日本初!船舶搭載型アンモニア用『バンカリングブーム』を共同開発
TB グローバルテクノロジーズ株式会社 船舶の脱炭素化に向けての取り組み
東京貿易ホールディングス株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F、代表取締役社長 坪内秀介)のグループ会社であるTBグローバルテクノロジーズ株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン28F、代表取締役社長 Laurent Poidevin、以下TBG)は8月16日、日本の最大手海運会社である日本郵船株式会社(以下「NYK社」*)と、舶用アンモニア燃料供給用にバンカリングブームを共同開発する基本合意契約を締結いたしました。
NYK社が開発を進めるアンモニア燃料供給船(Ammonia Bunkering Vessel, ABV)に、当社が開発を進めるバンカリングブームを搭載することにより、船舶の脱炭素化に向けて2020年代後半から普及が進むと予想されるアンモニア燃料船への燃料供給における安全性、効率性に大きく寄与いたします。アンモニア用バンカリングブームの開発は、日本初**の試みになります。
ホース単体での運用は、ねじれに弱く、耐久性や信頼性が低くなる傾向がありますが、本バンカリングブームは信頼性の高い鋼管、スイベルジョイント、ホースを組み合わせることによって、より安全で、効率的な荷役オペレーションができることが特徴です。また、緊急時に船舶間の接続を切り離せる緊急離脱装置(以下、「ERS」)が付属していますが、ERSが発動した場合でも、アンモニアの海上への漏洩を最小限にする構造を採用しています。
アンモニアは燃焼しても二酸化炭素(CO2)を排出しないため、地球温暖化対策に貢献する次世代の船舶用燃料として期待されていますが、一方で高い毒性を持つことから、船舶用の燃料として使用する際には漏洩を確実に防ぐことが必須です。
アンモニア燃料供給船の3Dモデル
TBGはより良い世界の未来を目指し、未知のソリューション創出に果敢に挑戦し、「技術力・製造力・事業力」を養い強い開発チームに成長することで、エネルギー社会の持続的な発展に貢献し、ステークホルダーの皆様に価値を提供し続けます。
*【NYK社概要】
日本郵船株式会社
本社:東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビル
代表者:代表取締役社長 曽我貴也
ウェブサイト: https://www.nyk.com/
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自社調べ(2023年7月末時点)
海上用油圧駆動ローディングアーム製造会社調べ
TBグローバルテクノロジーズ株式会社HP https://www.tbgtech.co.jp/
https://prtimes.jp/a/?f=d98548-65-fb904c85d1230ea0b6c9ec3c3c137951.pdf
東京貿易グループとは
持ち株会社である東京貿易ホールディングス株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F、代表取締役社長 坪内秀介)と個性豊かな国内外の15事業会社、合計16会社で構成する独立系の企業グループであり、1947年の創業から75周年を迎えました。
「全員経営の精神」を核心的価値観(コアバリュー)として掲げ、グループ各社が自立した企業活動を行いながら、全体の存在感と競争力を相乗的に高めることにより、新しい価値を世の中に提供し続けるグループを目指しています。
東京貿易グループは今後も変革を恐れず、自由闊達な文化の下、イノベーションを起こし、ステークホルダーの皆様が安全・安心な生活、経済、社会活動をおくることができる、より良い社会の実現と持続に貢献します。
https://www.tokyo-boeki.co.jp/
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