Japanticketが台湾発のBtoBプラットフォーム「3T GDS」とAPI連携を開始

〜台湾・APAC地域の幅広い販売チャネルで日本の体験コンテンツを販売可能に〜

株式会社Japanticket

 インバウンド集客向けeチケット管理システム「Japan ticket」を運営する株式会社Japanticket(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中宏彰、以下、Japanticket)は、台湾発のデジタルバウチャー/SaaSソリューション企業 3T GDS PTE LTDおよびその台湾子会社3T GDS Technology Inc.(本社:シンガポール、以下「3T GDS」)とAPI連携を開始しました。

 これにより、3T GDSが持つ台湾・シンガポール・香港・中国などAPAC地域を中心としたパートナー販売ネットワークを通じ、日本の観光事業者が提供する体験・飲食・アクティビティ等のチケット商品を販売できるようになります。

■連携の背景

 近年、訪日外国人観光客の旅行予約・購買行動はオンライン化・事前決済化が急速に進み、現地到着前に体験・飲食コンテンツを確保する動きが一般的になりつつあります。特に台湾・香港・シンガポールなどの東アジア/東南アジア市場は、訪日観光のリピーター率が高く、滞在中の消費単価も安定している有力市場です。

 3T GDSは、飲食、エンタメ、宿泊、交通、ショッピングなど多様なジャンルのEバウチャーを、ECモール、旅行予約サイト、モバイルキャリアや銀行アプリなど、国・業種を跨ぐ幅広いチャネルに配信しています。今回のAPI連携により、Japanticketが保有する日本の観光コンテンツを、3T GDSのネットワークを通じて現地ユーザーの購買環境に直接届けることが可能になります。

■「3T GDS」とは

 3T GDSは、2020年1月に台湾市場に進出したデジタルバウチャーおよびSaaSソリューションのパイオニア企業です。台湾本社を拠点にAPAC地域に事業を拡大し、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート)、飲食店、温泉施設、テーマパーク、交通機関など多岐にわたる供給元と、ECサイト、旅行予約サイト、銀行・電子ウォレット事業者などの販売チャネルを結び、国境を越えた電子チケットの発行・販売・決済・引換をワンストップで実現しています。

 3T GDSの共同創業者である林志達(CHIH-TA, LIN)は、2007年より台湾における信託型ギフト券市場に深く携わってまいりました。彼が設立した最初の会社「Ticket Go」は、台湾最大の第三者ギフト券代理発行会社として知られています。

 3T GDSの経営チームは、林志達と柯宜宏(Eric Ko)により共同創業され、台湾発のデジタル・スマートバウチャー(Smart Vouchers)およびSaaSソリューションの先駆的企業として事業を展開しております。

■連携の概要

 今回のAPI連携により、Japanticketのプラットフォームに登録された日本の観光・飲食・アクティビティ等のチケット商品が、3T GDSの流通網に接続されます。これにより、台湾・香港・シンガポール・中国本土を含む多国・多業種の販売チャネルで即時掲載・販売が可能となり、現地ユーザーは自国の馴染みあるアプリやECサイトから、日本の体験コンテンツを事前決済で購入できるようになります。購入後はQRコードの提示のみで利用可能で、スムーズな訪日体験を提供します。

 また、3T GDSは台湾国内でも幅広い分野の主要企業と提携しており、今回の連携を通じて以下のような多様なチャネルでJapanticketの取り扱うコンテンツが展開される予定です。

・免税EC分野:台湾の免税業界を代表する「昇恆昌 everrich」と提携。会員向けサービス「RICHCLUB」の公式サイトやアプリから、累積ポイントを利用したチケット商品への交換や、「Japan ticket」掲載レストランの予約も行えるようになります。

・通信分野:通信大手「台湾大哥大 Taiwan Mobile」との提携により、アプリ会員は国際ローミング利用時の通信料金請求を通じて、海外旅行チケットの支払いが可能となるほか、新たにJapanticketの予約サービスも利用できるようになります。

・電子決済・金融分野:台湾国内の主要決済プラットフォーム「icash Pay」(台湾セブン-イレブン関連企業)や「悠遊付 Easy Wallet」(台湾MRT専用ウォレット)にも順次対応を予定しており、「Japan ticket」掲載の飲食店や各種体験サービスを、より身近な決済手段で予約できる環境を整備します。

■今後の展望 

 訪日旅行需要が高くリピーター率も高い台湾市場において、現地の主要販売チャネルを通じて自社コンテンツを直接販売できる導線を強化することで、現地ユーザーが使い慣れたアプリやECサイトから事前に購入できる環境が整い、予約率や来店率の向上が期待されます。

 今後もJapanticketは、世界各国の有力プラットフォームとの連携を積極的に拡大し、日本の観光事業者の販路開拓とインバウンド集客の最大化を支援してまいります。                                                                                                                                                                                                                                    

■3T GDS PTE LTD会社概要

所在地: 2 VENTURE DRIVE, #11-31, VISION EXCHANGE, SINGAPORE 608526

代表者: 林志達 CHIH-TA,LIN

設立日: 2023年6月12日

合併日:2024年11月に 3T GDS Technology Inc. を100%買収完了

事業内容:

・スマートバウチャーの開発および卸売事業

・地域発行型デジタルバウチャーの企画・販売・流通支援

「Smart Voucher」は、信託口座と銀行システムにより高い安全性を確保したデジタルバウチャーで、複数プラットフォーム間での発行・流通・利用に対応。ECサイト、旅行会社、金融機関、会員制プログラムなどとのAPI連携により、国境を越えた柔軟な利用とリアルタイム管理を実現する次世代型ソリューションです。

株式会社Japanticket 会社概要

所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-20-18 三富ビル新館1F

代表者: 代表取締役 田中 宏彰

設立日: 2021年10月27日

事業内容:

・eチケット管理システム「Japan ticket」の企画・開発・販売

・インバウンド集客支援

・旅行業法に基づく旅行業

お問合せ:info@japanticket.com

URL:https://japanticket.com/ 

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会社概要

株式会社Japanticket

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URL
https://japanticket.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1-20-18 三富ビル新館1F
電話番号
03-6912-2775
代表者名
田中 宏彰
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2021年10月