしを始める若者が安心して生活できるよう、住まい選びや生活についてのリテラシー向上に寄与する取組を展開します。

② 若者が詐欺や闇バイトなどの犯罪に巻き込まれないためのリテラシー教育のための教科書配布プロジェクト（『騙されないための教科書』の配布）

　ハッシャダイソーシャルは2023年6月より、若者たちが詐欺にあわない、騙されないための消費者教育プロジェクトとして、『騙されない為の教科書』を制作し、高校を中心とした全国の教育機関に無料配布しています。　

　今回の連携を通じて、従来対象としてきた高校生年代の若者に加え、ジェイ・エス・ビーが運営する学生マンションの入居者への配布も含め、若者の消費生活に対するリテラシーを高め、若者が詐欺や闇バイトなどの被害に遭わず、安心・安全な暮らしを送れるような啓蒙活動を行っていきます。

■会社概要

株式会社ジェイ・エス・ビー
設立　：1976年12月
代表者：森高広
所在地：京都府京都市下京区因幡堂町655番地
URL　：https://www.jsb.co.jp/

　ジェイ・エス・ビーグループは1976年の創業以来、全国で学生マンションの運営管理を手掛け、現在では北海道から沖縄まで学生向け賃貸仲介店舗「UniLife（ユニライフ）」87店舗を展開、2024年４月時点で94,978室を管理しています。近年では、食事や家具家電付きの住まいの提供や、学生の「学び・成長」を支援する取り組みに力を入れています。