強がりなネコが愛おしい! 愛猫家コンビが描いた絵本『ねこの3つのねがいごと』発売!
株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、絵本『ねこの3つのねがいごと』を、2019年2月9日に発売いたします。
◆「ねがいごとなんてないさ」強がるねこでしたが…
おなかを すかせた ひとりぼっちの ねこが、もりのなかをあるいていました。すると、くさむらから カサカサ おとが。
ぴょーん!
ねこがとびかかると、そこにはへびがいました。
「たべないで」
へびが、ねこにたのみます。
「たすけてくれたら、3つのねがいをかなえてあげる」
ねこは みみを ぴくりと うごかし こたえます。
「ねがいごとなんて、あるわけないさ」
つよがるねこでしたが、ぽつりといいます。
「さかなをたべられたらうれしいな」
「いえがあったらたすかるな」
そして、ねこが3つめに つぶやいた こととは…?
◆ねこが一番欲しかったのものは?
助けたへびから、「3つのねがいごとをかなえてあげる」といわれたのに、「ねがいごとなんてないさ」とクールに立ち去るねこ。でも、寒空の下をひとりぼっちで歩くうちに、ついつい本音が口をついて出てしまいます。
1つめは、食べもの。2つめは、温かいお家。
そして最後の3つめをつぶやいて、一夜明けたとき、目の前に現れたのは…。
◆友だちと出会う奇跡を描いた、心温まる絵本
だれかと友だちになるということは、その存在を求める相手がいたから。そう、それはまるで奇跡の連続。
なんでも3つ、願いごとをかなえてあげると言われたら、あなたは何を願いますか?
愛猫を膝に乗せながら、お子さんを抱っこしながら、読んでいただきたい絵本です。
◆本書を抽選で3名様にプレゼント!
岩崎書店では、2月のプレゼント本として、『ねこの3つのねがいごと』を抽選で3名様にプレゼントいたします! ご応募はコチラ:http://www.iwasakishoten.co.jp/news/n10706.html
◆書籍情報
書名:『ねこの3つのねがいごと』
作:カリスタ・ブリル
絵:ケナード・パーク
訳:横山和江
定価:本体1,400円+税
判型:A4変型判/32頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-85135-5
対象年齢:5、6歳から
発売日:2019年2月9日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2ShrTrw
◎Amazon https://amzn.to/2SjB8aA
◆著者紹介
カリスタ・ブリル(Calista Brill):作者
アメリカのミシガン州デトロイト出身。出版社に編集者として勤める傍ら、絵本の執筆を行う。マンガが好きでグラフィックノベルの編集も行う。キルトを縫ったり、大声で歌をうたったりするのが好き。ボートやドラゴン、馬、そしてねこがお気に入りのテーマ。本作がはじめての邦訳。ニューヨーク在住。
ケナード・パーク(Kenard Pak):画家
アメリカのメリーランド州ボルチモア出身。アニメーション制作でキャリアを積んだのち、絵本の制作に入る。『テディが宝石を見つけるまで』(あすなろ書房)の表紙を描いているが、絵本は邦訳は本作がはじめて。妻と2匹の猫とともに、サンフランシスコに在住。本書のねこは、自身の飼い猫をモデルにした。
横山和江(よこやま・かずえ):翻訳者
埼玉県生まれ。児童書の翻訳のほか、読み聞かせ活動を行う。訳書に「クマさんのおことわり」シリーズ(岩崎書店)、『わたしの心のなか』『キツネのはじめてのふゆ』(鈴木出版)、『フランクリンの空とぶ本やさん』(BL出版)、『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)などがある。海外児童書サークル「やまねこ翻訳クラブ」会員。山形県在住。
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