スパークル、「AIの力で世界をつなげる」KiAI社に出資。

AIを活用したマーケットインテリジェンスサービスで、世界中の企業や機関の意思決定革命の実現を支援

スパークル株式会社

2025年6月5日 10時00分

スパークル株式会社（本社：宮城県仙台市、代表取締役：福留秀基、以下「当社」）は、生成AIを活用し、主に途上国や新興国でビジネス展開を目指す企業向けの情報配信サービス「KiAI」を開発・提供している株式会社KiAI（本社：茨城県日立市、代表取締役：大場一雅、以下「KiAI社」）に対し、シードラウンドにてリード投資を実施したことをお知らせいたします。

投資の背景と目的

当社は、KiAI社の取り組みが「ローカル発グローバル課題解決」のモデルとなると確信し、今回のシード出資を決定いたしました。

背景にあるのは、「情報の非対称性」こそが、遠隔地でのあらゆる挑戦の障壁になってきたという問題です。

KiAI社は、こうした課題に対し、独自の情報取得チャネルを確立し、生成AIによる要約・解説技術をかけ合わせることで、これまでにないインテリジェンス・インフラの構築を進めています。そのアプローチは、従来の情報サービスとは一線を画し、"知の流通"という新たな公共性を帯びたビジネスモデルになりうると考えています。

私たちはKiAI社の挑戦が、地域の知が世界のビジネスを変えていく未来を実現すると確信し、投資させていただきました。

株式会社KiAIについて

KiAI社は、「すべての人にグローバルなリターンを届ける」という理念のもと、AIを活用したマーケットインテリジェンスサービスを提供しています。

主にアフリカや中東、南アジアなど新興国・途上国における「情報空白地帯」の課題に対応し、現地メディアや政府発表、統計情報など多様なデータをAIがリアルタイムで自動収集・分析します。

これにより、従来は困難だった多言語・多様な現地情報の可視化や信頼性の高い分析を実現し、企業や官公庁の海外進出や市場調査、外交・安全保障分野での意思決定を支援しています。

オリジナルメディアプラットフォーム「KiAIメディア」開始

KiAI社公式の情報発信拠点として10ヶ国語で「KiAIメディア」をローンチ。

日本語メディア：https://kiaifund.com/media/ja

新興国市場の最新トレンドや現地ニュースなどを記事で定期的に発信し、企業や研究者、国際ビジネス担当者がグローバルに活用できるインサイトを届けています。

株式会社KiAI 代表取締役大場一雅氏からのコメント

この度、スパークル様に当社のビジョンにご共感いただき、新たなパートナーとしてお迎えできることを心より光栄に思います。大手総合商社や官公庁での導入実績を基盤に、北米・欧州・アフリカへの本格展開を図る重要な局面で、スパークル様の戦略的サポートをいただけることは非常に心強い限りです。グローバル情報格差の解消という社会課題の解決に向け、スパークル様と共に次世代のマーケットインテリジェンス基盤を構築し、世界中の企業や機関の意思決定革命を実現してまいります。