福島12市町村への移住がテーマのドラマ「風のふく島」出演者コメントを公開
未来ワークふくしま移住セミナー 仙台での初開催が決定!
(公財)福島イノベーション・コースト構想推進機構が運営する、ふくしま12市町村移住支援センター( https://mirai-work.life/ センター長:藤沢 烈)は、福島第一原子力発電所の事故により避難指示等の対象となった福島12市町村(※)への移住・定住を促進するため、2021年7月1日に設置されました。広域連携が効果的な事業や福島12市町村による移住施策の支援等を行っています。
福島12市町村への移住者や移住希望者が増えている中、希望者に寄り添った情報発信や地域を知ることができるイベントなどを、今年度も拡充していきます。
本ニュースレターでは、月に1回程度、イベントや支援制度、12市町村におけるトレンドなどの情報をお届けします。ツアーやイベントの現地取材や、企画担当者への取材等については、お気軽にお問い合わせください。
今号のトピックス
●福島12市町村への移住がテーマのドラマ「風のふく島」 出演者コメントを公開
●未来ワークふくしま移住セミナー 仙台での初開催が決定!
●福島12市町村への移住がテーマのドラマ「風のふく島」 出演者コメントを公開
ふくしま12市町村移住支援センター(以下、「センター」)では、移住促進の主なターゲットである首都圏の20~30代の若者に向けた映像コンテンツを通じて移住への興味・関心を喚起することを目指して、この度テレ東制作のドラマ「風のふく島」の制作に協力をしております。実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマです。葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していく様子を、モデルとなる移住者にインタビューを行い、そこから着想を得たストーリーをオムニバス形式で紡ぎます。
撮影は10月から福島12市町村を中心にロケが行われる予定で、テレ東では、2025年1月10日からドラマ25(毎週金曜深夜24時42分〜)で放送します。
≪出演者コメント≫ ※五十音順
■大友康平/好川治(よしかわおさむ)役
双葉町に移住した元復興副大臣。
福島復興のラストランナーと言われる双葉町で尽力する一方、子供たちからの評判が悪く悲しい思いをしている。
【コメント】
大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。
この二大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき大きなやり甲斐と責任を感じます。東北出身者としてしっかり演じたいと思います。
■黒木華/小賀(おが)ひとみ役
結婚を機に川俣町へと移住する。
専業主婦として暮らしていたが、町の人々との温かい交流や友人の結婚をきっかけにやりたいことを見つけ…。
【コメント】
現在の福島は、震災前の状態に戻していこうというよりも、もっと先の未来を見据えた復興に取り組む、希望に満ちたパワーを持っていると聞きました。そのような前へと進む福島を描いた作品に参加できることを嬉しく思いますし、何か少しでも手助けになれるよう精一杯頑張ります。
■佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)/中村優神(なかむらゆうしん)役
馬術競技で日本代表に選ばれた経歴の持ち主。
「馬の社会的地位を上げたい」という意思を抱き、馬とともに生きる生活が根付く南相馬市への移住を決めるが…。
【コメント】
僕の演じる主人公・中村は馬の社会的地位を向上させたい、馬術という競技をメジャーなものにしたいという夢を叶えるために“馬と共に歩むまち”南相馬市に移住し奮闘する真っ直ぐで熱い青年です。
彼が南相馬市で出会う人達は、心温かく人間味の溢れる方ばかりです。自分で決めた事や掲げた目標の為なら手段を選ばず、常に全力で困難や壁に挑む中村の成長をぜひ見守っていただきたいです!
