障害者がいきいきと、継続して働ける職場を! 埼玉県北本市に障害者雇用施設「屋内農園 IBUKI」を開設
2022年11月1日、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI KITAMOTO FARM」が誕生
株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、2022年11月1日(火)に、屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKI(以下、IBUKI)の20拠点目となる「IBUKI KITAMOTO FARM」を、埼玉県北本市に開設します。
■障害者雇用における社会課題
民間企業において、従業員が43.5人以上いる事業主は、法定雇用率以上の割合で障害者を1人以上雇用する義務があります。2022年現在、民間企業の法定雇用率は2.3%と定められていますが、雇用率を達成できている企業の割合は47%と低い水準です。障害者雇用が進まない要因の一つとして定着率の低さが挙げられ、精神障害者の1年後の職場定着率は49.3%と、採用された障害者の約半数が1年以内に離職しています。今後も法定雇用率は引き上げられることが見込まれており、企業はさらに障害者雇用を進めていく必要があります。
■企業と障害者の架け橋に
企業は障害者雇用を進める上で一番の課題として「会社内に適当な仕事があるか」※を挙げています。すでに内にある業務には一定程度の障害者が仕事に従事しており、これからは、これまでの考え方に囚われない柔軟な働き方が求められています。私たちは、障害者雇用の新たな働き方として、2017年からIBUKIのサービスを開始しました。IBUKIは、天候の影響を受けにくい屋内型農園を活用した、障害者雇用の仕組みをワンストップで提供するサービスです。
企業に雇用された障害者は、植物装置が設置された執務スペースで、ハーブや葉物野菜、エディブルフラワー等の栽培品種の選定や育成に従事します。栽培した作物は、企業ごとの用途に合わせてハーブティーなどに二次加工をおこなわれ、ノベルティなどのプレゼントや社員に振舞われます。また、IBUKIの施設には、障害者雇用支援の専門的な知識を有した当社社員が常駐しており、多様な障害者が安心して働ける環境が整っています。企業にとって、IBUKIという雇用手段は選択肢の一つであり、多様な働き方がある会社にしていきたいという想いで、サービスをご利用いただいています。
特にIBUKIでは以下のポイントを大事にサービス提供しています。
- 成果物が企業活動に貢献しているか
- 根拠のある支援技術で障害者と管理者をサポート
- 能力開発の取り組み
※平成30年度障害者雇用実態調査より
●IBUKI KITAMOTO FARM概要
施設名 :IBUKI KITAMOTO FARM
稼働開始 :2022年11月1日(火)
所在地 :〒364-0007 埼玉県北本市東間7丁目225-1
アクセス :JR高崎線「北本駅」徒歩18分
就業予定人数:障害者63名/管理者21名 計84名
●会社概要
株式会社スタートライン:https://start-line.jp
2009年創業以来、障害者雇用支援の領域において障害者の「採用」と「定着」に重きを置き、サテライトオフィスサービスを運営。障害者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、2016年2月に障害者向け就職サイト「MyMylink」、2017年8月に屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、2018年10月に三菱地所グループと協業の「インクルMARUNOUCHI」、同年11月に「企業向けカスタマイズ研修」など、サービスメニューを拡充しています。現在約250社の企業様と、約1,460名の障害者のサポートを日々実施しています。社内に2014年からCBSヒューマンサポート研究所という専門機関を設け、ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた心や認知の問題に対する効果的で専門的な支援技法を研究・開発しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 就職・転職・人材派遣・アルバイト福祉・介護・リハビリ
- ダウンロード