【NetEaseGames】MuMu Player 11(ベータ版)をリリース　Android 11をベースにした初のAndroidエミュレータ

2022年4月1日、MuMu Player 11（Beta）がMuMu Playerエミュレータの新バージョンとしてリリースされました。
MuMu Player 11(ベータ版)は、世界で初めてAndroid 11をベースとしたエミュレータです。パフォーマンスを向上させ、より安定した操作ができるようになり、さらに多くのモバイルゲームとの互換性を実現しました。

MuMu Playerは、中国のゲーム大手企業のNetEaseGamesが開発した無料のPCソフトです。Androidデバイスをエミュレートし、各種のスマホゲームやアプリをPCにてプレイできます。高感度制御や高解像度のfps画像、安定した性能など優れたエミュレータ機能があり、人気のスマホゲームが低スペックのPCでもスムーズに動作可能です。現在のPCでモバイルゲームをプレイするには、最適なエミュレータと言えるでしょう。MuMu Playerはこれまで、MuMu Player (Android 6)、MuMu Nebula(ローエンドPC向け設計)、MuMu Player 9(ベータ版)など複数のバージョンがリリースされています。

• PCでは初のAndroid 11エミュレータ

現在リリースされている多くのAndroidエミュレータは、Android 7またはAndroid 9バージョンにしか対応していません。そんな中、 MuMu Player 11 (ベータ版) はAndroid 11 をサポートする、最初のエミュレータとなっています。 Android 11 は、Androidの旧バージョン に基づき、ユーザーの情報セキュリティを確保するために透明性と制御などの機能と更新プログラムを追加しています。このアップグレードにて、MuMu Player 11 (ベータ) はユーザーのプライバシーとデバイスのセキュリティの保護を強化しました。
 

Android 11システムのサポートにより、今回のベータ版では、ユーザーが最新かつ人気のあるゲームを一層楽しめるようになりました。ローエンドデバイスではゲーム/アプリをインストールできないといった問題も解決しました。
 

• 低メモリ設定で、安定したパフォーマンス

新バージョンのAndroid11システムは、多くのメモリを占有してしまいます。しかし、MuMu Player 11(ベータ版)は、わずかなメモリ（1GB）で大規模なゲームがスムーズに実行可能です。 同じ条件下で、他のエミュレータなら実行さえままならないのですが、新しくなったこのエミュレータはローエンドコンピュータ向けとして、最大限に最適化されています。これによってユーザーが、メモリの使いすぎでエミュレータが遅延するといった心配から解放されるでしょう。

 

• 多くのゲームを実行可能にするために、Vulkanをサポート

新ベータ版のもう一つの売りとして、MuMuはプラットフォーム間のAPIや3Dグラフィックス、またコンピューティングのオープンスタンダードであるVulkanをサポートしている世界初のAndroidエミュレータであるという点があげられます。Vulkan、すなわち次世代のグラフィックス処理のインターフェイス。スマホの機能をより活用し、ゲーム内でフレームレートの安定性を大幅に向上させて、CPUの オーバーヘッドを軽減します。高性能なハードウェアを要求するゲームでは、非常に有利となるでしょう。

 

• 最大 120 fpsの高フレーム

フレームレートがゲームのパフォーマンスに大きく影響するため、MuMu Player 11 (ベータ版)は、大規模なゲームに対してフレームレートの最適化を行いました。最大 120 FPS まで対応。これによって、シミュレータウィンドウや画像がより明確に高画質で直接表示できるようになり、ユーザーにこれまで以上に上質な映像を提供できるようになりました。前バージョンと比べて、フレームレートが平均15%向上しています。 MuMuの高FPSでは、速いテンポのシューティングゲームが好きなプレイヤーに、よりリアルな臨場感を味わっていただけます。また、プレイヤーが今まで以上に多くの敵を倒し、様々なゲームで1位になれるようにサポートいたします。

画面録画や操作記録、スマートキーボードとマウスソリューションなど、便利で安定した特徴を持ち合わせ、豊富な機能を備えているMuMu Player 11 (ベータ版) のテストは、既に始まっています。プレイヤーのあなたは、大画面でより良いゲーム体験を得られることでしょう。

 

11の機能を是非ともご堪能ください。