福島県は僕の祖父母の家があり、子供の頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます。
■渋川清彦/東道進一郎(とうどうしんいちろう)役
オートバイによる競技「トライアル」専門雑誌の編集者。
友人の風・沙綾との交流を通じて、トライアルでの町おこし計画を川内村で行うことに。
【コメント】
それぞれの形で福島への想いを抱き実際に移住した方をモデルにドラマを描く。
そしてその物語を背景に三木聡監督の世界に入れる事になり、奇想天外で濃い日々が待っているだろうと楽しみです。
三木監督に自分のもっているモノを委ね、何か面白い作品ができれば幸いです。
■駿河太郎/大迫保(おおさこたもつ)役
広野町で生まれ育ったホテル経営者。
ローカルサーファーとしても活躍しており、震災をきっかけに人が減ってしまった広野町を盛り上げようとある企画をする。
【コメント】
今回お話をいただいた時は、地上波でサーフィンを題材にしたドラマができるんや!と、驚きと嬉しさが込み上げてきました。
僕が上手いかどうかは知らんけど…サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません。東日本大震災以降、被災された方々には、僕には理解したくてもできない程のご苦労があったと思います。そんな中、このドラマが少しでも復興支援になる事を心から願っております。
■本田響矢/田伏武洋(たぶせたけひろ)役
葛尾村への想いを胸に埼玉県から移住。
畜産農家のもとで修業を積む中、自転車で日本横断をしている三橋に出会う。
【コメント】
田伏武洋役を演じさせていただきます、本田響矢です。
僕は福島県の葛尾村が舞台のお話で、この作品に参加させていただきます。演じる田伏という男の子は、県外から移住してきて、今は畜産農家に勤めている実在する方をイメージして作られた役です。どうして葛尾村に移住してきたのか、どうして畜産農家をやろうと思ったのか、そして葛尾村はどんな素敵な所なのか。この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います。
≪スタッフコメント≫
■プロデューサー・梅山文郁(テレビ東京)
元復興大臣、キャンドル作家、パティシエ、元馬術競技者の実業家など…「人生でやりたいこと」を叶えながら、それぞれの暮らしをしている移住者。そんな実在の12人の方をモデルに、今回は彼らの生き方を描いたオムニバスドラマを制作しました。あらすじを考えるためのインタビュー取材の際、突撃にも近い私からのいきなりのご連絡にも、移住者の皆様は嫌な顔一つせず、「私ができることであれば」とご協力いただいたことが本当に嬉しく、取材後はなんだか自分も元気をもらいました。そして、2023年放送の「姪のメイ」に引き続き、福島12市町村を舞台にした企画を考えてくれた青野さんとドラマを作ることは、自分も「人生でやりたいこと」が実現できている気がして楽しいです。いま、撮影に向けて準備作業が佳境なのですが、青野さんも「毎日何かしらあって大変ですよね~」と楽しそうにしています。楽しく、前向きに、12話の移住者の方々のお話を大事に作っています。ちょっと元気が欲しい時、このドラマにお付き合いいただければ、きっと明日が楽しみになると思います。素敵なキャストの方々にもご注目を!ぜひご覧ください!
▼詳細はこちら
https://www.tv-tokyo.co.jp/kazenofukushima/
●未来ワークふくしま移住セミナー 仙台での初開催が決定!
福島12市町村で働くこと、暮らすこと、チャレンジすることを検討されている方に向けた、未来ワークふくしま移住セミナー。福島県に隣接し、移住相談などの問い合わせも多い宮城県仙台市にて、今回初めて開催することが決定しました。
今回のテーマは、「私たちが福島12市町村を選んだ理由」。ゲストの方々が福島12市町村での挑戦や移住を決めたきっかけやその魅力、普段の暮らしや仕事について、それぞれの活動紹介やパネルディスカッションでお話しいただきます。また福島12市町村の各種支援制度の説明も行います。
さらに今回は、「わたしだけのふくしま12移住体験ツアーをつくる」ワークショップを開催。既成のツアーではなく自分のペースで、自分の見たいところだけ回ることができるツアープランを、12市町村の現地事情に詳しい登壇者や移住相談スタッフと一緒に作成します。
セミナー参加の申込みは、募集ページから受付中です。
<未来ワークふくしま移住セミナーvol.16「私たちが福島12市町村を選んだ理由」編 開催概要>
【開催日】12月7日(土)15:00~18:20 (開場 14:30)
【会場】トラストシティ・カンファレンス・仙台(地下鉄仙台駅徒歩6分)
宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー5階
【ゲスト】
・髙橋 優子さん(広野町/カルチュラル・プラットフォーム 縁側の家 主宰)
・大沼 桃香さん(南相馬市/スマイル薬局小高店、クリエイター育成プロジェクトHATAage)
・田中 洋平さん(双葉町/フレックスジャパンひなた工房双葉 責任者)
・ブケ・エミリーさん(大熊町/あまの川農園、イラストレーター)
・【定員】会場参加 50名 / オンライン参加 無制限
【参加費用】無料
▼募集ページはこちら
https://mirai-work.life/topics/11795/
※「福島12市町村」とは福島第一原子力発電所の事故により、避難指示等の対象となった南相馬市、田村市、川俣町、浪江町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村、双葉町、大熊町を指します。
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