誰もが楽しめる万博の実現を目指す「LET’S EXPO」 9つの国内パビリオンを、どこからでもライブ配信で楽しめる「オンラインツアー」を提供決定!
大阪・関西万博の開催期間中、1週間に1~3回程度の実施を予定
一般社団法人関西イノベーションセンター(所在地:大阪府大阪市中央区、理事長 : 早乙女 実、以下、MUIC Kansai)が運営する誰もが楽しめる万博の実現を目指すユニバーサルツーリズムプロジェクト「LET’S EXPO」は、万博会場に行くことが難しい身体に不自由を抱える方のために各パビリオンの様子をライブ配信で紹介する「オンラインツアー」を実施いたします。
日本は65歳以上の高齢者が全人口の約4人に1人を占める超高齢社会に突入しており、要介護認定を受ける方の数は約1,000万人に達しています。こうした状況を受け、身体に不自由を抱える方も万博に参加できるようリアル・バーチャル両面で様々な支援を行う「アクセシブルサポート」を万博会場の内外で提供します。
今回新たなアクセシブルサポートとして企画した「オンラインツアー」は、会場へのアクセスが難しい方でも万博を楽しめるよう、各パビリオンの魅力をリポーターがライブ配信でお届けするサービスです。スマートテレビ、またはスマートフォンがあれば自宅からでも視聴が可能です。ライブ配信中は視聴者がチャット機能を使って出演者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができるほか、クイズなどの参加型コンテンツをお楽しみいただけるなど、まるで現地にいるかのような臨場感ある万博ツアーを体験することができます。
現在、電気事業連合会の「電力館 可能性のタマゴたち」や住友EXPO2025推進委員会の「住友館」、三菱大阪・関西万博総合委員会の「三菱未来館」など計9箇所の国内パビリオンのライブ配信を予定しております。オンラインツアーは大阪・関西万博の開催期間中に、1週間に1~3回程度の実施を予定しています。
「オンラインツアー」概要
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提供日時:2025年4月13日(日)〜 2025年10月13日(月)※アーカイブ配信あり
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開催頻度:1週間に1~3回程度
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費用:無料
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配信予定パビリオン ※2024年9月現在
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配信スケジュール(仮):
14時頃から1時間程度、以下スケジュールでの配信を予定しております。
【オープニング(生配信)】 パビリオン前でのオープニングトーク、パビリオンの説明、クイズ
【本編(収録映像)】 パビリオン内のガイド付きオンライン見学
【エンディング(生配信)】 パビリオン前でのエンディングトーク、クイズ
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視聴環境:
オンラインツアーは、MUIC Kansai と東京トラベルパートナーズ株式会社、住友電気工業株式会社で実証事業として行っている、介護施設や特別支援学校に提供実績のあるリモート観光プラットフォームの仕組み等を活用し配信予定です。
アクセシブルサポートサービスとは
大阪・関西万博に参加したくても難しい方を対象に、リアルとバーチャル両面でサポートを行い、参加ハードルを下げることを目的としたサービスです。
世界に先駆けて高齢化社会に突入している日本で行われる大阪・関西万博において、万博へ参加したくても難しい方をサポートする事で日本の福祉分野の力を世界に発信してまいります。LET’S EXPOでは3つの「アクセシブルサポート」を提供する事でおよそ35万人の身体に不自由を抱える方々にリアル・バーチャル両面で万博を楽しんでいただく事を目指しています。
▼ アクセシブルサポート詳細
① 「会場内サポート」
LET‘S EXPOのスタッフが車いすユーザーの押し手サポート等を行い、身体に不自由を抱える方でも万博会場内をスムーズに巡ることができるよう支援を行います。
② 「バーチャル体験サポート」
オンライン空間上に夢洲会場を3DCGで再現したバーチャル会場を用意し、ARやVR等のバーチャル技術を活用した取組みを展開する「バーチャル万博」や各パビリオンをライブ配信する「オンラインツアー」を、入居中の介護施設、障がい者施設他の現地で視聴できるよう、それらの体験・操作をサポートします。
③ 「オンラインツアー」
チャット機能を使って出演者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができるなど、まるで現地にいるかのような臨場感ある万博ツアーを自宅や介護施設から体験することができます。
LET’S EXPOボランティア募集について
「アクセシブルサポート」に関するサポーターの第一次募集を、2024年8月29日(木)より開始しております。募集人数は会場内サポートで1,000人程度、バーチャル体験サポートで各都道府県10人程度以上を予定しており、活動日の交通費・食費相当の支給 (2,000円相当・プリペイドカード等)も予定しています。本サポート提供に関する基本研修及び配置別研修は、2025年1月に実施予定です。
▼ボランティア募集スケジュール
11月30日(土):応募受付締め切り
12月中旬ごろ:選考結果の通知開始
2025年1月ごろ:基本研修
2025年2月ごろ:ロールプレイング研修
2025年4月13日〜10月13日:ボランティア活動期間
詳細はLET‘S EXPO HP掲載のボランティア募集要綱をご確認ください。
https://www.lets-expo.jp/volunteer
LET’S EXPOの運営主体企業について
■ 一般社団法人関西イノベーションセンター
所在地:大阪府大阪市中央区伏見町三丁目6番3号
代表者:早乙女 実(理事長)
事業内容:「観光とイノベーションの新結合」を目指すイノベーション創出拠点として、観光産業に関わるさまざまな企業や人が集い、新しいビジネスの創出や社会実装に取り組む。観光産業の更なる発展と地域経済活性化への貢献を目指す。
URL:https://www.muic-kansai.jp/
■ 東京トラベルパートナーズ株式会社
所在地:東京都渋谷区代々木3丁目22番7号 新宿文化クイントビル14階
代表者:栗原 茂行(代表取締役)
事業概要:介護施設向け旅行サービス「旅介」、介護施設向けオンラインツアーサービス「旅介オンラインツアー」、フランス発オンラインツアーサービス「ONYVA!」、会議室「新宿クイントサロン」、一般旅客自動車運送事業
URL:https://www.tokyotravelpartners.jp
■ 住友電気工業株式会社
所在地:大阪市中央区北浜4-5-33
代表者:井上 治(代表取締役社長)
事業概要:環境エネルギー関連事業、情報通信関連事業、自動車関連事業、エレクトロニクス関連事業、産業素材関連事業他の5部門にわたって、製品の開発、製造、販売、サービス等の事業活動を展開
URL:https://sumitomoelectric.com/jp/
運営協力・参画予定企業について
≪運営協力≫
株式会社kenma(プロジェクトデザイン):https://www.kenma.co/
株式会社Blanket(プロジェクト協力):https://blan-ket.com/
東北大学 瀧 靖之(運営企画サポート)
≪参画予定企業≫
社会医療法人愛仁会:https://www.aijinkai.or.jp/
特定非営利活動法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター:https://www.barifuri.com/
特定非営利活動法人AYA:https://aya-npo.org/
株式会社コネクシー:https://conexi.co.jp/
LET’S EXPOについて(https://www.lets-expo.jp)
LET’S EXPOとは、万博に”簡単に行けない方”の参加を実現するユニバーサルツーリズムプロジェクトです。
「万博に行きたいけれど、行くことができない」方々の課題を、当事者とその家族や介護・福祉関係者と解決し、誰もが楽しめる万博を目指しています。
まずはアクセシブルサポートを通して、およそ1,200万人の身体に不自由を抱える方(要支援要介護認定を受けている方、障害者手帳をお持ちの方)のうち3%にあたる35万人の方々にリアルおよびバーチャル両面で万博を楽しんでいただく事を目指します。
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