デジタルプラットフォーマー、P2P電力取引を実現するブロックチェーン電力取引技術の特許を取得
― 同時同量制約を満たすリアルタイム電力流通基盤を確立 ―
デジタルプラットフォーマー株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、再生可能エネルギーの発電量と電力消費をリアルタイムに連動させ、P2P型の電力取引を可能とするブロックチェーン技術に関する発明について、特許を取得したことをお知らせいたします。
■特許概要
・発明の名称:電力取引システム、電力取引方法及びプログラム
・特許番号:特許第7850426号
・特許権者:デジタルプラットフォーマー株式会社
■技術のポイント
本特許は、電力を「時間制約付きデジタルアセット」として扱うことで、従来困難とされてきたリアルタイム電力取引を可能にする革新的な仕組みです。
1. 電力のトークン化(グリーンコイン)
再生可能エネルギーの発電量に応じて仮想コインを生成し、電力量と直接紐づける。
2. タイムスタンプによる同時同量制御
各コインに生成時刻を付与し、一定時間経過後に自動無効化。
生成時刻を付与することで電力消費のリアルタイム性を担保し、需給バランスを維持。
3. ブロックチェーンによる完全トレーサビリティ
発電種別・発電場所・コスト等を紐づけ、改ざん不可能な形で記録。
電力の由来・流通・消費を一貫して可視化。
4. ダイナミックな価格形成
需給状況・時間・距離等に応じてコイン価値が変動。
市場原理に基づく電力価格のリアルタイム最適化を実現。

■P2P電力ネットワークの実現
本技術により、以下のような分散型エネルギー社会の基盤構築が可能となります。
・家庭・企業・EV間での直接的な電力取引(P2P電力流通)
・再生可能エネルギーの地産地消
・分散型電力マーケットの形成
・電力のリアルタイム市場化
さらに、スマートメーターと分散制御ネットワークを組み合わせることで、エリア単位での電力最適配分やピークシフトも実現可能です。
■背景と意義
再生可能エネルギーの拡大に伴い、「同時同量」という電力インフラ特有の制約が大きな課題となっています。
本特許は、
・電力を「時間制約付き価値」として設計
・トークンの寿命により需給を自律制御
・分散環境における電力取引の成立
という新しいアプローチにより、従来の電力市場の構造そのものを再定義する技術です。
■今後の展開
当社は本特許を基盤として、
・グリーンエネルギーのトレーサビリティ(ESG・DPP領域)
・地域エネルギーDAO
・電力×金融の融合(トークン化資産)
・分散型インフラとしてのエネルギープラットフォーム
の社会実装を推進してまいります。
■会社概要
デジタルプラットフォーマー株式会社は、DID/VC、Sovereign ID/VC、ブロックチェーン、MPC等を活用した「信頼インフラ」の構築を通じ、金融・エネルギー・公共領域のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
すべての画像
