「匠」技術の継承を支援するDXソリューションシステム「SaTeras」を開発
-製造・生産に関するデータの一元管理を可能にし、生産能率向上に寄与-
1.「SaTeras」開発の背景・目的
当社は、昨今のIoTやAI等の技術進展にともなう、製造業のデジタル化は避けられない外部環境の変化の中で、今まで蓄えてきた製造ノウハウやデータをより高度に活用することに主眼を置き、以下を目的として「SaTeras」を開発しました。
製造・品質・環境等に関する情報連携とビッグデータを活用した社内インフラ再構築
製造・品質・環境等に関して収集したデータの分析・解析手法の構築
製造設備停止にともなうダウンタイム低減・アウト率の低減による生産性向上
製造支援に関する情報の整理、製造担当者の関心事にフォーカス
「SaTeras」は製造現場での脱属人化、超高齢化社会対応などの課題を解決するために、今まで培われた生産データの活用や暗黙知を構造化して形式知に変え、データを利用して誰でも製造することのできる環境を提供し、さらに情報の上位連携を可能としたシステムです。必要な機能・サービスを組み合わせることが可能であるため、処理能力の増強に対しても柔軟な設計となっています。
<ご参考:ダッシュボード例>
2.「SaTeras」の展開
現在、当社グループでは国内におけるアルミ缶製造6拠点への初期導入を完了し、順次主要なグループ会社での試験導入を進めています。将来的には社外のお客さまへの販売も視野に入れており、「SaTeras」の活用を通じて、新たな製造環境の提供や環境負荷低減を進め、企業価値の向上に繋げていきます。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発アプリケーション・セキュリティ
- ダウンロード